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コミュニティから生まれる負の部分

私が良く行く居酒屋のお話 2


これは内輪のお話を少し離れた所から見てたお話
に見せかけた創作話


*免責事項
このまとめはタイピングのリハビリで書いた”創作”です。
実際に起こった話でも何でもなく、脳梗塞で倒れた私が
「話を考えてアウトプットする」作業のリハビリなんです。
その為、実在する人物・施設・イベントとは
何の関係もありません。





目次
◎中々のレアイベントだと思います
◎その「店舗」とコミュニティから生まれる負の部分
◎実際に行われていた迷惑行為と周囲の反応
◎対応する側の苦悩
◎私の知っている彼と彼の言い分
◎恨まれている事実?ここから見えてきた事
◎明日の我が身
◎マジお疲れ。ほんと感謝



◎その「店舗」と,コミュニティから生まれる負の部分

別に本件を広く多くの人にわかってもらおうとして
ここでまとめて発信するわけではないのです
だから、ここに辿り着いた人なら容易に
「あぁ〇〇〇のあの件ね」と分かれば
特に晒したり隠したりする必要はないのですが
そこはいんたーねっつの世界なので
少しはぼやかそうと思います

まず、本件が起こった「店舗」についてですが
たぶん居酒屋です
昔ながらの居酒屋ですが、現在の居酒屋であり
口コミでネットでも広く知れ渡っていて
都内に数店舗、名物店長名物店員名物常連客を有し
常連は店舗を梯子することも。

常連客は一見さんやご新規を区別することなく
みんなでワイワイやっていました
そりゃ、ビール党ウイスキー派チューハイ教に日本酒絶対主義、
ワイン信者やホッピージャンキー、つまみ美味けりゃノンアルでも良い組まで
様々な人たちがいて、同じビール党でも
アサヒだキリンだサッポロだと年中言い争いをしているような場所です
でもまぁ、それはそれでみな仲良くやっていたわけです。

そういう場所ですから、ビール中心だけどたまには酎ハイ。
日本酒大好きだけど焼酎もいけるのよ。みたいに派閥を渡り歩く
むしろ なんでもどんとこい! と言う人だっている上で
やはり、誰が酒が強い。誰それの知識・蘊蓄がずば抜けてる。
みたいな話もあるんです。
そうすると、この人とこの人ならビールの事ならこの人が上
みたいな勝敗が出てきたりもするんですよね

もちろん、それを楽しみに来ている人もいるし、
頻繁に、利き酒大会や日本酒クイズ、大食い大会にカラオケ大会、
なんなら常連有志集めて花見や新年会忘年会、
居酒屋でやるとは思わなかったじゃんけん大会までやってしまうと思えば
店長が本格的なバンドを引き連れてライブまで行ってしまう。
さらにこのご時世、ネット配信までしてしまうと言うのだから、
好きな人には大好きな店なのですよ。

ただ、その「勝敗」ってのが絡むと
人は多かれ少なかれ気にするもので。
いや当たり前の話なですけど
別に「お酒の知識がトンでもなく深く豊富」だろうが
「お酒にめちゃくちゃ強かろう」が、
偉くもなんでも無いんですよ。

ビールなら幾らでもな人もいれば、
焼酎なら、チューハイなら、
あまり飲めないけど知識なら負けない、
いやいやつまみが大事だよ
楽しく飲めればそれでいーじゃん!
まで様々な人がいるわけで、
「居酒屋での飲酒」でありますが、
ぶっちゃけ今の日本ならその居酒屋で呑まなくたって
家で呑みたい酒を取り寄せて好きにつまみ作って
テレビやパソコンやスマホをお供に好きなように呑めばいいんですよ

そこをあえて「居酒屋で見知らぬ誰かと酌み交わす酒」っていう
平成中期ぐらいまでは当たり前にあった文化に拘って
集まり酒を酌み交わしている奴らが常連客たちなんです

まぁ控えめにいってちょっと変ですよね。
ちょっとですよ?
そんな人の集まりなので、その”勝敗”への拘りやら何やら
それとコミュニティ特有の負の部分が出てきます


 〇こういう人もいるよね。

そんな変な人たちの集まりなので、やっぱり無駄に「勝敗」
とりわけ「勝ち負け」に拘る人も出てきます。
別に、勝ち負けにこだわるのは良いんです。
誰だって勝てば嬉しい負ければ悔しい。そこは誰でも一緒です。
ただ、負けて悔しいまで一緒くたにして楽しい!って奴らが
この店舗の常連には多い気もします。
なので、別に勝敗に拘る事、何なら何が何でも勝つスタイルだって
理解し結果が出ていれば賞賛に値します。
同時に、勝とうが負けようがイベントとして参加し、楽しんでいる。
子の楽しみ方は誰かに否定される言われもないわけです。
そこに上下はないのですよ。同等なのです。


さて、ところでこれは一般論だと思いますが、


 勝った人が負けた人を見下す事って、ありません?


別に、それが仲の良い同士の煽りでやっているなら、
まぁ隣で見てても良い関係だなって思いますよ。
でも、その勝敗と言うのはその人の「ステータス」ではないわけですよ。
極々一時的なものではありますが「トロフィー」や「勲章」にはなるかもしれません。
店舗で頻繁に行われている「利き酒大会での優勝」なら、
ちょっと自慢するのはわかります。
そんな「利き酒大会の優勝者を集めたチャンピオンシップでの優勝」なら、
胸を張ってもいいし、何なら周りからすげーと賞賛されるでしょう

でも、それはその時の一番が決まっただけで、上も下もないんです。
その優勝者も次の日の定例大食い大会では一回戦負けしてるなんて
ざらにありますから、「凄いけど偉くも何ともない」のです。

ですが、「勝敗」と言う形で、上下がはっきりしてしまうと、
人間誰しも、大小はあれど「おごり」は当然あるのです。
ですが、おごり、またうぬぼれと言っても良いですが、
まともな人なら「それが一時的なものである」と理解し
「たまたま今回」、「この件について限定で」だと認識し、
次回は負けないぜと言うライバルに、かかってこいやと笑いあう
その程度で終わるものだと思うのですよ

ですが、たまーに、ごくごく稀に、
というかどういう思考回路だかわかりませんが

「ビール早呑み大会優勝者」のエンブレムが、
常連客カーストの中でも上位である!
えらいのであーる!
あがめるのであーる!
と言う人が、出てきてもまぁご理解頂けると思います。
そういう人、いるよね。って事で。

それを仲の良い常連客同士で、「キャラづけ」でやっているなら
それは笑いでもあり、盛り上げでもあるので場は受け入れるし和みます

また、そのビール大会の為に、一心不乱にビールを研究・勉強し
ウイスキーもワインも我慢し、たくさん飲めるようになって、
色々頑張って大会に優勝したなら、そう思ってもおかしくはないし、
そもそも皆手放しで賞賛するでしょうし、そこまでできる人なら
すぐに次に向けて頑張るでしょうから驕る期間も短いでしょう

ただ、まれに、たまに、そういう方は・・・ねぇ?

これはそういう人もいるよ。と言うだけの話です。
それが嫌われる。とか、出禁になる。って話ではないです。
押し付けなければ迷惑でもないし、良いウォッチング対象です


酒を飲むと言うのは、個々の楽しみで、
繰り返しますが
拘って見知らぬ誰かと呑む楽しさを味わう奴らが
その店舗に集まっているわけです。

ですから、その個々の楽しみ方や想い、考え方を尊重し、
頭ごなしに否定するつもりもありません。
むしろ、そういう奴が2~3人いた方が盛り上がるのかもしれません。
それに曲りなりにも実績があるなら、その実績が覚えられているうちは、
トロフィーだと胸を張っても良いんでしょう

ただ、基本的には、前述の通り
「キャラとしてやってる」か「ごくごく短い期間」で終わる話で
なんなら普段は滅多にいません。

個人的にはもっと「優勝しちゃったもんねー」と
ツイートで回りをあおっていく人が多くても良いと思ってるぐらいです


この「そういう人」自体が良い悪いではないのです。
広い目で見ればこの店舗は「そういう人が良くいるよねー」に
なってしまう事もあるのですが、でも悪い事ではないと思うですよ?
ただ方向性としては負の存在 になってしまうのかもしれません。


 〇これは流石に嫌われる

前項(そういう人がいるよね、でもそれは個々の楽しみ方だからね!)
を踏まえた上で、一個だけやってはダメだ。さすがに嫌われる
と言えるのは、

 「押し付ける行為」

です。

楽しみ方は個々の自由なので、別にどう思おうどうやろうが
それを横からケチをつけたり否定したりをしたいわけではありません

ですが、自分が楽しい!は、相手も楽しいとイコールではありません。
なので、何事も、ほどほどに、やるなら近しい常連同士で。
と言う事が、本当に最低限守るべき事なんだと思います。
一人でしんみり飲むのが好きな人
一日の終わりにうまいもんとがっつり飲む人
仕事の前に、あとに、一杯ひっかける人
楽しみ方なんて人それぞれなんですから、
こうじゃなきゃだめ!こうでなければ!を
ふりまく人は、必然的に嫌われてしまうのは、
ご理解いただけると思います

ほとんどの常連客はそんなことは承知ですし、
極々稀なイレギュラーとしてトロフィーを振りかざす人も

 だから俺様を称えろ!

と言ってくる人なんていないんですよ。

ただ、事の大小はともかく、
色んな形で無意識に押し付けてくる人
が出てきてしまうのは、ある程度大きくなったコミュニティでは
仕方のない事なのかもしれません。

誰かが注意すればすぐに気づいて改められると思いますが
注意するって物凄く労力のいる事ですし、
その労力を払っても受け入れてもらえなかったり
場の空気が悪くなったら余計面倒なんで、
生暖かい目でスルーするのが定石になってたりします


たまに、まれに、たぶん私も、
気付かぬうちに誰かに楽しみ方を強いている
そして今日も誰かに誰かが嫌われている


等と・・・

まぁこれはこの店舗だけの話ではないんでしょうし、
当たり前にある身近な「嫌われ話」です

前述の通り、基本的に常連客は皆わきあいあいとしています。
外から見ていればこう言った負の部分なんて見えません。

負の部分を語ったのはそれがどうこうではありませんし、
それで本件の 出禁 に直接話が繋がるわけではありません。

じゃぁなんで語ったかは、まぁ次項以降に。

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