報道・しない・ステーション

 編集委員がSNSで、「・・・新コロナウイルスは、ある意味で『痛快』な存在かもしれない」とつぶやいていた新聞の系列にあるTV局のコメント。「重大な事態となった事を重く受け止めています。・・・保健所などと連携しながら今後も感染拡大防止、安全確保に努めてまいります」。

 いつもの舌鋒するどい政権批判と打って変わって、なんと空疎なことか。サンドウィッチマンのギャグに「何、言ってるかわかんない」っていうフレーズがありますけど、まさに、それ。

 視聴者からは「説明これだけ?」「感染経路だけは公表してください」「他のアナウンサーは濃厚接触にならなかったのでしょうか」など、詳細な説明を求める声が上がっています。こちらのコメントについては、私のない頭でも理解可能です。

 「報道しない自由」の発動も結構ですが、今回ばかりは、感染が広がっても政府の責任にして「痛快」と言う訳にはまいりませんぞ。むしろ、休業するくらいの覚悟と行動力を発揮されてはいかが?

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