見出し画像

「半年間継続ライティングコーチ」第3回受講レポート

京都くらしの編集室 江角悠子さんの
「半年間継続ライティングコーチ」
https://w-koharu.com/writingcoach

第2回では、2月に取材したチョコレート店の紹介記事の添削と解説をしていただいた。
宿題として添削内容を反映した記事を書くことになり、リライト。
また、足りない情報を仕入れるため、チョコレート店の再取材も行った。

第3回の講座では、リライト記事の添削・解説と
ライターとしての方向性について悩みを聞いていただいた。

☆再取材とリライト記事について

宿題になっていた、チョコレート店の紹介記事。
リライトするにあたり、最初の取材では聞きもらしたことや、詳細が不明な点があったので再度、取材した。
2月の取材から4ヵ月ほど間があいたので、お店の広告や商品の新しい情報があったり、新商品の写真も撮れて、内容の濃い取材ができた。

今回の取材をもとに記事を書いて、実感したこと。
「店主の夢や目標が、商品や店のつくりに表れている」

このチョコレート店は、店主がチョコレートを作っているわけではない。
腕ききのショコラティエさんが作ったチョコレートを仕入れて販売している。ショコラティエさんは県外で自分のショップと工房を構えているため、店主はチョコレートをわざわざ遠方から仕入れているのだ。

星の数ほどある、チョコレートの中から、なぜ、その職人さんのチョコレートを選んだのか。どんな思いで、スイーツの中からあえてチョコレートを選んで販売しているのか。

「そういうことが、きちんと伝わる記事になっていますか。オーナーさんの、チョコレート職人さんへの信頼。郊外の住宅地に、あえて高級チョコレートを売るお店を開いた理由。そこに重点を置いて書きましょう」

記事のタイトルも前回のタイトルの方が良いのでは?とのこと。
「オーナーさんが店に託した思いや夢を伝えるのなら、前回の方がいい」
前回: 一粒の幸せ!チョコレートがつなぐ、みんなの笑顔
今回: お洒落スイーツ好きに朗報!住宅地で出会える、ご褒美チョコレート!!
前回はオーナーさんの気持ちを意識した結果、このタイトルをつけた。
今回はスイーツ好きの読者を想定したが…
取材で一番印象に残ったのは “ お店を開くことで、自分の住んでいる街に笑顔を増やしたい ” というオーナーさんの思いだった。「お客さんと交わす、何げない会話と笑顔から私も幸せをもらっているんです」と話されていた。

よし、これに決めた。
タイトルは「一粒の幸せ!チョコレートがつなぐ、みんなの笑顔」

☆ライターとしての方向性について

私には、好きなものへの強いこだわり、がない。ほんとに、ない。
恥ずかしいくらいに、ない。子どものころからそうだ。好き嫌いがうすぼんやりしているというか。美味しいなあ、とかキレイだなあ、でおしまい。
最新の流行りものにも、うとい(あまり興味がない)し…
ライターとして、これは致命的な欠点では?と悩んでいた。

また、まだ2本だが、仕事としてライティングをする機会を得た。
女性の体験談というジャンルなので、お店紹介とはまったく違うことでデビューすることに。体験談は自分の心に向き合うことが必要で、本当にしんどかった。お店の取材の方が好きだけれど、向いているとも思えない…

江角さんに悩みを打ち明けた。
「グルメや旅行記事を書く自信がない。写真もキレイに撮れない。
でも、取材して人の話を聞くのは面白い。
与えられた素材について細かいことを調べるのも、面白くて好き。
商品などのライターよりインタビューライターを目指すべきでしょうか?」

「お店の人の魅力を伝えるうえで、その人がどんな魅力的な商品を扱っているか書くことは、とても重要です」
「ライターは常に最新の商品を追いかけないとダメ、ということでもない」

自分がどんなメディア媒体を選んで記事を書くか。それも大事、とのこと。
「最新の商品を紹介する」メディアもある。
「1つの愛するお店に、長く通う人」や「シェフの人柄を知りたい人」にお店を紹介するメディアもある。

「まず、いろいろな媒体の記事をたくさん読むこと。そして、自分が好きだな、と感じたテイストの所に採用されるよう頑張ってみて!」

まとめ

ライターという職業を意識して半年。書きたいジャンルが見えず、書けそうなものに手を出したが、精神的に本当にしんどかった。今回、この悩みをこのタイミングで相談できてよかった。
「方向性は、”これ好きかも”を大事にしながら、書き続ければ見えてくる」江角さん、今回も本当に元気の出る、そして方向性がわかる貴重なアドバイスをありがとうございます!!
チョコレート店の紹介記事は、さらに書き直して某サイトに投稿する予定。地域の人に愛されているお店を紹介したいから…
掲載されるよう頑張る!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?