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東京ビッグサイト活況!呼び込むために必要なものとは...!

先日、会社の関係で東京ビッグサイトへ行ってきました。人も増えてきて盛り上がっていました。いろいろ発見があったので備忘録残しておきます。

●東京ビッグサイトは愛称?本当は国際展示場!
●一定範囲内で行う呼び込みがキーになる
●ティッシュ配りの要領?コンパニオン最強?

東京ビッグサイトは愛称?本当は国際展示場!

東京ビッグサイトは、東京国際展示場というのが本当の名前で、運営会社の名前がそのまま会場の愛称として親しまれているようです。確かに、周辺駅に国際展示場駅と東京ビッグサイト駅があるので、なんで二つ名前があるんだ?と思っていたのですが、そういうことだったんですね。

2022年現在、日本最大のコンベンション・センターの東京ビッグサイト。コロナ前は毎日のようにここで様々なイベントが開催されていました。東京モーターショーやコミケが有名かと思いますが、最先端のIT技術やサービスを公開するようなイベントも多いです。

自分も以前勤めていた会社で毎年数回はここで出展をして、新しいお客さんに新規商品をPRしたり、協力会社の方と挨拶したり、競合会社の偵察にいったり、なにかと忙しい数日間になります。

※一番大変なのは、自分たちのブースをつくるために設営する時なんですけどね。。(-_-;)

しかし、コロナの影響で来場者数が少なくなってきてからは、寂しい感じになっていましたが、どうやら最近息を吹き返し始めたようです。例年10万人のイベントも9万人来場だったらしいので、活況というわけです。

一定範囲内で行う呼び込みがキーになる

イベントには、出典側の企業もいれば、出展していないがなにか自社のために導入したいサービスを探す企業、そして、顧客に新規提案を考えている企業もいます。企業といっても個人で来場している方も多く、工場関係者であれば工場勤務服のような姿でいらっしゃる方もいますし、ITベンチャー出身なのかジーパンで来るような方もいます。

多くの出展企業はそういった方々に声をかけて、ブースに呼び込み、自社のPR製品を説明(デモ)します。この呼び込み(誘導)も結構大変です。ネームバリューがある大手企業であればジャンジャンお客さんが勝手に入ってくるかもしれませんが、それはそれでただ興味本位で入ってくる方を見分ける必要性や声をかけるタイミングが逆にわかりづらいという問題もあるようですね。

呼び込みは、一定範囲内でしか行えません。それはそうですよね、例えば会場の入り口にいってビラを配るなんてことがOKになったら、全員それをしてしまいパニックになってしまいますね笑

なので、自分のブースから一定範囲の線を越えないところで呼びかけをしなくてはなりません。当然、近くのブースの企業も同じことをするので、ただ突っ立っているだけでは、なかなか来てくれないのが現実だと思います。

どうすればお客さんは自社のブースに入ってくれるのでしょうか。

ティッシュ配りの要領?コンパニオン最強?

基本は、ティッシュ配りと同じ要領で笑顔で冊子や袋(簡易な手提げ袋)を渡す、それも数をこなす、という姿勢が大事かと思います。特に冊子を受け取ったお客さんは、途中で手提げ袋があると嬉しいと思うはずなので、そのタイミングで渡すと受け取ってくれる方もいます。受け取った相手は返報性の法則もあるのか、少しだけなら聞いてみようかなとなります。夕方になるともうすでに皆持っているので、お昼時くらいが一番効果的かもしれません。

また、呼びかけてから少し一緒に歩くというのも効果的らしいです。お客さんが通り過ぎる一瞬だけ「○○いかがですか~?」と言われても、お客さんも内容を認識できないので、少しだけ説明しながらお客さんと歩くわけですね。同じ時間を共有したという思いと通常より情報が入ってくる呼びかけに足が止まることもあるかもしれません。

ただ、この誘導方法については、試食サービスや自動車など視覚や嗅覚の情報で一発分かるハードのものと、一発では伝わりづらいITソフトウェアでは違いがあると思います。後者の場合はどれだけ効率的になるかなど数字やテキストでうまくアピールする必要があると思います。

しかし、こういうイベントで成功率を上げるために企業が取る方法として散見されるのは、コンパニオンです(笑)。綺麗なお姉さんが立って呼びかけしているのは、ほとんど大手企業の資金力が為せる業です。当たり前ですが、おじさんに渡されるより、美しい女性に渡された方が思わず受け取ってしまう可能性は高いですよね。企業によっては製品説明を読み上げるところまでコンパニオンらしき人(自社の人なのか…!?)が担当することで、聞き取りやすい声や美しいルックスで魅了するという戦略もみられます。

とはいえ、コンパニオンだから勝てるんやん!と思っていては、腐ってしまうので、本質的な提案方法を考える必要があるわけですね。とほほ。




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