【SPルール】スタートチャージ5で強そうなデッキ、教えます【デュエプレ】
はじめまして。柄殻(がらから)と申します。自己紹介として語れるほどの経歴や実績は持ち合わせておりませんが、とりあえずデュエプレは毎月マスター到達するくらいまではやっています。
さて、皆さんは1/6から2周年記念イベントの一環として、SPルールマッチ「スタートチャージ5」が開催されるのがご存じでしょうか。
このルールはゲーム開始時から5マナと5色が既に溜まっており、普段のランクマッチよりもド派手で豪快なデュエルを楽しむことができる、まさにスペシャルなルールです。
「スタートチャージ10を半分にしただけの手抜きルールじゃねえか。はークソゲークソゲー」というような声が聞こえてきそうですが(まあ手抜き感は否めないけど)、スタートチャージ10と違って初期手札が5枚あり、手札枚数の増加はそのまま戦略性が向上に直結するため、ある意味ではスタートチャージ10よりも奥深い面を持つとても魅力的なルールであると私は考えています。(個人の感想です)
このルールは早期に高コストのカードを使用できるスタートチャージ10のド派手な面白さと、多少複雑ながらも環境やデッキの組み方を一度理解してしまえばガチで対戦や構築にのめり込めるランクマの奥深い面白さを良いとこ取りした、例えるのならばカレーうどん、巨乳でメガネなお姉さん、小悪魔でポニテな女装男子、スタートチャージ5とはそういう感じの超お得で超楽しいゲームなのです。(多分)
というわけで、本記事ではそんなスタートチャージ5で強そうなデッキを私が考察して6つほど組んでみましたので、紹介していきたいと思います。
ちなみに本記事は別に特段デュエプレが上手いわけでもない一プレイヤーであるこの私がイベント開催前に憶測100%でデッキを組んでいるので、実際に使ってみると「別にそんなに強く無いやんけ!」となる可能性が多分にあります。今回のイベントは持ってないカードも含めて全てのカードが使い放題なので「今回のSP何使えば良いか分かんねえ〜。あっそういえばガラガラみたいな名前の奴が変なデッキ紹介してたな。とりあえずあれ作ってみるか」みたいな感じの軽めなテンションで参考にして頂けると幸いです。
ボルフェウス天門
このルール、スタートチャージ5なんて銘打ってはいますが、ターン開始時のマナチャージで1マナ増えるので実は1ターン目に使えるマナは6マナなんですよね。実質的にはスタートチャージ6です。というわけで今デュエプレにある中で一番強い6マナのカードといえば....
もちろんヘブンズ・ゲート。
大半のデッキは1ターン目にヘブンズゲートからミルザムとかパーフェクトギャラクシーとか叩きつけられたらめちゃくちゃ困るはずなので、序盤は強力なブロッカーやラルックとヴォイジャーの2体の軽減を立てたりしながら上手いこと凌いで、手札が整ってきたらボルフェウスヘブンでインビンシブルフォートレスを撃ってワンショットを狙いましょう。
注意点ですが、ヘブンズゲートでボルシャリオとミルザムを同時展開する場合、先にミルザムから出してしまうとボルシャリオで回収したいカードが先にシールドに埋まってしまうことがあるので基本的には先にボルシャリオから先に出すようにしましょう。
改造案としては、一時期ランクマッチで流行した、ネプチューンシュトロームやロードリエスを採用した型を参考にするのも面白いかもしれませんね。
後はせっかくボルシャリオとラルックとロードリエスで多色クリーチャーを12枚も入れているなら、いっそキングアルカディアスやクイーンアルカディアスあたりを投入しても楽しそうです。
初手の状態から既に5色揃っているお陰で色事故を気にせずに構築することができるのは嬉しいところですね。
ギフトバルガライゾウ
今回のルールで恐らく一番強いであろうカード、それがフェアリー・ギフトです。
普段のランクマッチでも猛威を奮っているギフトバルガライゾウですが、スタートチャージ5では1ターン目にマナチャージ、2ターン目にもマナチャージすると使えるマナは7マナ、フェアリーギフトは手札のクリーチャーの召喚コストを2コスト軽減するので、なんと2ターン目にバルガライゾウを7コストで着地させることができます。頭おかしくて草
(マナに最初からボルメテウスホワイトドラゴンが置いてあるとはいえライゾウの進化元のドラゴンが2体必要なので意識してマナ置きしましょう。)
なんなら1ターン目にロマネスクかエコアイニーを出せばそれでも2ターン目にバルガライゾウを走らせることができます。
ただ、2ターン目までにデッキに4枚しか入っていないカードを引く確率は約50%、2試合に1試合はバルガライゾウを初手に引けない試合があることになります。なんとか手札にライゾウとギフトを抱えられるカードが欲しい〜〜〜というわけで採用したのがストリーミングチューターと闘龍鬼ジャックライドウ。
このデッキはストリーミングチューター自身も含めて火と自然以外のカードが12枚入っているので、最大値の5枚ドローを狙うのは厳しいでしょうが、それでも3、4枚ドローできれば十分ですし、最悪このデッキはギフトとライゾウさえ引ければ他の手札は一枚も要らないと言っても過言ではないので(流石に過言)4投しています。後ジャックライドウくんも打点になってくれたりガルべリアスにSAつけてくれたりロレンツォでブロッカーになってくれたりするので結構強いです。
ちなみに「1ターン目にドローとかサーチするとギフトを引けなかった場合2ターン目にライゾウ出せねえじゃねえか!ふざけんじゃねえぞ!」というような声が聞こえてきそうですが落ち着いてください。今ここで皆さんに衝撃の事実をお伝えします。いいですか?
実はバルガライゾウって「3、4ターン目に出しても普通に強い」んです。リピートアフタミー?「バルガライゾウは3、4ターン目に出しても普通に強い」。
改造案ですが、ぶっちゃけこのデッキは非進化のドラゴンなら大体採用範囲なので皆さんの好みや環境に合わせてドラゴンの枠を弄ってくださいくらいしか言うことがないんですよねえ...
...強いて言うなら私の推しであるフレミングジェットドラゴンをおすすめしておきます。
5cバイオレンスフュージョン
初手から5色埋まってるのマジで強え〜〜〜沁みるわぁ〜〜〜。
このルール、基本的には1ターン目に1マナ加速すれば2ターン目には8マナ使えるので、まあ撃ちますわな、クリスタル・フュージョン。
回し方はぶっちゃけ大分単純で、マナを伸ばしてフュージョン系撃ったりゴッドぶん投げたりして勝とう!終わり!
ちなみにこのルールは全体的にゲームスピードが速くなることが予想されるので、とりあえず叩きつけて処理に時間を使わせてターンを貰うためにゼンアクを4投してます。このルールでの1ターンは...命よりも重い...(そんなことはない)。
改造案は...炎地武神を2ターン目にリンクさせて殴ると割と強いかもしれない?
ただ正直バイオレンスフュージョン自体が大きく弄るところの無いデッキタイプではあるので、あんまり改造案も浮かばないんですよねえ...
...天雷龍姫エリザベスとか入れてみる?
リーフビートダウン
1ターン目にアストラルリーフ出しながら殴るの、流石に強くね???
とりあえず打点を雑に並べながら殴って、減った手札はリーフとマルコで補充してまたぶん殴る、前のめりなビートダウンデッキです。
そんでもって稼いだ手札を攻撃力と突破力へと変換できるレオパルドホーンとキリンがデッキとしてのパワーを底上げしてくれます。
ところで「緑のクリーチャー6枚しか入ってないけどキリンどうやって出すの?バカなの?死ぬの?」という声が聞こえてきそうですが、落ち着いてください。実はこのルール、最初に緑マナとしてシークレットの大勇者「ふたつ牙」がマナに置かれているので、こいつを進化元にしてキリンを出すことができるんですね〜!これ、オシャレでイキれて割と使うテクニックなので覚えておきましょう。
改造案としましては、タケチヨと鬼面城を採用してより手札をじゃぶじゃぶにしてみるとか楽しそうですね。
後はマルコ関連を全抜きしてアグロ寄りにしてみるのも面白いかも。
青抜き4cギフトコン
このルールで恐らく一番強いであろうカード、それがフェアリーギフトです。(デジャヴ)
いやあ...だって強いんですもの、フェアリーギフト。
というわけでこのデッキはランクマでも活躍している、ギフトコンとかクレケンとか呼ばれてるデッキですね。
ウルコスやトリプルマウス、ベガやジャックといった多色クリーチャーを展開してキングを立てたり、ギフトを絡めてヘヴィデスメタルやデルフィンを叩きつけたりしてカードパワーの暴力で相手プレイヤーを捻り潰すコントロールデッキです。
とりあえずキングさえ立ててしまえばミルザムもバルガライゾウもヘヴィデスメタルも出せなくなり、大抵のデッキは除去のためにターンを費やすことになるか、そもそも除去札を積んでいないデッキは何も出来ずに圧殺されることでしょう。
改造案...と言ってもこのデッキも元の完成度が高くてそこまで弄るところもないんですが...どっか適当に削ってハッスルキャッスルとか入れると強いかも?
後は少し構築の雰囲気が変わってしまいますが、ロストチャージャーとインフェルノゲート、そしてボルメテウスサファイアドラゴンを採用することでギフトと合わせて2ターン目にサファイアを走らせるルートを二つ作ってフィニッシャーの一人として運用してみる、とか楽しそうですね。
トリーヴァジャイアント
ドルゲーザ、再録おめでとう!
さて、バトルアリーナの影響で最近通常ルールの方でも再評価の路線が来てるとか来てないとか言われてるジャイアントですが、このデッキは盤面の展開がそのまま勝ちに直結するので、最初から5マナ、マナチャージ込みで6マナまで使えるスタートチャージ5のルールととても噛み合いが良いです。
1ターン目にキリノジャイアントと4マナ以下のジャイアントを出せばもう次のターンにはドルゲーザ出して4枚ドローできますからね。流石に強そうです。
ですがジャイアントというデッキはキリノへの依存度がかなり高く、今回のSPルールは全体的なデッキパワーが上がることも推測されるので、手札にないとマジでゲームにならない可能性があります。ストリーミングチューターやサイバゴンで死ぬ気で引きに行きましょう。
また、このデッキは筆者がランクマを回している時に遭遇した構築を参考にしております。
バリアントスパークで相手の盤面を全処理、フィニッシュ時のトリガーはデルフィンでケア、そして何より展開したジャイアントをセイントキャッスルで全てブロッカーにされると並大抵のビートダウンは動きがストップしてしまい、当時対戦していて「完成度高え〜」と思っていた記憶があります。
改造案ですが、せっかくセイントキャッスルでの全体ブロッカーやバリアントスパークでの盤面処理ギミックを搭載しているのであれば、無敵城シルヴァー・グローリーを採用してさらに強固な盤面を作るというアプローチも面白そうです。
ジャイアントとというデッキは存外構築の幅がそこそこ広かったりするので、白抜いて雑にヘヴィデスメタルをタッチするとか、黒を入れてキングアルカディアスを投入するとか、色々と改造が楽しめそうです。
おわりに
というわけでいかがでしたでしょうか。皆様がスタートチャージ5を楽しむ上でデッキ構築の参考になったので有れば幸いです。本記事で紹介したデッキ以外にも、パーフェクトアースとブライゼナーガでカッ飛ばすデッキや、風来の雲ベンケイやアクアツバメガエシで超銀河剣 THE FINALを踏み倒して世界を終わらせるデッキ等、今回はかなり多種多様なデッキを組むことができます。冒頭で触れた通りこのイベントは持っていないカードも使うことができるので、ぜひ色々とデッキを作ってみてはいかがでしょうか。
そして「今回のスタートチャージ5のデッキの組み方さっぱり分かんね〜」という人にデッキ構築の軽いコツというかやり方のようなものをお教えしたいのですが、このルールは「ギフト+バルガライゾウ」や「パーフェクトアース+プラチナム」のような、「カードを2枚組み合わせることで使えるコンボ」がルールの性質上かなり決めやすくなっているので、「コンボパーツ」、「コンボパーツを手札に抱えるためのドローソース」、「コンボできなかった時のためのサブプラン」という風にリストを固めていくとデッキが作りやすいんじゃないかなあと思います。あくまで私の考えですが。
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