僕とouterwildsと皆さんと④〜ゾンビ化〜

さて、今日の映画の話はどうしようか。
残念ながら今この瞬間において、TOP3を脅かす映画は思いついていない。
ただ、一昨年公開(だっけ?)のTENETは面白かったし、最近はクレイアニメ ひつじのショーンにハマっている。
子供向けと思わず、見てみて欲しい。非常に優良な笑いがそこにある。
ある意味OWのDLCと似ている。どういう意味かって?
両方見ればわかるさ。
まだ今回はDLCに言及しないため、念のため詳細は伏せておく。

・・・・と、
ポエマー文体はDLCの話まで置いといて、
口語体で行きます。

ってことで、今回は本編クリア後の話。

本編クリア後

さて、まずクリア後に、さらにOW世界を探索したかは、否。
僕は、どんなゲームでもそうなんですが、クリアしたらほぼそこで自分の中で何かが燃え尽きてしまって、手がつかなくなります。
もちろん、最低限いくつか別エンディングは気になったので見ましたが、深く探索することはありませんでした。

一方で、いくつかのサイトは徘徊し、知識は増えました。

サイト巡回で、とても参考になった
砂義出雲さんのこちら。
【決定版】Outer Wildsをクリアした(する)人へ、更なる探求の手引き - やや最果てのブログ (hatenadiary.jp) 
※すでに皆さんご存じですよね。単なる謝辞でございます。

そこで、タケラムさんの実況プレイへと繋がってしまったこと、
これが、OW沼への一歩、と言っても過言ではないでしょう。

僕はそれまで、ゲーム実況系動画を見ることはほとんどありませんでした。
でも、OWはなんとなく、ほかの人のプレイ見たら、面白そうじゃないですか。
そんな気がしました。はい。

ということで、見始めたんです。タケラムOW。
最初は、全く知らない二人のプレイヤーの掛け合いを眺める、なんとも緩い時間だった気がします。

とにかくやってみよう、という感じのタケさんと、う~ん、面白さが全くわからん、というオーラのラムさん。

「おもろいから!しっかり早く先に進めるんやで!」と無言で見守る僕。

2022年1月の話なので、実際は僕のほうがよほど後発だけどな。

2回、3回と進んでいくうちに、徐々に二人の空気感にも慣れ、そして二人も何かOWに惹かれるものが出てきたようでした。
ラムさんはそれでも、前のめりになってきたのはもう少し後だったかな。

二人とも、語り口調がいいですよね。
聞きやすい。

落ち着いて、綺麗に読んでいくタケさんと、いい感じのガヤ感を出してくるラムさん。
仲がいいのが非常によく伝わってくることもあって、「面白おかしく配信しよう」とか「配信者っぽい配信者(伝わるかね?)」とかとも違って、自分らがまず楽しむために配信している感じが、心地よい。

かなり後発ですが、僕も二人の配信のファンになりましたね。

そしてその配信中に生まれる「ゾンビ」の造語。

その時、遅ればせながら、僕もゾンビ(死にたて)になりました。
はじめましてこんにちは。

おかげさまで、あなたたちの配信にて、しっかりゾンビとして生を受けましたよ。

ゾンビとなったむさし屋は、それでも二人の配信を見守り続けます。
後半には、すっかりOWのとりこになっている二人。
うんうん、面白いだろう、この先もっと面白いぞ。
満足する僕ことゾンビ。いい循環です。メビウスの環です。

1回の配信ごとに、約1週間という時間を置きつつ、二人で考えながら、時にはタケさんが、時にラムさんが、あれやこれやと意見を出し合いながら、自力でゴールへと向かっていきます。

正直、ゾンビはとても羨ましかったです。

彼らは、謎に頭を悩ませ、考え抜き、答えを出し、一喜一憂していました。
そしてついには、
OuterwWildsVenturesの仲間たちと、ソラナムと、焚火の前に到達し・・・
その先で、OWが魅せるすべての事実を理解したうえで、宇宙の終わりを経験したのでした。


「胸いっぱいなるな」「素晴らしいね」


二人の口から出た言葉は、自力で解き、OWの世界を冒険しつくしたからこそ出る言葉で。

僕はそこまでの経験を、自分のプレイでは見出すことができなかったから。
だからこその、羨ましいという感情。

でもね、僕は二人のプレイを通して、改めてOWをイチから歩き、そして3人目のプレイヤーとして最後まで見届けたから。

「俺はホンマに歴代一位のゲーム体験ができたと思ってる」

ラムさんがエンディングロールで言ったこの言葉と同じく。
この実況を通して、僕の中でのOWは、歴代TOP3から完全なる1位へと昇華したのでした。

まさか、何気なく見始めた見知らぬ人のプレイ動画で、ここまで心を揺さぶられるとは思ってませんでした。
でも、それを通して、OWが提供する本質的な楽しさを疑似体験できたから。

見てよかったと、心から思います。



あぁ、でも残念だなぁ、これ、リアタイで見たかったなぁ。

そんなことを思いながら、
「しばらくはゾンビとしてふらふら生きていこう」
・・そう、心に決めて、タケラムOWを後にするむさし屋だったのでした。


次回、「ゾンビやってたら、DLCをプレイすることになった件」。
お楽しみに。

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