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ペヤングバーを開いて思った3つのコト

2月3日(日)にエデン名古屋にてペヤングバーを開きました。
共同主催であずささん(TwitterID:@chanoma7)にお世話になりました。
ここでペヤングバーを開いて思った3つのコトについて簡単にまとめていきたいと思います。


1:簡単に人はこないということ、ウリはしっかり考えよう
 今回、チャージ料、ペヤング、飲料を無料と完全に無料で開催しましたが、ペヤングを目的として来ていただけたお客様は1名様でした。それでも十分嬉しいことなのですが、タダ飯というのは前記事で書かせていただいた商品性がない状態と同じということを身を持って知ることができました。
ペヤングがオンラインサロンの内輪ネタすぎたなというのも痛感しました。(予定していたお客様がこなかった理由として悪天候もあると思いますが、タダでもこないってのは結構ショックですよ! ツイッターのインプレッションは皆さまのリツイートのおかげで最低数千はいってたので、拡散力が弱かったというよりは商品性がなかったというのが原因として妥当でしょう。)


 私の後輩達が来てくれましたが、バーテンをしている私を見てみたいという理由での来店でした。他のお客様は名古屋エデンの常連様で、店長である「ないしま」さんの人徳が大きく関わっていることがわかります。また、ほとんどのお客様に投げ銭をしていただきました。来客の計画を甘くみすぎて同情をしてくれたのでしょう。サロンの犠牲者だと憐みの目もあったかもしれません(笑)勢いで行った企画で予算度外視でいった為、とても助かりました。ありがとうございます。
つまり、数百円~数千円までならお金なんてほとんど気にしないのが世の中の大人たちなんですね。どうしたら来店してくれたお客様に喜んで貰えるのか、楽しんで貰えるのかをしっかりと考えればお金をいただける状態を作れるんだなと感じました。自分もそうなんですが、楽しんだなら対価を払わないと申し訳なさや不気味さが残るのかもしれません。


2:お客様の多様性と幸福感について
 お昼の時間帯では、本当にペヤングが好きでいらっしゃった方、バーテン経験者の方、自分たちから声かけをした方にご来店いただきました。シェアハウス運営についての話や、生活保護・障害者基礎年金の申請バーをすると給付金を受け取るべき人がちゃんと受け取る為のアンテナを増やすという考えは面白いなと聞いていました。受け取るべき人が受給するまでのプロセスにたどり着けないことが多い考察や実例は、知らない世界に触れて楽しめました。
 また、夜の時間帯では2つのテーブルで会話がなされており、1つ目の私の後輩達は美魔女の話や漫画ワンピースの話をしていました。2つ目の常連のお客様方はネット界隈の話、日本に浸透してきている中国資本のお店の話、狩猟の話等をしており、同じ空間でジャンルがかけ離れている話が混っているのが新鮮でした。

 しかし、どちらの会話がいいという事ではありません。どちらのテーブルも楽しそうに話をしており、何でも楽しんだもん勝ちだよなと感じていました。幸せの感じかたは、ある程度主観的なものになるでしょう。毎週のジャンプ、海外旅行に行って少し怪しいお店にいくこと、ドライブ、読書、ギャンブル、絵を描いたり、プログラミングまで多岐に渡って幸せだと思う事があるはずです。私事ですが、残業に残業を繰り返している労働環境の影響で、収入は同世代より多いものの、生きがいや楽しみなどを模索している節があります。もっとお金があれば幸せになれるのかと考えることもあります。頭では理解していますが、まだ身体まで浸透していないものの、みなさんの会話を聞いていると、熱中できるものっていろいろな分野であるんだなと、少しばかりか選択肢が広がった気がしてラクになっています。


3:スピード感ある人たちを見てると気持ちがいい
 エデン界隈の実行する早さには驚かされるばかりです。私も職場の中ではなるべく早めに解決しよう、片づけておこう、プロトタイプでいいから形にしようと考えていますが、ケタ違いな彼らの実行力の高さに目を奪われます。ペヤングバー開催中はエデン名古屋のキッチン周りの掃除をあずささんとしましたが、何かやることあればやりたいな、掃除でもするかとすぐ掃除を2人でできたのはとても気持ちがよかったです。なかなか職場では掃除を嫌がる人も多いので・・
 また、お店の立て看板に私の作ったチラシをコンビニまですぐプリント用アプリを導入して印刷しに行って貰えたのも有り難かったです。自分がやるよと言って、サッと動ける人ってそんなにいるのかな? エデンに関係してる人たちが突出してるように思う。
 
 エデン名古屋では、夜のイベントが発生しない日にジンギスカン屋をやるみたいです。店長の「ないしま」さんが、なぜジンギスカン屋をやるのか、名古屋での北海道人の比率や、競合の比率、追加で必要なガス管の入れ方、換気扇の追加など、ジンギスカン屋を実施する為の具体的なプロセスや理由を楽しそうに語っていたのも、聞いていて面白かったです。エデンの中心人物達のやると決めたら、すぐにやってしまうスピード感を知ると、オンラインサロンやこども食堂の実施の早さや勢いに納得できます。やらなきゃ食われるだけかもしれませんが、それでも実行する度胸や、頭の回転の早さは賞嘆したいですね。エデンでご飯を食べるだけで、彼らの応援になるなら、微力ながら続けていきたいと思います。


まとめ
飯を食えて、暖かく寝れて、人に出会って、多様性を認めて、自分が趣味だと思う事に没頭できると実は幸せよってこと

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