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ガロスぺ世界大会後夜祭

ちょっとした備忘録と言うか、実は後夜祭出た事ないので毎年配信を指くわえてみてる勢だったりしたので、何気に初参加です。
いや、毎年仕事だったり仕事だったり仕事だったりでしたよ。

今年は祝日だったので初めからいくつもりでした。
まぁ行ったら行ったで昨日の殺伐とした雰囲気はなく、皆さんにこやかにほがらかに談笑しながら、マイキャラだけではなくサブキャラも使ってのびのびとガロスぺを楽しんでいました。
流石に対戦台は20セット→10セットに縮小されていましたが、それでも埋まるぐらいの人数でわきあいあい、きっとプレッシャーが抜けていたんでしょうね、少年の笑顔ですよ。
前日の大会の事もあーだこーだいいながら、来年はどーだこーだいいながら、時にからかい時に笑い、その上で「じゃぁ対戦すっか!」と50円玉握りしめて筐体に向かい合うわけで、まぁ…幸せな時間ですよね

さて、世界大会の後夜祭は毎年恒例で紅白戦です。
世界大会1位と2位が大将となって、参加者から一人ずつ選んでいき紅白にわかれてレッツぱーりぃですよ。

詳しい展開は、ミカド公式が挙げているYouTubeを見て欲しいのですが、まず大将は世界一位の与作と二位のNANASE選手がなり、それぞれプレイヤーを奪い合っていきます。
そして勝ち抜き戦でぶつけていくわけですが、本来なら実力が上だと思われるプレイヤーを後にしていくのが正しい大人数団体戦だとは思うのですが、遠征勢はその日の夕方や夜の便で帰る人が多くて、序盤から実力者が出て我々一回戦ルーザーズを駆逐していくと言う展開でした。

この流れで実況はいつもの「高田馬場のAKIRAさん」から、与作とNANASE選手に変更になって、与作の「性癖を垂れ流しにしながら大乱闘」と言う合図と共に戦いは始まっていったのですが、
マイクを置いたAKIRAさん、それはそれは嬉しそうに、さーっと空いている対戦台へ
もうニコニコしてましたよ。いつも大会をやっている時のしんどそうな顔ではなく(マイクを握ると笑顔で配信始めるんですけどね)、それこそ少年の顔で普段戦えない地方の強豪たちに乱入していってました。
本人の気持ちは本人にしかわからないのですが、色んなプレッシャーから解放されたのかなぁ…と思ったりしました。

まぁ、現場としては紅白戦はおまけみたいな所があって、観戦している人たちも確かに多かったですけど、もう帰らなくてはならない人たちもいて、その人たちはまだ対戦したい。残れる人もその人たちと対戦がしたい。需要と供給がマッチして延々と対戦は盛り上がり続けます。
それでも対戦は和やかに和気藹々。サブキャラ入り乱れて誰が誰?みたいな状況で、その途中に紅白戦に呼ばれて、配信台で闘ってくる。といった流れ。


世界大会当日の意気込みやプレッシャーの抜けた、本来の全国の狼たちの姿がそこにはありました。


私もざっと棒金一本分ぐらい対戦しましたけど、その中で印象に残っている事をいくつかご紹介しよ・・・う、とも、思ったのですが、個人名が出たりプライベートな事が出てしまうので、Twitterでつぶやいた事以外は、当人同士の思い出と言う事にしたいと思います。


あ、紅白戦にもエントリーし、与作軍での参戦だったのですが、
与作に忘れられてた上に、トイレに行きたいけど解説しなきゃいけないから、たぶん処理されて終わるだろうと言う事で、おりはる十平衛にぶちあてられていつものミカドで見るように処理されて消えていきました。
いや、関西勢にぶつけてくれたらネタとぶっぱでもうちょっと仕事したよ俺。と思う頃に本当にトイレにいった与作が「終わった?」と戻ってきてました。

ゼッユル!


さて、紅白戦も終わりまだ少し時間がありますね。
となったので、ミカド名物「おかしなガロスぺ大会」をやろう!の流れ

候補は「難解コマンド入力大会」か「一秒ガロスぺ」か「片手ガロスぺ」となったのですが、とりあえずやりやすい「一秒ガロスぺ」をやることになりました。
まぁこの一秒ガロスぺ。
とにかく一回見て欲しい。


ある程度ガロスぺがわかっている人にはめちゃくちゃ面白いのだが、知らない人には何が何だかの世界です。
ただ、そこに集まっているのはガロスぺを知り尽くした猛者共だ。
一秒に全ての意識を費やした笑i・・・戦いは、きっと各地の狼たちに届いたと思います。
マジ名勝負だからガロスぺわかる人は皆見て!


さて、流石に狼たちは一人、また一人と帰路につき、人は減っていきます。
後夜祭は「片手ガロスぺ」大会へと移行していくのですが、ポンコツな体を持つわたくしめは疲れはててしまったのでここらでお暇です。
その為これ以降の状況はわかりません。
色々思いが沢山ぐるぐるした後夜祭でしたが、そんな中、ガロスぺのコマンド入力的な意味で興味深かったお話を最後に。

ミカド勢のムツミさんはアクセル使いですが、こういう場では色々使います。
私とやる時にダックを選んでダック同士でやっていたのですが、ダック同士だと特に打ち合わせもないまま、ブレイク合戦になり、ミカドで言うとチャーリーやシュウヘイ、ハルミチといったチームダックスの面々が、立ブレイクや片手ブレイクでひょいひょい投げ合っていくのですが、ムツミさんは普段ダックを使わないので、立ブレイクどころか当てブレイクもままなりません。
その為、色々試しながらブレイクスパイラルを施行していたのですが、対戦相手が、人間国宝の天神さんと言う事があってか、近距離強キック空かしブレイクを狙ってきたんです。

何度か試すのですが出ない。

結局タイムアップになったのですが、近距離強キック空かしブレイクは決して難しい技ではないのですが、普段やらない人にいきなりやってみろ!と言ってすんなり出来るものでもありません。

仕組みとしては、ブレイクスパイラルのコマンドは上方向が入っているので、通常技の硬直中に上方向を経由して、硬直が切れると同時にコマンドを完成させることで、相手を投げる事が出来ます。
もちろん間合いの範囲ならジャンプしないように利用する小技は何でも良いわけです。
ただ、このゲームは食らい判定中とガードモーションは投げられません。(例外あり)
ヒットさせたりガードさせたりするとそれらのモーションが切れるまでまたないと行けないので、相手が食らわず、ガードモーションもとらないという条件と正確なコマンドで投げ範囲内と言う条件が成立しないと技は出ません。その為、条件を満たせすことが容易な「ジャンプ空かし」や「近距離強キック空かし」が簡単だと言われるのです。

が、普段ダックを使わない人、と言うか使う人でもタワーバックキック(近距離強キック)の硬直がどのくらいのものか、体感で知っている人は少ないと思います。
簡単だと言われている行動も、慣れているからとかある程度練習しているからとか下地があって初めて簡単にできるわけで、ムツミさん程、色々なキャラを使って知識も技術もある人でもこうなるのですから、なんてことない技術一つとってみても決して馬鹿にできない技術なんだなぁと改めて思いました。

いや、タワーバックキック空かしが難しい技術と言っているんじゃないんです。そこそこ慣れてないと失敗するよ。って言っているだけで。
わかりやすく例を出すなら、このゲームで誰でも簡単にできて、さほど難しくない技術と言えば、「ライン移動」です。
AボタンとBボタンを同時に押すだけで、人力で連打できるので、少しずれてても出る事はわかります。
しかし、これを延々と時間一杯連打するのは中々難しい。
人力だとどこかで失敗してしまいます。

こういう風に考えると、例えば鳳凰脚の連打だって、弱攻撃刻みコンボだって、簡単そうに思えて毎回ミスらずに繰り出してくるプレイヤーたちは高い技術力を持っているのだなぁと思うわけですよ

対戦していると、くそっ!こんな簡単に返してきやがって、と思う事は多々あります。どのキャラを使っていても、どのキャラと戦っていてもそう思う場面はいくつもあるでしょう。
でも対人戦と言う事で考えれば、
 状況を判断し、
 技を選択し、
 ミスせず繰り出す。
しかも毎回。って考えると、すごい技術合戦なのでは?

後夜祭だけでなく、今回集まった狼たち一人一人が、それぞれ大好きなゲームに心血注いで、時間をかけて、今の自分と言う技術を作り上げてきて、それをぶつけあっている。
それって、まぁ人の受け取り方次第なんですけど、
すごい奇跡が起きているのではないか?
と、愚考するわけです。
でも、これが20年後、30年後、例えば皆ミカドに集まる事が出来なくなった時、この日の事を思い返す私は「あれは奇跡の数日だった」そんな風に思っているような気がします。


今年の夏は終わりました。来年あるかはわかりません。
ってかオリンピックイヤーとなると流石に観光客も多いし、宿も高騰するでしょうから、今年より参加する人は少なくなるやもしれません。
どうなるかはわかりませんが、どうかまた奇跡の日がありますように。


来年もまた、当日と後夜祭のレポがかけますように。

終わり

有料おまけ
*毎度の事ですがそのうち公開します
なんか気恥ずかしいので金儲けの道具にしているだけです。

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