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ケモナーではない一般オタクがJMoFに参加した件


JMoFとは?

JMoFというイベントをご存じだろうか?
たまたまこの記事に行きついた人のために説明するが、そんなに詳しくないのでざっくり説明しよう。ざっくり。
単刀直入に言えばかなりディープな着ぐるみケモナー向けのイベントである。
JMoFは着ぐるみに重きを置くコスプレイベントに近い形式で、すべての参加料にコスプレ参加料金が含まれていると思われ、一般的なイベントより高額な入場料となっている(参加者の1/3が着ぐるみを着ている)。
趣向のディープさと参加料金の高さから敷居の高いイベントと言えるだろう。
(界隈外からのざっくりした見立てであり、参加していない人は大方似たような見立てではないだろうか。)
※参加料金の高さを上げたが、こちらは内容を考えれば決して高くはなかったことを追記しておく。

レポート本文

さて、感想だが、「けっこー楽しめた」だ。
まず、コスプレイベントと比べ「ベース」を無視できる着ぐるみ故に完成度の高さが一定以上保障されており、見苦しいコスプレがいないためいろんな意味で初心者にもやさしい(そのあたりも割り切って楽しんでこそオタクなのだが)。
さらにはタイムスケジュールを組んで各種ステージイベントを行っている点も初心者に優しいと感じた。丁度学園祭のような雰囲気だと思ってくれていい。ディズニーランドのように必ずしも観客を楽しませるクオリティは約束されていない点も学園祭のノリだが、ステージに上がるような着ぐるみは流石のクオリティで、可愛いキャラクターによるステージはまさに異世界のお祭りであった。これらステージ演出などお金がかかっていることが解るため上記のやや高額な参加料金は納得がいく価格と思えた。(むしろトータル赤字なのではないかと心配になるほどだ)
また当方がケモナーではなく、そこら中を闊歩する着ぐるみにはあまり興味がないためにイベント間は暇となりがちだが、常設のプロによる展示会や、同敷地内に国内最大級のドン・キホーテなどにより、タイムスケジュールを観ながらそれらで時間つぶしもできるため手持無沙汰にもならず、満足度を高くしてくれた。この辺りはボッチ参加で出来る事が無い状況になっても安心できる要素である。
買い食いできるところがイベント内には無い上に会場は出入り自由なため、ドン・キホーテなど周囲の商業施設もセットで考えるとよいのだろう。

どんな人におすすめできるか?

ケモナーであればもっと楽しめるだろう。ステージにも観客にもケモノが紛れているファンタジー空間は多くのケモナーにとって夢のような空間ではないだろうか。
次にどんなイベントでも通じるところだが、身内ネタが一番盛り上がるポイントだ。身内ネタを理解できればもっと楽しめるだろう。そういう意味では来年のJMoFまでの一年で着ぐるみ界隈のTwitterと仲良くなる時間もある。
ステージイベントだけを楽しむもよし、着ぐるみを眺めてもよし、知り合いのケモナーと一緒に行ってもなおよし。いろんな意味でハズれない初心者にもおすすめな着ぐるみ系イベントだろう。

蛇足

※筆者は着ぐるみケモナーはホ〇だと教えられた口なのでいたってフラット?な目線から書いております。ちなみにそういった現場は目撃しませんでした。見えないところは知りません。

総評

少しでも興味があるなら行く価値がある。

来年は1日ではなく参加日数を増やせればと思います。
以上。


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