今日からリハビリです

1_1それはまだリハビリとは言えないなにか

さて、ではではこれから
リハビリエッセイ的な何かを
発信していこう思うのですが
リハビリが必要と言うことは
その原因があって入院なり通院なりが
必要な状況にいると言うことですが、
私の入院の経緯やその時の心境は
あの日、僕は倒れたんだ
を、見ていただくとして、
まずはその時の状況を簡単に。
倒れた原因は脳梗塞で右に麻痺が出ました。

倒れた時はまだ
ステージ4ぐらいだったのが
その日の夜にはステージ1か?
と言う状況でした。
ステージとは、簡単に言うと
麻痺障害のレベルだと思っていただけると
話はご理解しやすいかと。
私が言うステージとは、
正確にはブルンストローム法と
言うらしいのですが専門的なことは
間違いが怖いので興味がある方は
Google先生に聞いてみて下さい。

~閑話休題
〇ステージについて
今後の話の為に簡単に説明しますが、
かなり噛み砕いて簡単に言ってるので
本来の意味とは別な解釈に取れる場合があります
また、腕、指、足(上肢、指、下肢)でもその評価は違うのでこれは本当に大雑把な説明です。

ステージ1:完全に動かない
ステージ2:動かないけど他の動く箇所と連動して動く
ステージ3:動かないげと他の動く箇所と連動して意図的に動かせる
ステージ4:何とか単独で動かせる始めのほう
ステージ5:単独で動かせる
ステージ6:殆んど正常だけど……

と、こんな感じです。
閑話休題ここまで~

倒れた時は、言うことを聞かないけど、
何とかなってると言う状況で病院にいき、
あれよあれよと言う流れで車椅子→救急車
と言う感じで、気付いたらベッドでした。
某所の緊急外来のICUに運び込まれて
あれやこれや検査や意識の確認だのなんだのを
結構な勢いでこなしはしたのですが急なこと
なので、まだ頭が追い付いていません。
兎に角きついししんどいしやることないし、
ベッドから動けないから寝てたら
どんどん身体は動かなくなるんです。
それに気付くのは看護士に揺り動かされた時。
決まった時間に血圧や体温の確認、
血糖を測定したりするのですが
その時にステージの確認もしてもらいます
三日目ぐらいまでは、精々にステージ2
と言う感じで、ベッドから自力では
起き上がるのは難しく、電動ベッドは便利だなぁと、
モーターが回る音ともに身体を起こしてました。


そんな状況ですが、四日目にもなると、
リハビリをしましょう!
となりました。

とりあえず電動ベッドのおかげで身体を起こすことは出来ます。
思った以上に左側は言うことを聞くので、
代替処理ではありますが、左側の筋肉を使うことで
何とか車椅子に乗ることは出来ます。

そこで運び込まれたリハビリ室には大きな窓があり、景色を一望出来ました。
生憎の天気で、数日前の雪の名残はなかったものの
酷く寒そうな曇り空だったと記憶してます。

その部屋で1日の大半をリハビリに費やすようになるのですが
この時に始めたのはまずは現状の自分が出来ることの確認です。
右手をテーブルの上に乗せる
これだけでも左手で右手を持ち上げなくてはいけない。
肩も動いていないから体ごと左斜めに倒して
テーブルの上にほおりだす。
上腕は言うこと効かない。
肘から先も、動かそうにも動かない。
手のしたにタオルが引かれ
それを押すように言われても
まず、手をテーブルに押し付けられない。
体重をかけてみるとそれっぽい形にはなるけど
適度に力を抜くが出来ないので、
拭くような動作は取れない。

気付くと、今日はこれぐらいで、
とタオルを取り上げられてしまった。

もっとやりたい!
とか言う気分ではないが、
なんと言うか消失感がというか
喪失感と言うか、まぁなんとも
言えない気分にはなるんです。

このリハビリは『作業』また『OT』のリハビリ、
もっと簡単に言うと手のリハビリの始めの初めである
これから少しずつ繰り返していく一発目

次に足を見てもらう
足とは言っているが『理学療法』また『PT』のリハビリだ。
足と言うより体幹の周りなどが中心になる。
現状はステージ2あたりだが
自分で動かすことは出来ない状態
車椅子から降りて左側に体重をかけたり
体を入れ換えたり椅子に座ったりは出来る。
しかし、腰回りも背筋も言うことを聞かない
なにも出来ない状態。

まずは兎に角、足をごりごりマッサージをされる
思わず痛いと言いそうになるがグッとこらえる
まだ動かなくなってから数日しかたってないのに
すでに足の筋肉は固くなっていて
それを防ぐために入念に揉みほぐしが必要なようだ。
これがとにかくキツかった。
マッサージを終えると幾分か足にが赤みを帯びる
マッサージをしていない足はとにかく冷たく、
こうするだけですぐにでも動きそうな気分にはなる
しかし、動くことはなかった。
その場で立つことすら難しく、
参ったなぁ……
と言うのが素直な感想だった。

最後に『言語』『ST』のリハビリ。
一見問題無さそうに見えても
言葉が出てこなかったり記憶に混濁があったり
覚えることや考える・処理すると言うことが
出来なかったりする症状がある
また、呂律が回らない。
ものが飲み込めないと言った口回りの障害も
出てくることがあるため、まず状態を見てもらう。
倒れた状況や診断結果からかなり疑われたが
意識がハッキリとしていて
呂律も問題なく、また後日確認するが、
『ST』のリハビリは受けなくても問題は無さそう
と判断が下った。
後からの話になるが結局、その後リハビリ病院で
も再度検査は行ったか大きな問題はなく、
今回の症例、私の場合では、STは全くやらずに
OTとPTのリハビリを中心にやっていくになった。

そうすると、リハビリの内容の組方が大きく変わるらしい。

まずは1日目、上記のように
今の自分の状況をまざまざと見せつけられ
途方にくれると言うか、
もう二度とミカドにいけなくね?
もう二度と嫁とデート出来なくね?
と、絶望に浸るしかなかったんですが、
まぁ、そのあたりは『あの日、僕は倒れたんだ』で
これでもかと書いているんで、こちらでは
淡々とやったこと、やられたこと、
考えたことを書いていきます。

また、上記の始めてのリハビリにて
リハビリとは、なんぞ?
を少し説明受けました。

1.リハビリはPT、OT、ST合わせて1日三時間まで
2.20分を1単位としてMAX9単位。連続しては3単位まで

大まかな原則は以上です。
私の場合STが無くなったので
それ以外の時間として割り振れるようになります。
これは病院ごとに差異はあれど
法律で決まってることらしいです。
その為、もっとやって欲しい!は出来ないそうです。


以上で
私の中の始めてのリハビリと言うか
リハビリではない何かのお話は終わり、
次回から実際に何をしたのかを
ダラダラ書いていきます。
今回の話で重要なのは、

◎状態(ステージ)について
◎リハビリの種類(PT、OT、ST)
◎リハビリの時間は法律で定められている


と言うことで、今後重要になっていくも思います。

まだまだネオジオは出てきませんが、
次回からゲームは色濃く絡んでくると思うので
よろしくお願いします。





次回更新は公開から一週間後の予定
また、誤字脱字や表現の不備については
気付いたら修正を行っていきます

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