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過去と今と未来が交わった「パラレルタイム」

 2020年11月29日にSPWNにて行われたときのそらセカンドライブパラレルタイム」についての感想などを述べていきたいと思います。
 拙い文章ではありますし、文体が入り混じっていますし、オタクがオタクしてる文字列ですが、よろしくお願いします。

パラレルワールドへ行く開幕

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 00:60からカウントダウンが始まり、パラレルワールドへ連れていかれるような演出。どんどん加速度が上がっていき、会場へ近づいていく。ついに始まるという緊張とともに、そらちゃんのライブにようやく行けることの喜びが湧いてくる。現実世界から別の世界、別の時間軸「ときのそらセカンドライブ」の会場へと飛んで行った。

アーティストときのそらでぶちあがった開幕

 カウントダウンの先を抜けると、そこには広大なステージとともに待つそらちゃんがいた。ここでは完全にときのそらセカンドライブ「パラレルタイム」の世界だ。

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 開幕の1曲目から「ぐるぐる・ラブストーリー」で会場を盛り上げる。「ON STAGE!」の代表曲とも言え、全体的に高く、テンポも速い曲となっているが、ダンスも踊ってしまう余裕を見せた。前回のワンマンライブ「Dream!」から約1年、アイドルとしての成長を感じた。イントロからばっちりテンションが上がる曲、うれしい~。

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 2曲目は「ベノム」のカバー。「初めてかっこよさと可愛さを併せ持つ曲を歌ったのがベノムだった」と語る。今までの「かわいい」アイドルだけでなく、アーティストとしての表現力を存分に見せつけた。「めっ!」がめちゃめちゃかわいいのに歌い方がめちゃめちゃかっこいいの、とてもずるい……。

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 3曲目は「リア/リモシンパサイザー」、4曲目には「ブルーベリームーン」を披露。ともに「ON STAGE!」に収録されている曲で、これまでの曲にはない力強いかっこよさが特徴的。そらちゃんのパワフルな声、最高……。表情もマジでカッコいい、力強い表情マジで好き。普段の配信とのギャップがいいね……。ブルーベリームーンのラスサビ前の叫び、下向いてがっつり叫んでて本当にいいよね……。アイドル<アーティストマシマシの開幕、度肝を抜かれますね。

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 ぶちあがる4曲で開幕から全力で盛り上がった。

パラレルワールド Veats Shibuya

 冒頭の4曲の盛り上がりの次は、今までの軌跡を振り返っていった。
 振り返りとしての1曲目はやはり、「海より深い空の下」だった。初めてのライブである「TOBEOUT! Vol.1」で初披露したオリジナル曲。筆者は現地で見ることは叶わなかったが、配信で初披露を見て、ドキドキしたことを思い返すと感慨深いものである。切ないロックサウンドが新鮮だったが、今となれば耳になじむ曲だ。

 ラスサビにて突然、会場がパラレルタイムのステージからVeats Shibuyaに移る演出が来て、え??????????????ってなりました、まじでずるいじゃんそういうの……。

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 「Dream!」ライビュ組として、進化を遂げたバーチャル空間でのVeats Shibuyaには感動を覚えるとともに、マジでありがとうございますの気持ちしか生まれませんでした……。ありがとうございます。スクリーンにそらちゃんの顔のアップが映ってるのが個人的にめちゃ好き。

 振り返り2曲目は「コトバカゼ」。歌詞もメロディーもまさに王道アイドルソング、筆者も特に大好きな曲だ。コトバカゼはずるじゃん……と思っていると、画面端から過去のそらちゃんが登場。さらにずるじゃん……。過去と現在が交わる、まさにパラレルな時間が流れていた。

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 振り返りの3曲目は「未練レコード」。イントロが流れると頭がバグる曲筆頭です。ステージには机と椅子が登場し、昔のそらちゃんがそこに座っている、未練レコードのMVそのものが再現されていた。

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 この過去の自分に語り掛ける感じ、マジでエモすぎて家で一人「えっも……!!!!!」って叫んでました。

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 ラスサビで座っていた過去のそらちゃんが動き出して、またそんなことしちゃうと……と涙腺がうるうる。隣にいた「誰か」はもしかすると過去のそらちゃんで、過去への未練があるのかな……とか考えたり。

 振り返り4曲目は「夢色アスタリスク」。そらちゃん、そらともには思い出深い一曲。この曲には過去のそらちゃんは登場せず、今現在、実在するそらちゃん一人で歌い切った。これからは過去に囚われず、前を向いて、止まらずに進んでいくような決意を感じた。

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成長したアイドル 新しいときのそら

 暗転し、「Dream!」から1年間を振り返る。「ここから始まる新しいときのそらを見てってねー!」と、過去の時間から現在に移り、今のステージに戻り、「青空のシンフォニー」のイントロが流れる。

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 「夢色アスタリスク」→「青空のシンフォニー」という曲の繋ぎ、今までで一番パンチの力が強くて逆に気づきませんでした。今思うと意味わからないぐらい強いですね……。
 Veatsを振り返ってから、「青空のシンフォニー」のラスサビ「忘れられない思い出をまた 君と一緒に作っていきたいの」の流れには完全敗北、涙腺はもうおしまい。また現地でライブできる日を信じて待ってます。
 「ここから新しいときが始まるよ」からは上で述べた通り、ここを区切りとして「新しいときのそら」が始まることへの決意のようなものを感じ、また涙腺が……(n回目)。これまでも、これからも応援し続けていこうとそらともとしても決意をしました。

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 まさに光り輝く青色の海、という演出でここ大好きです。綺麗……。

 次の曲は「Chu-Chu-Lu」。「ここからは新しいときのそら」の言葉通り、新しいアルバム「ON STAGE!」からの1曲。非常にかわいらしい、前半のかっこいいアーティスト性とは逆をいく、アイドル性を前面に押し出した楽曲だ。
 イントロ等で登場する「ちゅっちゅるちゅ~」という歌詞が印象的で、歌いながらぴょんぴょん飛び跳ねるそらちゃんがマジでかわいかった。これは将来的に癌も治ると思います、マジで。少なくとも精神衛生には完璧にgoodです、マジで。

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 「Chu-Chu-Lu」の後は「好き、泣いちゃいそうだ」を披露。またまたなんですけど、この曲は初めて聴いたときから大好きで、今でもそらちゃんの曲と言ったらどの曲だろう……って考えるときに真っ先に出てきます。好き泣い、本当に泣いてしまうので実際は「好き、泣いた」なんですよね。個人的な考えではありますけど、歌詞が完全にオタク目線からの曲というか、そらともがそらちゃんに思っていることがそのまま歌になっているような気がしている曲です。そらちゃんすき。
 節目節目で歌われている曲ということもあって、歌い方や感情ののせ方がその時々で変わったり、成長を感じることが出来るのでそれも楽しみにしているところもあったり。ラスサビで畳み掛けるように感情で殴ってくるのがたまらなく好きです。

 曲後のMCで「いつも泣いちゃいそうになるけど、今回は私の笑顔の勝ちです」といわれて「負け申した」っていうそらともには流石に笑いました。ニコニコでいつもつりっくま対決してるのに毒されすぎ……(ライブだからっていつもの感じを封印しないところ好き)(ニコニコの会員限定生放送は本当に楽しいのでオススメ)

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 この表情、あったかくて大好きです。

 MCで横アリへの夢を再度宣言した後、「Wonderland」を披露。「My Loving」に収録されている曲で、「はい!はい!」とコールを入れたり、2番には「じゃーんぷ!」とみんなで盛り上がり、まるでワンダーランドにいるようだった。Cメロの「イメージしてみてごらん」で突然そらちゃんの顔のドアップが画面に現れ、何かしらのトラブルかと思いきや、そこにはアリーナになったライブステージが徐々に映し出されていった。イメージしたことが現実になってるじゃないですか??????

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 n回目のサプライズに驚きまくりでした。自分はときのそらセカンドライブに来ていて、アリーナ席でそらちゃんのライブを見ているのだと、そう感じました。また、今思うと、もしかしたら未来の横アリライブを現在に持ってきていて、パラレルな時間に飛んでしまったのではないかとも考えたり。頭がバグってしまう……。

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 決めるところでバシッとそらちゃんを正面から映してくれるカメラさんありがとうございました……。

 そのまま続けて「Shiny Smily Story」へ。「想像越えてく世界」をまさに見せてくれた。こんな会場を用意してくれた方々への感謝が止まりません。感謝が止まらねぇぞ……!
 そらちゃんが歌うSSSはやっぱり自分にとっては特別に感じていて、これまでのそらちゃんの境遇と歌詞がマッチしているというか、ホロライブの全体曲でありながらもそらちゃんに寄り添ってくれているというか、そんな感じです(?)。後輩との曲っていうのもありますよね、エモい。ラスサビ前の「憧れの舞台立ちたい」「らしく輝きたい」「あの夢手にしたい」とかをライブでダイレクトに感情がこもった状態で聴くとやっぱりだめです。ずるでした。

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 MCを挟んだ後は「Dream☆Story」を披露した。そらちゃんの自己紹介ソングであり、ライブでも定番、みんなで「ときのそらだよ!!!」と叫ぶことで一時的に合法的にときのそらになれる楽しい曲。
 さらに曲の途中であん肝が登場。ステージにそらちゃんだけでなく、盛り上げ役あん肝のおかげでさらに楽しい空間だった。あん肝と戯れるそらちゃんがかわいくて助かる……。

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 そのまま「フレーフレーLOVE」を披露。この曲もみんなで「フレーフレーフレフレー!」と声を合わせて盛り上げることが出来る曲。本当にこの曲を聴いて日々元気をもらっています。つらいときも、つらくないときも、いつでも、もらっています。ライブで聴くとさらに元気をもらえて、本当にかわいいしありがとうございます。「君らしさが大好き」って歌詞が、あまりにもそらちゃんにぴったりで、もう、ずるいじゃん……。
 ♡がふわふわキラキラ漂う空間でのフレーフレーLOVEはかわいさ100万倍、演出の方本当にありがとうございました。

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 間奏の「これからも あん肝も そしてそらとものみんなとも歩いていきたい!」って言葉、心にぶっ刺さりました。一緒にゆっくり歩いていきたい……!

 休むことなく「冴えない自分にラブソングを」へ続く。ここまで何曲も歌ってきている状態で、3曲続けて歌ってしまう体力には驚く。すごいよ……成長しすぎだよ……。
 イントロで👏👏したり、サビで「らぶらぶらぶらぶらぶらぶあいうぉんちゅー!」とみんなで叫ぶところが楽しい曲。配信といえども、家で実際に声を出しながらコメントやTwitterの実況で大いに盛り上げる。

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 あん肝と沢山戯れててめちゃめちゃ助かった。かわいいなぁ……。

 3曲続けた後のMCではまたあん肝と戯れる。かわいい。

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 あん肝とのコラボに懐かしさを馳せながら、新しいステージとのパラレル性を見出す。タイトル回収助かる。

 3年間の思い出が詰まったライブステージを経て、これからも前に進んでいくそらちゃんについて行こうと改めて思いました。こんなに楽しいライブみたら絶対次も行きたいに決まっています。

 (一応)最後は「空祭り」。ライブでこの曲が聴けるのを待ってました!合いの手が楽しすぎて家でめちゃめちゃジャンプしてました。アソレソレソレソレ!
 最後は元気に終わりましょう!っていうのもそらちゃんらしくてとっても好きです。アーヨイショ!あーどした!

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 会場に花火が上がっていて、本当にお祭り、そらちゃん祭りでした。

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 配信だけでも本当に楽しい曲だったので、現地で、そらちゃんと、他のそらともさんと、いっぱいまた騒げる日が来るのを楽しみに。マジでオタクと騒ぎてえ~~~

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 「ありがとうございましたー!」の言葉とともにかわいらしいポージングで締めくくった。全力のパフォーマンスでそらちゃん自身も楽しんでいたのが印象的だった。最高の空間、時間をありがとう……。

アンコールは「いかないで」「(๑╹ᆺ╹)ぬーんぬん」

 「アンコール!」「いかないで!」「ぬーんぬん!」のコメントがいっぱいの中、そらちゃんが再び登場した。
 「どんなアンコールでも嬉しいです」とその包容力が垣間見える。ママ……。

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 アンコール1曲目は「Step and Go!!」。すてっぺんごー!₍₍ ◝(•̀ㅂ•́)◟ ⁾⁾、とShort MVでも披露しているダンスも踊りながら歌う姿はまさにアイドルだった。本能ダンスではなくてちゃんとした振り付けがある曲もよき。アイドルとしての大いなる成長です……。ありがとうございます……。

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 MCでは今まで見続けてくれたそらともさんへの感謝とともに、今まで歩んできて関わってくださった方すべてに感謝を述べる。その場にいるスタッフさんへもライブ中に深く頭を下げるその人柄が僕は大好きです。

 最後は「ゆっくり走れば風は吹く」。
 「忘れたくないよ ただ『好き』の気持ち」を聴いて、そらちゃんと出会えて、そらちゃんのライブに来ることが出来て、本当に良かったと再確認しました。なぜ今僕がここにいて、ライブを見ているかを意識させされ、好きでよかったと心から思いました。3年間の集大成がこの曲に詰まっていて、この先も違うようで同じような日々が過ぎ去っていくことを予感させました。

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 最後のサビの前の間奏で

「ときのそらを ホロライブプロダクションを VTuberを 是非よろしくお願いします」

と全力で叫ぶ。
 自分のライブの最後に、「VTuberをよろしくお願いします」と叫ぶVTuberを見たことがあっただろうか……。あの……ほんとにこういうところがマジで好きです。ありえないぐらい好きです。ありがとう。VTuber業界を引っ張って行ってください。ついていきます。

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 最後はやりきった表情で幕を閉じた。

最後に

 過去・現在が入り混じり、未来への予感も生み出す「パラレル」な時間、空間でした。発表当初は正直オンラインか……などと思いましたが、振り返るとオンラインだから出来たことオンラインでしかできないことが溢れていた、最高のライブでした。
 そらちゃんのアイドルとしてだけでなく、アーティストとしての成長、また、オンラインライブの技術的、演出的な成長も感じました。

次こそは現地で、また最高のライブを見たい。

 そう願って、僕自身もゆっくり走っていけたらいいなと思います。
読んでいただきありがとうございました。

セトリ

1. ぐるぐる・ラブストーリー
2. ベノム(cover)
3. リア/リモシンパサイザー
4. ブルーベリームーン
5. 海より深い空の下
6. コトバカゼ
7. 未練レコード
8. 夢色アスタリスク
9. 青空のシンフォニー
10. Chu-Chu-Lu
11. 好き、泣いちゃいそうだ
12. Wonderland
13. Shiny Smily Story
14. Dream☆Story
15. フレーフレーLOVE
16. 冴えない自分にラブソングを
17. 空祭り

アンコール
18. Step and Go!!
19. ゆっくり走れば風は吹く

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