闘病記録:9 癌検査の放浪旅の道標はワルノリデキマッテル
癌の疑いがあると言われながらも
「ユーのボディはワガママすぎるから検査できないYO!」
と告げられ、一から病院を探す事になったわけだが…
正直、以前ならどうしよう、どうしよう、と不安になって落ち込み、ヘタすりゃもうダメだ、と塞ぎ込んでいたかもしれない。
いや、正直言えば多少はショックだった。
いや、少々かなw
だって、事実は事実。
無責任だ!ひどい!何とかしろ!とゴネたところで、そんな対応をするところがスピーディーな対応をしてくれる、なんて期待する方がおかしい。
不平不満を他者にぶつける事を思考する感情に支配される前に、まず有線し考えなくてはならない事。
それは…
・本当に自分は癌なのか?検査で確認
・癌であればいち早く治療をする
・癌でなければ一安心
という、至ってシンプルなフローなのだ。
ごちゃごちゃと無駄な不安だとか不満にかまけている余裕などない。
病院からの帰りのバスで、先生にピックアップしてもらったいくつかの大学病院のサイトを見比べた。
なるほど、いずれの病院の消化器内科のページをみても、手術台の対応重量は掲載されとらんw
となると、結局は電話で聞くしかないのか。
さて、どこにしよう、と思った際にふと、ある人の事が脳裏によぎった。
日本のもはやレジェンドと呼べる偉大なラッパー、漢 a.k.a. GAMIさんも、自分と同じタイミングで癌検査をしているのだ。
検査入院の模様をインスタで見て、なんとまぁ奇遇な!と思ったわけで。
あ、それなら…
もしかして、あの病院だったらワンチャン、漢さんと同じ病院になるんじゃね?
リハビリ室とかでバッタリ会えたら握手してもらお!
という、めちゃくちゃミーハーな理由にて、とある大学病院に決めたのでしたw
まさにワルノリデキマッテル
家に到着して速攻で病院へ電話し、担当となる消化器内科へ繋いでもらい
「癌の疑いがありまして、検査をしてもらおうとしたら体重でNGになりまして。ええ、それでお伺いしたいのですが、そちらの手術台って140キロでも対応可能でしょうか?あ、紹介状はありますが受け入れ大丈夫ですか?」
と交換台の方へどストレートにヒヤリング。
もちろん、そんなのすぐにわかるわけないので、折り返し対応となりました。
うん、まぁ、そんな質問なんざおそらく10年に一度あるかないか、だろなw
待つ事10分で折り返しTEL。
「手術台ですが、こちら大丈夫でした!」
おー!さすが大学病院やで!
「ただ、受け入れですが…予約がいっぱいでして、次回は…約二週間後になります」
なんやて⁈ そんなに待つの?さすが大学病院やで…
「ただ」
ただ?
「お待たせしてしまいますが、検診に来ていただければ受診は可能です」
え、ええ⁈ マジすかー!
そんなん、ナンボでも待ちます!
ひばりヶ丘二郎でも本店二郎でも、目的の為なら余裕で待てる男です!
という事で、電話の翌日速攻で大学病院へと向かうのですが、その話はまた後日。
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