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父になる ということ

先日、というか昨日、中学の担任とサシ飲みした。
その先生は部活の関係で高校になっても近くにいて可愛がってくれてた。


「俺はお前の父親だから」と言いながら、「もしお前が自分から死ぬことがあれば俺は絶対その原因になった奴を殺しに行く」って。この人はいつも過激なことを言う。

でも、でもこんなこと言ってくれる想ってくれる存在は確かに父親だな。

バイト先の料理長も可愛がってくれていて、「よひらは俺にとって娘だな」と笑っていた。(バイトみんな子供だと思ってるらしい)
私には父親が3人いる。


…とここで、1番目の父親、私を生んだ父親は育ての親だと言えるのかな?とふと疑問に思う。
両親は離婚していない。旅行に行ったりお金を出して学校や部活ややりたい事をやらせてくれた。でも「育てる」ってそういう事じゃないよな。
物心ついた時から父は仕事で滅多に家に帰らなかったし、長年(今も)関係性は上司と部下に近い。

「育ての父」のポジションはずっと名前だけのハリボテで、本当は空っぽだったんだと思う。

そうなると担任と料理長が育ての父①②になるんだろうか。


成人式を明日に控えた夜、そんなことを考えた。

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