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スタッフマラソン第5チェックポイント

くろです。
おはようございます。
現在はJST10:09、束の間の仙台自宅よりお届けします。
ちなみに、例によってセッションを一切聞いてないのでテクニカルな話はまったく出てきません。どちらかというと読書感想文のようなおきもち作文です。

お気づきではないと思うが、第3、第4のブログを(まだ)書いていません。一応第3は書きかけということになっているが気がつけばもう第5まできてしまった。

ごまかすためのうどん

なぜ先に第5の公開なのかというと、方々でスタッフ業をやってみて、自分自身の気づき、みたいなのがあったので忘れないうちに書いておきたいと思ったためです。

雑感

今回は地方カンファレンスの中でも「ちゃんと地方」と言える場所での開催でした。これまで札幌大阪福岡など「東京ではないが都会」といったところが多く参加者が集まりやすく、また現地在住で初めてカンファレンス来ました、という人たちに対してもアクセスしやすかったと思います。

今回1参加者&当日スタッフとして感じたのは「香川初めて来たけどいいところだった」という感想を持った参加者(自分を含む)が多かったのではないかということ。委員長自身が将来は香川に移住したいと言って始まったこのイベントが、もしかすると他の参加者にも波及して、香川に住みたいと思うかもしれないし、そうでなくてもまた来たいと思ってもらえたような「香川の解像度をあげる」ことに一役買ったのではないか、と思いました。

4月の小田原開催では、スポンサーブースに小田原移住相談窓口が開設されていて、あれよかったね、という声が結構聞こえてきました。技術カンファレンスであろうと、その街を訪れてその街の良さを知り、将来の移住先の一つの下見ができるチャンス、と捉えられるのは地方カンファレンスの副産物としてとても有意義だなぁと感じています。

スタッフの練度、参加者の練度

今回書きたいとおもったのがこれです。今年だけで5回PHP系カンファレンスイベントにスタッフとして参加して、4回のカンファレンスで現場で「トラブルがおきたらどうしようオロオロ」みたいな、具体的には委員長のどんよりした雰囲気を感じた機会があったんですが(感じなかったのは3月)、大体のケースでスタッフ/参加者の練度が高いので大丈夫だろう、と「責任が限定的な立場(重要)」から楽観的に考えていました。

もちろんスタッフの大半がスタッフ業初めてです!という回もあり、みんなで一緒に走り回りましたが、それでも参加者の皆さんが困ってそうなのは最初の「どのセッションがどのルームか」という点のみで、他は実際大きな問題は起きませんでした。

香川のカンファレンスでは、委員長を含めたほとんどのスタッフが香川県外からの参加で、当日初めて見る重要文化財の会場にこれまでにない困ったポイントが多かったのが振り返ってみると面白かったです。

さらに言うとうずらの間ですよ。あれなんだったんですかね。多分スタッフとして一番困る質問は「うずらの間って何があるんですか?」とか聞かれることです。なんだったんでしょうね。「うずらさんがいます」って答えたかもしれないけど結構な確率でうずらさんいなかったし。たまに通りかかると壮大さんが持ち込んだ格ゲーやってました。

それはそれとして会場は広く、名前が似ていて(〜の間)、何がどの間でやってるのかはスタッフもほぼ把握できていません。そこで、一部の参加者に「すまんがスタッフも何もわかっていないので、参加者同士助け合ってよしなに楽しんでください」みたいな声かけをしました。

いやそれはどうなんだよ?と思うかもしれませんし、自分でも思いますが、その場で「いやそれはどうなんだよ?」と言ってくる参加者はいないと、自分自身が参加者のみなさんに全幅の信頼を置いてるという気づきを得ました。うずらの間にうずらさんがいなかったことに腹を立ててスタッフに詰め寄る人もいません。

カンファレンスの廊下を見つけて楽しんでくれたり、うどんを黙々と食べ続けてくれたり、スポンサーブースが賑わっていたりとよしなにやってくれていて、とてもよかったです。

運営側の不手際でごめんなさい事案は発生しまくったしある意味で香川が一番現場が混乱していたと感じています。それと同じぐらい、そこにいたすべての人で作ったカンファレンスだったな、としみじみ思い返しています。

おわりに

とまぁなんのまとまりもないおきもちでしたが、今後も毎年香川でやるような噂を聞きました。来年もまた楽しみにしましょう。おそらく今年の反省を生かして、もうちょっと何がどこにあるか、とかはちゃんと答えられるスタッフがたくさんいるはずです。来年もまたうどん食べに行きましょう。