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パリ流ファッションスタイル診断受診レポ@pilviさん

この度念願のパリ流を受けてきたので、整理のためにアウトプットしてみました。
自分用の備忘録を兼ねているので勢いのままに書きなぐってますが、何かの参考になれば幸いです。


私のスペック

PC:ブルベ夏冬(青み重視)
PD:フェミニングレース(8:2)
骨格:ソフトクラシック
顔タイプ:フェミニン(エレガント寄せ可)
アルファ式:ソフトめクラシック(ソフトカジュアル要素有り)

それなりに色々受けてきましたが、とにかくブルベであること、きっちりかっちりした中で柔らかさがあるものが得意、というのは共通で言われてきました。
アルファ式の話は、詳しく書こうとするとこれ1つでレポ書ける程度には長くなりますが、「歴史を感じる風合いのクラシック」だそうです。コンサバなオフィスレディというより、本が好きなヨーロッパの学生。クラシックなものは割と全般的に得意だけど、単体だと固すぎるのでレトロシックなテイストを入れるといい感じ、というニュアンスでした。今回の本題ではないので、ここはこのくらいで。

受診のきっかけ

キャッチフレーズが‥‥欲しい‥‥!!(単純)
イメコン歴は3年程度、そろそろどの診断を受けてもオチは見えてきたな……となり腰を重くしていましたが、皆様の素敵なキャッチフレーズを見ていやこれは欲しいな‥‥と受診を決意。
対面で会うのとzoom上とではかなり印象が違うタイプらしいのは就活で学んでいたので、対面で受診出来る東京近郊のサロンとしてpilviさんに決めました。他人の診断を横で眺めるのが好きなので、イメコン好きな友人をお誘いして二人で予約。全体の雰囲気を見てスペックが決まるタイプの診断はPD以来で、約3年ぶりだったので、どの程度自分が自分のスペックを落とし込めているのか、答えあわせする良い機会だったなと思います。

受診前

事前質問として、メールでいくつか質問事項に解答していました。

  1. 普段のコーディネイトがわかる全身写真を3枚以上:
    これに一番苦労しました。旅行の時の浮かれきっている写真しかない上に、旅行は動きやすさを優先してイメコンガン無視の服装で行くので……。
    顔が写っていない、全身写らない写真も含めて20枚ぐらいお送りしましたが、診断時もかなりこうした写真を参照するので、結果的に良かったかなと思います。

  2. 内面分析表:
    メールにて添付されていた質問に解答。ネット上のパーソナリティ診断のような質問事項に答えていきます。

  3. その他質問:
    今までのイメコン受診歴や、惹かれる世界観、憧れる芸能人、ファッションについて自分が重視すること、自分の性格とそれが他人にどう見られているか等。
    思えば、ここまで自分の好みについて向き合ったことはなかったかもしれません。好きなファッションテイスト・世界観をPinterestで纏めていましたが、一番楽しい時間でした。
    以下に私の好みの煮凝りみたいなPinterestを載せていますが、やっぱりコンサバな中でもカジュアルなテイストが好きなのかもしれない。NYでマンハッタンを闊歩するOLになりたい……トレンチコートにスニーカーで過ごせるのが理想だと信じて疑っていません。笑

事前予想

色々と考えましたが、最終的な着地点はこちら。
Mクラシック
S エレガント
A トラディショナル

きちんとしている、落ち着いている、スーツ似合う等はどの診断でも言われてきたので、Mクラシックは固いと予想。エレガントは遠くはないものの、マーキュリーデュオとか着ると気合い入った人になっちゃうからメインではないんだろうな〜と思い、サブに入れました。
Aトラディショナルはアルファ式の結果でレトロシックなテイストが似合うと言われたので入れました。ぶっちゃけアクセント無も全然予想していた。
そしていよいよ診断当日。
以下、🎪=アベサトミ先生の発言、という体でレポして行きます。

診断開始

まずはカウンセリング。事前質問で解答した事柄について確認していく形です。

🎪「色素はブルベですね、髪質も柔らかめ。顔タイプはフェミニン……でも、全体感で見たときに曲線ではないですね。骨格もソフトクラシックですし、直線・曲線どちらかに強く振れる必要はないかも」
イメコン受診歴を見てのコメント。私も言うほど自分は曲線族ではないと思ってるので違和感ありませんでした。こじはるちゃんだとちょいやり過ぎ。

🎪「パリ流だと昼・夜の概念というのもあるんですが……りりぃさんの場合はここも中庸かなあ。落ち着いた雰囲気はお似合いなんですが、アクティブな昼間でも結構生き生きされてるんですよね」
旅行の時の写真を見てのコメントでした。まあシチュエーションがシチュエーションなので楽しそうな顔をしている、というのもあるんですが……オーストラリアで撮った写真が、笑顔が背景の青空に馴染んでいて、あまりにも良い顔していたそうです笑。
🎪「綺麗めにとことん寄せる必要もないんじゃないかな。写真で提出頂いたぐらいのカジュアルテイストなら十分自然に見えます」
確かに、大学の時はデニムにスニーカーでキャンパスを闊歩していましたが、誰にも何も言われなかったな……

もはや私がどうこうというよりオーストラリアが良過ぎる。

🎪「旅行の時のお写真はクラシックスポーティ、という感じですね。この辺りは……(冬場のお出かけ着を指して)クラシックエレガントかな?オフィススタイルのお写真も送って頂きましたが、固過ぎる感はありますね」

クラエレ判定頂いた、冬の服装。
仕事帰り。バシッと決めてきました感がある。

全体的に、送付したコーデ写真はメインクラシックのものが多かったとのこと。この時点でやっぱりオチは見えてきていますね……

🎪「惹かれる世界観は……トラッドな感じの雰囲気がお好きなんですね。憧れの芸能人も割とキリッとした印象の方に寄っています。眉メイクの加減次第ではそちらの方向に寄せるのは全然可能だと思いますよ」
まつパではなく眉サロンに課金しているタイプのフェミグレでしたが、やはり間違ってはいなさそう。

🎪「スポーツブランドとかを着てスポーティをメインに据えてしまうと、用途に合わせて着た感が拭えないですね。エレガントを前面に出すのも、同じくめかし込んできた感があり、やり過ぎです」

🎪「男性らしさ、女性らしさで言うと、案外中庸かも」
ここは驚き。これだけフェミニンフェミニン言われて女性らしさに振り切らないこともあるのか……となりました。

スタイル決め(メイン・サブ)

パリ流とはなんぞや?という説明が入り、ここからがスタイル決め。パリ流では遠いスペックから順に消して行き、メインを決める……という方式が一般的なのですが、

🎪「りりぃさんの場合、メインが明確なので先に決めちゃいましょう。ご本人も自覚あられますよね?」
とまあ、こんな風に振られてしまえば、ああやはりな、となるわけです。
私「クラシックですよね?」
🎪「間違いなくクラシックです。同じベーシックグループでも、トラディショナルだと重厚過ぎる。けれど、ベースはやはりきちんと感・整い感が欲しいタイプになります」
知ってた。ダメージジーンズとか対極の存在だと思ってるし。


🎪「りりぃさんはクラシックをメインに据えていれば結構何でも似合いやすいタイプなので、サブ決めが難しいんです。というわけでここからは従前通り遠いものから消していって、どのタイプが近いかを見て行きますね」
曲直、昼夜、男女、3つの軸で中庸に近いと言われていたのは、こういうことだったんですね。

気を取り直して、自分が最も遠いと思うタイプから消して行きます。
🎪「大体、最初の5つ目ぐらいまでは消え順がわかりやすい方が多いのですが……まず最初、どこだと思いますか?」
私「ドラマティックですね」
🎪「ですよね。クラシックの対極です」
自分に派手なものが似合うと思ったことが一度もない。

🎪「基本的に、ごちゃごちゃした・纏まりのないものが苦手なんですよね。なので、次に消えるのはクリエイティブになります。子供っぽいのも消える要因の1つですね」
ポップな模様とかカラフルな服とか、私が着ると高熱出した時の悪夢みたいになりそう。
🎪「以上のキーワードで、次に消えるのはどこでしょうか?」
私「ロマンティック……ですかね?」
🎪「その通りです。甘さが似合わない訳ではないんですけど、方向性が違いますよね」
フリフリ系の服、私が着たらこいつ疲れてるんだな……と真っ先に心配されそうな系統です。

🎪「この辺りから迷い出すんですが……次にナチュラルを消します」
なんと。スポーティから先に消えると思っていたので、かなりびっくり。
🎪「ナチュラルだとシルエットもオーバーサイズだったりして、部屋着感が出てしまうと思うんですよね。色使い・輪郭がぼやっとして、ナメられやすくなってしまいそう。スポーティだとヨガウェアとかも入ってくるので、こちらの方がまだ着ていそうかな。なので僅差でナチュラルが先に消えます」
というわけで、ナチュラル→スポーティの順で脱落。

🎪「次も迷いどころです。セクシーとシックがどちらが遠いか……ただ、骨格的には女性的な部分の方がポイント高いかな。シック→セクシーの順で外しましょう」
この2つはもっと初期に外れると思っていましたが、なんだかんだここまで残ったのは、大人っぽい・落ち着いた印象が強いのかな。

🎪「ここまで来ると、エレガントより先にトラディショナルが外れます。ここまでかっちりさせると重過ぎる。最後にエレガントですが、メインがエレガントになる方って、髪や指先の細部まで整わないと気になるタイプなんですよ」
私「いや……流石にそこまでではないですね、普段も髪巻いてないです」
🎪「ですよね。なので、メインにはなりません」

というわけで、ドラマティック→クリエイティブ→ロマンティック→ナチュラル→スポーティ→シック→セクシー→トラディショナル→エレガント→クラシックとなりました。

🎪「さて、ここからどうサブを決めるかですが……Mのクラシックに、各タイプを組み合わせるとこんな感じですね」
ここからは、Pinterestを見ながら各組み合わせの雰囲気を見て行きます。

  • MクラシックSドラマティック:
    明らかに違う。言語化に困りますが、シンプルなパリコレモデルって感じで、とにかく違うことがわかりました。笑

  • MクラシックSクリエイティブ:
    だいぶ色も多いし、私が着るには少し遊びすぎだな、という感想です。

  • MクラシックSロマンティック:
    可愛らし過ぎる。バレエシューズとか似合わないですね……JILL BY JILLSTUARTとかこの辺りの系統かな?と思いました。

  • MクラシックSナチュラル:
    着れなくはないが、何処と無く寂しい。この辺りから、日常にも取り入れやすいようなラインになってきます。

  • MクラシックSスポーティ:
    悪くない。オフスタイルの落とし所としては一番妥当かも。

  • MクラシックSシック:
    夜のオフィス。格好良く決めたいときはありだが、重たすぎ。

  • MクラシックSセクシー:
    壇蜜さん。身体のラインは出すが、露出はしない。積極的に取り入れたいテイストではない。

  • MクラシックSトラディショナル:
    ザ・オフィススタイル。ベストとして持って来るには固過ぎる。

  • MクラシックSエレガント:
    落ち着いた女性、という雰囲気で、かなりマッチする。

🎪「Mクラは固いとして、Sをスポーティにするか、エレガントにするか、実際にお会いするまで迷っていたんですよね」
旅行の時の写真の表情が良かったのか、クラスポも結構捨てがたいとのことでしたが……
🎪「実際にお会いして、やっぱり落ち着いた方だなという印象に傾きました。サブはエレガントにしましょう!」

MクラシックSエレガントに決定。やはりな、という感じでした。
提出した着物の写真、すごく良かったとのこと。クラエレど真ん中ですね。

雅叙園は良いぞ

アクセント決め

ここで、アクセントの有無、内面と外面の乖離度合い等を見る観点で、内面テストを採点。

🎪「りりぃさんは……バランスが良いですね。どのカテゴリーも似たような点数です」

  • 1位:シックエレガント/ロマンティックセクシー:6点 

  • 2位:クラシックトラディショナル:5点

  • 3位:ナチュラルスポーティ/クリエイティブドラマティック:4点

🎪「点数の偏りがないので、外見的に似合うものをすんなり受け入れやすいタイプかなと思います」
確かに。似合うと言われれば大体なんでも好きになれるお得な性格をしています。

🎪「MクラSエレのみでも良いのですが、アクセント欲しいですね。Sのエレガントで女性らしさは十分に出せているので、ここはシックが良いかな」
ピリッとしたスパイスを加えるという意味で、シックが加わるとより洒落た雰囲気になるとのこと。
確かに、辛さがあった方が引き締まる感じがして良いかもしれない。見た目に反して声がかなり低かったりするので、そうしたギャップの自己表現としてもアクセントのシックはしっくり来るな。

というわけで、MクラシックSエレガントAシック!!!

Q&A

  • 似合う場所:
    紫陽花が咲く和の空間。小雨の中傘指して歩いてる感じ。実は茶道やってたので、和風の空間が似合うと言われると嬉しくなります。
    落ち着いている感じが大事なので、カフェとかでもアンティーク調の方が似合う。寺社仏閣巡りとかしてそう。別荘地の深窓の令嬢。

  • 似合う色:
    白や落ち着いたネイビー。彩度の高い色は似合いづらい。
    ペールトーンや、男性のYシャツの色展開のようなイメージの色相も似合いそう。全身白が似合うかといえばそうでもなく、明度の対比はあって良いが、色相の対比は不要。

  • 参考になる芸能人:
    TWICEのミナちゃん、仲間由紀恵さん。ど真ん中のクラエレ(木村多江さん)とは少しズレる。海外の女優だとエマワトソン。

  • 似合うメイクの質感:
    ムラが出ると気になるので、そこさえ気をつければPC に沿う形で良い。極端にマットでも極端にツヤでもない。中庸。

  • アクセントの取り入れ方:
    黒を持ちがち、というのも1つのアクセント。ユニセックスのアクセサリーを取り入れるものあり。シャープなものは骨格が負けるので、意識的に取り入れる必要はない。甘さのないシルバーアクセサリーを取り入れる。

  • 似合うブランド:
    Mクラシックの要素が強いので、ユニクロは取り入れやすい。普段買うブランドの中からベーシックなアイテムを選んでいけばOK。シンプル一辺倒だと寂しいので、そういう意味でもanuansの方向性は間違っていない。
    きちんとした印象が大事なので、服選びにおいてもシルエットは重視すべし。

  • 提出した中で一番良いコーデ:
    着物が一番良いというのは置いておいて笑、先生が選んだのはこちら。

dazzlynのワンピース。アルファ式でも好評でした。

診断後

1週間ほど経って、資料が到着。
1ページ分、個人向けにカスタマイズしてくれるパーソナルページの内容をリクエスト出来るのですが、私は「夏のカジュアルコーデ」をお願いしました。
勿論これだけではなくて、イメージ配色やコーディネート例、提出コーデの添削など、情報量盛りだくさんの資料を頂けます。

そして、キーワードとキャッチフレーズはこちら!

キャッチフレーズ:
白い絹のごとく上質な美しさを持つ涼やかな大和撫子

キーワード:
シンプル、落ち着き、端正、正統派、清楚、上品、しなやか、淑やか

これが圧倒的クラシックと言わしめた人間の力……!とにかく上品さ、落ち着きがあることが大事。花ではなくて絹の上品さ、というあたりにクラシックを感じますね。
『柔らかい』ということは『ダイヤモンド』よりも壊れないッ!とどこぞの漫画でもありましたが、そういうしなやかさこそ私の求めていた『芯』なのかもしれません。

まとめ

  • スタイル:
    MクラシックSエレガントAシック

  • キャッチフレーズ:
    白い絹のごとく上質な美しさを持つ涼やかな大和撫子

  • キーワード:
    シンプル、落ち着き、端正、正統派、清楚、上品、しなやか、淑やか

総評

改めて自分の得意不得意が言語化されて、素敵なキャッチフレーズも頂けて、受けてよかった!
クラシックを外さなければ似合う範囲が幅広いと太鼓判を押して頂けたのが一番嬉しかったです。後、手癖としてちゃんと似合うもの選べてるので、自分の審美眼を信用して良いと言われたのも有難かった。今まで受けてきたイメコンをなんやかんや落とし込めているようですね。
昨年は結構ダークトーンで服装を纏めていたので、今年はパリ流の結果を生かして明るい色、白を取り入れたい……何と言っても「白い絹のごとく上質な美しさを持つ涼やかな大和撫子」ですからね。

改めて、診断してくださったアベサトミ先生、ここまで読んで下さったミナ様、ありがとうございました!

それではまた。

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