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アーサー王、目覚めよ

下記は、ガルトが考えたわけではなく、ネットで検索して知り得た知識を結びつけた内容です。
あくまで、しろうとで内容には自信がありませんが、こう言う歴史と天文現象を結びつけるのもロマンチックではないかと思ってます。
 六世紀、アングロ・サクソンがブリテン島に移住するまでは、ケルト人が住んでました。
ケルト周辺部の国々イギリスの正式の呼び名が「グレイトブリテンと北アイルランドの連合王国」を意味するものであることは、以外としられていない。
 つまりブリテン島のイングランド、スコットランド、ウェールズとアイルランド島北部の北アイルランドの4つの国の統合された国家という意味である。イングランドはアングル人の土地という意味で、アングロ・サクソン人の樹立した国家である。しかし、スコットランドやウェールズ、それにアイルランドはアングロ・サクソン人の国ではなく、紀元前500年前後に中部ヨーロッパから移住して来たケルト人からなる国家であった。今日ケルト人は、彼らが歴史的にもまた地理的にも最後に到達した地域にかろうじて生き残っているわけで、これがいわゆるケルティック・フリンジ(ケルト周辺部)と呼ばれる所以なのである。ゆえに彼らにはひとまとめにされた英国の歴史とは違った、彼ら自身の民族と国家の歴史を持つのである。

その郷愁と感傷的なアイデンティティを、ケルト人の方々は、物語の『アーサー王』に求める事が出来ます。
アーサー王は、一時期は、アングロ・サクソンを撃退したものの、やがてブリテン島はイングランドと呼ばれる英語を話すアングロ・サクソンが7つ国を作って争うになり、ケルト人はウェールズとかスコットランド方面に生活の場を移して生きました。


537年 - アーサー王の遠征中にモルドレッドが反乱を起こし、カムランの戦いで王が討伐した。しかし王は激戦の末、瀕死の重傷を負い、治療のためアヴァロンへ赴き、この地で最期を迎えることとなる。

アーサー王は、大活躍する前に500年、アヴァロンの湖でエクスキャリパーと言う神の剣を手に入れる。
今度は死期を感じて、アヴァロンの湖にエクスキャリパーを投げ込むと、湖から手が現れて刀を受け取るとまた潜ってゆく。
彼は、死ぬのではなく、また蘇るために、ここで死ぬのだ。それゆえにケルトの人々は、アーサー王は未来のいつかに目覚めて人々を救うために帰ってくるため、ここで眠っているだけだという(「アーサー王帰還伝説英語版)」。最古の記述は『カンブリア年代記』、ジェフリー・オブ・モンマスの『ブリタニア列王伝』などで発展)。

ところで、この物語と符合する天文現象がある。
535年 - 地球規模の大異変が起きていた、世界各地の古文書、年代記、伝承などに異常寒波、自然災害、飢饉、疫病が発生し、その結果政変や文明の崩壊がおきたことが記されている。それは、天体衝突によって気象異変が起きることは、かなり以前から指摘されていたが、紀元(=西暦)536年から約10年に渡って起きた地球全体の寒冷化が、彗星の衝突によるものだとの新説が登場している。
木の年輪を調べると、その成長速度の差が分り、その差は主に気温に依存する。536年からの10年間は気温が低下したことが、世界各地の年輪測定からわかっています。しかも、平均で3度も下がったといわれているほどで、536年は、この2000年の間でもっとも気温の低い年だったようです。
人類史には、必ず天体異変が付きものだと思えてなりませんね。


元記事

元記事
https://www.astroarts.co.jp/news/2004/02/20nao701/index-j.shtml

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