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アラフォーから情報処理技術者試験などを受け始めた話

こんにちは。CSE北海道のがすぱーるです。まだまだ寒い日が続きますが、春(4月)まではあと少しです。ということで毎年4月と10月に実施されている情報処理技術者試験を受け始めた話について書きます。

きっかけ

情シスと名乗り始める少し前のことです。アラフォーになったある日、ふと自分のスキルや知識レベルを証明できそうなものが何にもないことに気づきましたw。ちょうど、人員が増えそうというタイミングということもあり、情シスという存在をエライ人でも評価しやすいわかりやすい指標として、IPA(情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験からはじめることにしました。

それならばと自分も受験することになりITパスポート試験から挑戦してみることにしました。

1年目 ITパスポート試験

(勉強時間:1週間くらい)当時はITパスポート最速合格術 ~1000点満点を獲得した勉強法の秘密 という本を購入して暇さえあればとにかく読み込んでました。今思うとあまり効率が良い学習法とは言えませんでしたが、結果は一発合格でしたが思ったより大変な印象を受けてしまいました。CBT方式は初めてで非常に新鮮に感じましたが、明らかに自分より若い方も多く場違い感でちょっとニガテ意識は持ってしまいましたね。

1年目 情報セキュリティマネジメント試験

 (勉強時間:1か月くらい)2016年に新設された試験です。初回はガチ勢(同世代っぽい人も多かった!)がこぞって受けた結果平均点が80点を超えるなどとんでもないことになった試験です。Iパスの次のステップとして受けてみましたが、当時はあまり参考書がなく応用情報技術者や情報セキュリティスペシャリストの問題を異様に難しく感じながらわけもわからずひたすら解きまくっていました。

 このころから○○試験ドットコムというサイトに気いて過去問道場で過去問を解きまくりました。これも一発で合格はできました。

1年目~2年目 情報セキュリティスペシャリスト試験(情報処理安全確保支援士試験の前身) 

(勉強時間:数か月)情報セキュリティマネジメント試験に合格した後、楽勝だと勘違いした私は無謀にも基本情報技術者試験や応用情報技術者試験をすっとばして情報セキュリティスペシャリスト試験を受験しました。さすがに同世代も多しでアウェー感は少なく印象はよかったのですが、やっぱり1回目は不合格(無謀)でした。でも、不思議と不可能な感じはしませんでしたね。こちらは3回目で合格することができました。

今思うと本当に無謀でしたがこの経験は大きかったです。その後の記述式の試験は全く怖くなくなりました。その後、高度試験の不合格を数回繰り返した後、数年後に応用情報技術者を受けましたが。ほとんど何も準備できなかったにも関わらず非常に易しく感じられたほどです(もちろん1発合格)。

後になって実感しましたが、応用情報技術者と高度試験はその難易度には大きな違いがあります。場合によっては逆順の方がうまくいくかもしれません。

勉強法1.スキマ時間を活用しよう

さて、勉強法です。いろいろやってみて感じたのはスキマ時間を活用した勉強の大切さです。家族のお迎えや移動時間に勉強しました。私の場合、午前試験の勉強はほとんど全部○○試験ドットコムで選択式問題の対策を行いました。どんどん問題を流す日、計算問題もしっかり解き解説もしっかり読む日を使い分けてました。(必要に応じて分野別の参考書はあってもよいがほとんど読まなかった)

勉強法2.午後問題は印刷しよう

勿体ないのでホントは印刷したくなかったです。しかし、応用情報技術者試験や高度試験の午後問題のような記述式の問題は絶対に慣れが必要です。紙の問題冊子でそれぞれの専門分野の知識が織り交ぜられた長文の問題文(問題だけで10ページとか)を読み込んで解答を探す読解力(現代文が得意な人は強いかも)も必要になってきます。いろいろ対策を考えて実践してみたのですが、数回落ちてこれは読むだけではどうにもならないと悟りました。休日などを使って、公開されている過去問を印刷して、問題用紙に本番と同様に書き込みをしながらやるのが最短かなと思います。(こういうとき会社のプリンタを利用させてもらえればありがたいですね)

勉強法3.必要?or不要?という前に受けてみませんか?

必要or不必要?と意見が分かれることも多いです。実際合格しても毎回同じフォーマットの証書が送られてくるだけです(大臣はちょくちょく変わるのでそこは面白い)。勉強しての一番のメリットは基礎知識が広がってその筋(ベンダーさんなど)の方とも共通語ができることだと思います。

視野も広がったのでいろんな目線で見ていけるようになりましたし、いろいろな製品やベンダーさんの提案に対しての気づきも多く出てくるようになりました。

アラフォー&それ以上でも関係ありません。上手に頑張れば合格できます。転職はもちろんのこと長い人生きっと何かしらの役に立ちます。今からからじゃ無理かなぁと思っておられるそこのアラフォーのみなさん!大丈夫です是非挑戦してみてください。

この記事を読んでCSE Hokkaido(エゾジニア)が気になった方はぜひ↓の記事をご覧ください。

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