見出し画像

DX(デジタルトランスフォーメーション)、してる?

こんにちは、株式会社フォーバル東北支店の高橋了です。
東北地域の中小零細企業にとってなくてはならない存在になることを目標に経営コンサルタントとして活動をしています。
先日約1か月ぶりの記事でDX(デジタルトランスフォーメーション)についてちょこっとだけ書かせていただきました。
「DXってなに?」という人や「DXって最近よく聞くけどよくわからない」という方に少しでも気づきの提供ができれば幸いです。

そもそもDXって何?

トランスフォーメーションとは「変化」や「変質」、「変革」を意味するが、これにデジタルが加わり、「デジタル技術による変革」、さらには、「ビジネスや生活をより豊かにしていくもの」、変革をもたらすような「革新的なイノベーションへの展開」などを意味する概念である。IoTやAIなどの先端IT 技術を活用することにより、新たな価値を生み出し、様変わりする経営環境において競争力を確保していくことの重要性を示すものである。
ちなみに「DX」のXは本来、TransformationのTと表記されると思うところだが、英語圏ではTransを「X」と略することが一般的であることから「DX」とされている。
※フォーバルブルーレポートより抜粋

これで「あぁなるほど!」という方は相当ハイスペックな方でしょう。

なぜDXなのか、簡単に背景を見ていきましょう。

このようなデータがあります。

画像1

見たことあるという方も多いのではないでしょうか。人口統計です。人口統計はかなりの確率で当たると言われています。ただ人口が減るという問題だけではなく、オレンジのグラフの「生産年齢人口が減る」という点がポイントですね。そしてみどりの年少人口が増えないことにはオレンジは一定レベルまで下がり続けるでしょう。

画像2

続いて、働きたい人と働いてもらいたい企業のデータです。たった10年で働きたい人(求職者数)と働いてもらいたい人(有効求人数)が逆転しています。働きたい人(求職者)にとっては比較的好条件かもしれませんが、働いてもらいたい企業側にとって、とくに中小企業にとっては人材不足が深刻な問題であると言えます。

だから超スマート社会とか働き方改革

いささか雑かもしれませんが、生産年齢人口が減るので、必ずしも人でないといけない仕事ではない場合、IoTやAI、ロボットを駆使して生産性を上げましょう。子育て世代の女性やまだまだ働きたいご高齢の方も参画しましょう。そして1憶総活躍社会を実現しましょう。というような背景なわけですね。
詳しくはいつもの超スマート社会の記事をご覧ください。

で、DXってなに?

生産年齢人口の減少や働き方改革など背景はさまざまあります。しかし一貫しているのは5Gや自動運転技術、キャッシュレス決済、スマート家電など、超スマート社会に向けた政策や市場への普及が進んでいるということです。
これらは偶然出てきたのではなく、日本が超スマート社会に向かっている中で生まれてきた技術です。Society5.0の発表からたった3年でこれだけの変化が出ています。
この10年大きな変化が進みます。10年というのはSDG'sのゴールが2030年だからです。
今と同じビジネスモデルで10年後を迎えることができる企業はどれくらいあるのでしょうか。変化対応していく中で、さらにスピード感が求められることは間違いないでしょう。中小企業もIT化による効率化や新たな価値創造を進めなければ生き残りにくい環境になるということです。もはやエクセルの集計に時間をかけないということもそのひとつと言えるでしょう。これを脅威と捉えるか機会と捉えるか

今のところDXの事例と検索すると、日本国内ではメルカリなどの事例で中小企業においてはダイナミックすぎて身近な印象にはなりにくいかもしれません。海外ではamazonGoのような無人店舗なんかもまさにDXと言えるでしょう。これから少しずつ関わってきたお客様で小さなDXの事例をお伝えしていきたいと思っています。その中で業務のDX、営業のDX、目標達成に向けたDXなど少しでも「気づき」のきっかけになることができれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?