回顧・半年間競馬やってみて

半年間競馬をやってみて、過去記事からも分かる通り、回収率が100%を割っている自分が今年のレースを回顧してなぜ、外してしまったのか、そして回収率が良くないのか傾向と対策を考えていきたいと思います。

回収率とは?

回収率 = 儲けた金額 / 賭けた金額 

で賭けた金額がどのくらいの割合で戻ってくるかを表した指標になります。つまりは、100% を超えれば競馬で儲けられていて、100% を下回ると競馬で損をしているということになります。概算なので、詳細な数値ではありませんが、地方重賞なども含めると自分は大体65 % ほどです。これでは、遊ぶたびにお金を垂れ流している状態です。

今回の記事では、なぜ回収率が悪いのか を徹底的に考察していきたいと思います。

回収率が悪い = 儲けた金額が賭けた金額に比べて少ない というのは式をみて明らかなことですが、それではなぜ儲けた金額が賭けた金額に比べて少ないのでしょうか。大きく分けて2つ考えられます。

①そもそもあたっていない

②あたってはいるが、点数買いすぎ

自分は、今までの記事から見ると①の傾向が強いので、更に①がなぜ起こるのか考えてみました。①において、買い方別(馬連、3連複)に考えてみます。

馬連:軸が馬券外、相手だけで決着する、相手が候補外

3連複:軸が馬券外、紐で決着、紐が足りない

大体、似ていますね。ひとつずつ見てみます。

軸が馬券外:これは馬券的には完全に飛んでしまった状態です。更に深堀りしてみると、軸が馬券外ということはそのレースで一番信頼していた馬がとんでいるということで、レースでの予想を大きく外した状態になります。自分が桜花賞から初めて軸選択を間違えたレースを何個か挙げてみたいと思います。

5月 オークス ソダシ
7月 ラジオNIKKEI賞 リッケンバッカー
8月 キーンランドカップ メイケイエール
9月 セントライト記念 タイトルホルダー
   オールカマー レイパパレ
    神戸新聞杯 シャフリヤール

まあお気づきの方もいると思いますが、こちら1, 2人気の馬となっており、結果からいうと、軸を外すときは、予想ではなく馬の能力だけでみているときであると考えられます。能力といったのは、一般的に馬券がもうかる = 普通の人が予想できない馬券を買う ということで人気 = 能力上位 だからです。能力上位が距離、馬場適性やレース展開のあやで負けてしまうレース、つまりは予想という力で能力上位を切ることができるレースを取りこぼしているという非常にもったいない予想をしていたと思います。

ここからわかる教訓は、「軸選択は、能力上位ではなく、馬場適性、距離適性、レース展開を考慮した上で選択すること」そして、「馬連は必ず、2頭軸以上で構成すること」となります。軸に悩んだときにただ能力上位を選ぶのは、思考放棄であり、予想でもなんでもないので予想をnote に垂れ流している自分としては絶対にやってはいけないことと肝に銘じておきたいです。

相手(紐)だけで決着する:これは軸が飛んだ場合とほぼ同じで、軸が飛んで相手だけで決着する場合は、展開や馬場と本命馬の適性があっていないことがほとんどで、能力だけではなく、展開や馬場の状態が非常に重要なことを留意する必要があります。

相手が候補外:候補外ということはおそらく人気の馬で消していた馬が来るか、あるいは人気のない馬で展開のアヤで馬券に来るかの2択ではありますが、往々にして後者の場合が多いです。また中でも、今年に限っては、人気薄の逃げ馬の好走が目立ち(エイシンヒテン、キャッスルトップ、ユニコーンライオンなどなど)ました。人気薄のマークされない逃げ馬は必ず紐に入れておく必要がありそうです。また、他に人気薄の馬が構想したパターンはうまく馬場のいいところを通ってきた場合がそれにあたります。例えば、内をうまく通ってきた紫苑ステークスのミスフィガロや外差し馬場をうまく利用した小倉記念のモズナガレボシの好走、新潟記念のマイネルファンロンがそれにあたります。ということは、「能力下位でも、逃げ馬や馬場状態にあった馬は拾っておくのが良さそう」ということになります。

また、馬券の選択(馬単マルチか馬連か、フォーメーションかBOXかなど)は馬券を予想するにあたって自分は予想より重要なことだと思っているので、こちらについては期待値との兼ね合いをもう少し自分の中で定式化した上でまた記事にまとめたいと思います。基本的に、単複は狙いません。単勝はともかく複勝はレースだけ見極めれば回収率を100% 以上にあげることは不可能ではないですが、レースを重賞に絞って記事を出している関係上、複勝に適したレースと合致しないことが多いので、これから先も単複での買い方を出すことはないです。せいぜい、マルチですが、いかんせんマルチはリスクに対してリターンが少なすぎるのでたとえハンデ戦のような荒れ模様でも買うのはおすすめできないかもしれません。(以前に何回かマルチ推奨の記事も出しましたが、利益を考えるとほぼ一点ぐらいでしか賭けられないので難しい馬券だと思います。)本線はやはり、馬連かオッズの状況と予想の信頼度合いを見て馬単あたりでしょうか。

以上、長々と半年分の反省をしてきましたが、反省点は以下のようになります。

①軸選択は、能力、馬場、距離適性すべてを考慮して行うこと。

②紐は、人気薄の逃げ馬と馬場状態に合致した馬は必ず含めること。

これらを予想に含めて秋競馬は更に飛躍できるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

 

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