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同じ人間ですよ?


マガジン;身体を治すとしてもだよ!01



免責事項:個人の感想です。
これが正しい!と言っているわけではありません。
本当はこうだ!お前は間違っている!
と言う意見は聞きますので、
聞ける形にしてご提示頂けると幸いです。

◎まずは・・・のお話

前回からだいぶ時間が空きまして
私の近況的には退院しております

このマガジンが停滞してた理由は、
そもそも並行して書いていた日記などで
精神的に参ってしまってかなりおかしくなってたので
辛い現状や不安な未来を考えるのをやめるために
すっぱり書き物から離れて遊び惚けておりました。
あと、ちょっと頭おかしいレベルでリハビリしてました。
と言うかおかしかったです。

おかげ様で一般生活をなんとか送れる程度には回復し
障害者と言われる身分にはなりましたが
そこそこ元気にやっておりますし、
周りのサポートもありましてなんとか復職も果たしております。
その辺りの話は別マガジンで書いていく予定ですので
興味があればよろしくお願いします

さて、ぶっ倒れてから退院するまで、
年齢にしては少々長めで総日数112日
約四か月の入院生活となりました。

その間、見たもの聞いたもの感じたものを
このマガジン用にスマホに
ぽちぽち書き溜めてはいましたが
完全ではないですし、普通に固有名詞が入っているデータも出てきましたので、
それらを修正しつつ、公開していこうと思います。


また、正直に何も恐れずに言いますと、
入院生活に十分な保険をかけていた、貯蓄があった
と言う事はないので、切実にお金が欲しいのです
ですが、バリバリ働くには不自由すぎますし、
今の職業になんとか復職出来たのでここにかじりついていたい

しかし目の前の通帳はモリモリ目減りしていく

そんな状況なので、このマガジンはある程度したら有料にしていきたいと思います
具体的には更新が二つぐらい進んだら、古いのから有料化のつもりです。

なので面白いと少しでも思って頂けたら、

「有料になる前に早く読んで欲しい」

と、思います。
これは物書きの端くれとしての心と
守銭奴である現在の私の心の葛藤が導き出した答えです

どうかご念頭に置いて頂き、以降お楽しみ頂けたらと思います


以上、長い前置きと言うか再開のご挨拶



◎同じ人間ですよ? と言う話をしたいと思う

そもそも、このマガジン「身体を治すにしてもだよ!」は
医療現場について医療従事者の人たちの視点からのお話は
たくさん存在してますが、患者側からのものは少ないなぁ
しかも患者側と言うか当事者になってみるとあれもこれも
見えてくるものがすごく多くて、そのほとんどが理不尽で
このことについて大きな声でいくつもいくつも言いたい!
と強く思うようになって書き始めたものを纏めたものです

ですので、基本的に素人が素人目線で言っている事で、
実際の現場も数か所、しかも短期間の一方的な視線でしか知りません。
ですので、本業の人から見たら 何言ってるんだ?には
なるのでしょうが、まぁ「素人が素人目線で感じた感想」ほど
無駄と重要のはざまにあるコンテンツは無いと思うので
気楽に眺めて頂ければと思います。


まず、私は冬の寒い時期に倒れました。
脳梗塞です。
倒れた当日は駅前の開業医にて
体調不良で診察待ちをしている時でした。

実際によくある「バタンッ!」と倒れたわけではなく
ふらふらでも何とか歩いてそこまで来ていたのですが
異変に気付いた看護師さんたちがすぐに医師に相談してくれて
医師の判断でMRI→救急車→緊急病院へ搬送
と言う流れです。

実際その日の記憶は混濁していて、
どうにもかみ合わない事はありますが、
看護師にも医師にも緊急隊員にも迷惑かけて申し訳ない
と、後から思います。
その後嫁にずっと迷惑かけてましたが。

緊急病棟につく頃には病状が進行し身体が動かなくなってきました。
この時の事は別マガジンでまとめてますが、
診断は脳梗塞での右片麻痺
右腕はステージ2、右足はステージ1でした。
こうなると意識ははっきりとしているようで朦朧という
混濁状態で色々精神的に来るものはありましたが
兎に角色々諦めて目をつぶり
この先の不安と戦うしかなかったわけです

眠っているしかできないその間、
急性期の先生方、看護師さんたちのおかげで
少しずつ意識もはっきりしてくるわけで
食事もしっかり取れ、辺りを気にすることができるようになります

所謂「急性期」の病院なので回りは
何らかの原因で救急車で運ばれてきた人々ばかり
また、緊急状態で運ばれてきたので、病状がどう変化するか?
余談のならない状況なので、ナースステーション横の大部屋で
すぐに変化に気づけるように、処置が出来るように
カーテンでの仕切りがあるだけで
何人もの患者が並べられている状態です

この状態で数日がたち、体調的にも心境的にも周りを見る余裕が出来てきます
病状も落ち着き、暇だと感じる時間も増えてきます。
そうすると、カーテン越しの隣の会話を聞くでもなしに耳に入ってくるわけです

この時、私自身の意識も倒れた瞬間の混乱に比べれば冷静ですし
時間のつぶし方が検査しかないと言う暇な状態なので、
耳に入ってくる話に、「それはすごい」とか「まじか?!」とか
「それは人としてやばい」とか語彙力のない感想を付け始めます。


その感想は暇な時間に反芻してかみしめてみると
今のご時世、この話題は「医療現場」と言う閉鎖的な場所で
留めておく話題では無いのではないだろうか?

一部の医療従事者や患者やその家族が
エッセイや漫画でそれらをSNSやブログなどで
世界中に発信と言うか世に伝えているが
本当の当事者である医療従事者と患者の関係性を
冷静に第三者視点で見れてる事は少ないのではないだろうか?

等と、偉そうにも考えるわけです。暇なので。


問題提起と言うわけではありませんが、
まずは緊急病院、所謂、急性期の頃に

おい!俺たちは同じ人間だぞ!

と心に強く思った事例を、いくつか紹介し、
私個人の考えも語っていきたいと思います。


いくつかの事例の前に、
まずは個人的にですが、この「同じ人間だぞ!」と言う事を
思ったきっかけと言うか、私の中の理由付けとして
兎に角言いたいのは、

「患者は別に優しくされる存在じゃない」

と言う事です

病状が出てしまった、もしくはケガをした。
それが、他害なのか自業自得なのかは、
個人的な問題なので個人の中で消化して頂く
または他害ならその相手とのお話として消化して頂く問題であり
いざ、「身体を治す」 と言う時に配慮される問題ではないのです

だから、わかりやすいつもりで「優しくされる」と書きましたが、
その前に医療従事者、ここでは医師、看護師、介護士、
後はクリーニングの人や相談士なども含みますが所謂
病院側の人に対して、
 患者様だぞ!崇めよ称えよ!
みたいなのは、筋違いだし滑稽ですよ
と言う事を言いたいんです。

加えて、

 あなたは、怪我又は病気を抱えた、患者

であり、

 普段が先生だろうが政治家だろうが
 大統領だろうが 患者は患者

なのだと言う事を、大きな声で言いたいのです。

ほんっっっっと、多かったこう言う人

それに対して、医療従事者の方には、

貴方たちは崇高で高尚なる思想と技術を合わせ待つ人たちですが、
それを”職業”としている人たちで、私たちは税金を含めた金銭で
治療をお願いしております。

”職”なので、どうしてもそういう部分が出て来しまうのは、
重々承知しておりますが、私たちは

 モノでも物でもなく、者なので、
 心の中でどう蔑もうが自由ですが
 表面上は人間扱いしてください。
 
と、言う事と、

 患者は本当に暇なので皆さんの事をよく見ています。
 特に高齢の人たちは口数は少ないですが、
 皆さんの、口の動き、眉の動き、それこそ顔全体の筋肉の動きから体のちょっとした動きや仕草
 それらから、ある程度、相手の事や心境を把握するぐらいの年の功があり、
 それらを口に出して場を混乱させたり人間関係を乱したりみたいな事をおいそれとしないだけで、
 あまりにもあまりな態度は、陰で患者同士で愚痴ってたりしますよ

と言う事は、強く言いたい。
いや、同じ人間だから過酷な職業でどうしても出ちゃうイライラは
すっごくよくわかるんですが、それをぶつけるのは経営者側ですよ。

わからないだろうと考えているわけでないのだろうけど
これぐらいと思って漏れてるイライラや軽蔑を患者は強く心に持ち続けるし、
病棟内の人間関係のごたごたを、露骨にでは無いにせよポロポロ漏らしてるのを
患者はよく見てるし、それこそ暇つぶしのゴシップにしてます
それって、普通に考えて、病院経営的にも良くないし、
素人考えですが、精神的に云々で病状にも関係あるんじゃないの?
と思ってしまいます。


あれもこれも言いたいが多すぎてまとまりきらないので、
まずは患者側のいくつかのお話を事例とし
次項以降で語っていきたいと思います。


次回更新は未定ですが、いいね・すきがついたり
拡散があれば、早めに書いていきます。

取りあえず七月第二週までには次回書きます(;^ω^)

よろしくお願いします






◎最後に。

前回と被る事ですが、

この「身体を治すにしてもだよ!」と言うマガジンは、
出来れば「これから患者になる可能性のある世代」と
「若い医療従事者さんたち」に読んで欲しいし、
読んで『いやいやこのおっさんなにいってるねん』って、突っ込んで欲しい。
それってつまりその人がきちんと『自分で考えた』ってことですから。


次回の患者側の話と医療従事者側の話は
緊急病院(急性期)での話で、
その後にリハビリ病院(回復期)での事、
維持期に至ってからの事と続けていきたいと思います。

今後、私の書き方が偉そうになっていくと感じられると思いますが
「そう感じて頂ければ幸い」ぐらいのつもりで直しません。

患者も医療従事者も、ちょっと真面目にこの問題について
考えて欲しいと思うんですが、そういう大義名分だと
そんなものは学校の時点で習ってる
ぐらいのことを思わる方も多いと思います。
いやいや、そうじゃねーんだよ。っという話が
たくさんあるので、とにかく、

 患者でなくても、ほぼすべての人間は患者になる可能性があります
 そして、患者の家族になる可能性はとても高いのです。
 その時の心構えとしてこの先を読んで欲しい。

そして

 医療従事者の仕事が、とても大変で困難である のは理解しますが
 それは高度で最新の知識と技術が必要で、常に変わる常識に
 自らの経験を合わせていかなくてならないから仕事以外の勉強も常に必要で
 何より その対象は、物じゃなくて者 なので神経を使う
だけどたまに神経だけ使って患者が個別の感情を持つ人間だと言う事を忘れてません?


と言う事を大声で言いたいんだと思います。


これから素人が素人目線で素っ頓狂な事を言いまずが、
ご清聴とは言いません、騒がしくヤジでも投げてくれれば良いんです
どうか一つ、最後までお付き合いの程。




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