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酒と飛行機と私

こちらは分散型SNSマストドンの mstdn.beer サーバ(通称ビア鯖)の2020年アドベントカレンダーの12月9日分の記事になります。

マストドンでの私を御存知の方でしたらタイトルを見て「ああ、がにょががにょらしい記事書いてるな」と思われるでしょうが、飛行機撮影の目的で飛行機に乗る際には道中もしくは到着先で車に乗ることが多いので実は酒を呑む機会が比較的少ない事に今更気が付きました(笑)。

まあお題を予告してしまいましたし呑む機会も皆無ではありませんので、そう多くない経験の中から飛行機にまつわる酒の話を紹介したいと思います。

空港で呑む

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最近は空港もエンターテイメント施設として見られるようになってきていますので、飛行機に乗らなくても空港ターミナルで御飯を食べて買い物して帰る、なんて方も多いようです。そうなってくると特段飛行機とは関係ないお酒という事になるのですが、中には無理やり飛行機色を出してくる施設もあったります。
上の写真は札幌飛行場(丘珠空港)のレストランで呑んだサッポロクラシックです。飛行機を眺めながら呑めるというのは施設としてはスタンダードですが、中には良い意味でイカれた施設もあります。

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上の写真は昨年大阪国際空港内にオープンした世界初の空港常設ワイナリーです。伊丹は特にワインの産地とかではないのですが、空港設備リニューアルと共に突然出店されました。

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白のラインナップが多めでした。何杯かいただきましたがさすが醸造所直汲み、フレッシュで呑みやすい銘柄が多かったです。お土産にボトル販売もしていますので、お近くに行かれた方は覗いてみるのも良いかもしれません。

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また関西国際空港にもワインバーがあります。繰り返しますが特に泉佐野もワインと縁がある訳ではありません。美味しいですがお高めなので撮影がうまくいった時にたまに寄るくらいですね。

乗機前に呑む

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とは言え、空港の主な存在意義は飛行機に乗る為の場所です。上の写真は関西国際空港第2ターミナルの保安検査を通過した後のレストランで呑んだスーパードライですが、保安検査を通過した後ということはこれから飛行機に乗るという事ですので泥酔は避けないと保安上の理由(航空法第73条の4第5項)などで最悪お縄になったりします。地上で普段なんともない量のアルコールでも、後述しますが飛行中の機内は酔いやすいので注意が必要です。

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出発口近くの売店でも大抵お酒は販売していますが、買って機内に持ち込めるかどうかは航空会社によって異なるので注意が必要です。例えば国内ですと某LCCは持ち込むのはOKですが持ち込んだアルコールを機内で呑むことはできません。上の写真は関西国際空港と中部国際空港ですが、いずれも呑み干してから乗機しました。

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私は滅多に無いのですが、高価な切符で飛行機に乗る際に航空会社のラウンジが利用出来る場合もあります。各航空会社が威信をかけてチョイスした酒が呑み放題のヘブンなのですが、やはり乗機前なので泥酔厳禁なのは残念です。航空会社によってはラウンジや機内で提供しているアルコールを通販していたりもしますので興味のある方は調べてみるのも良いかもしれません。大体お高いですが...。

上の写真は関西国際空港のサクララウンジでいただいた春鹿の限定酒。美味しかったです。

機内で呑む

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飛行中の機内は乾燥しているので水分を取るのは推奨されていますが、同時に気圧も低い(約0.8気圧)ので体内の酸素量が少なくなる事による代謝の悪化と血管の拡張による循環促進の為に一般的にお酒に酔いやすくなります。某航空会社の調査だと平時の2倍酔いやすいという結果もあるそうですのでやはり量には注意が必要ということになります。トイレも近くなりますし。

上の写真はANAのプレミアムクラスでいただいたワインですが、この量でも結構酔った感じになりましたね。

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こちらはシンガポール航空でいただいたワインです。フルボトルで出てきたのを調子に乗って1本呑んだら着陸まで爆睡でした。美味しかったんです...。

別に高い席に座って機内食と共にいただくケースだけでなく、機内販売で普通にお酒が買える場合も少なくありません。レガシーキャリアは無料でお茶やスープがいただけるので有料で飲み物を購入する事は多くないですが、LCCは飲み物が有料ですので購入するならお酒でも、となりがちです。

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意識していなかったのですが割と桃色の会社で良く呑んでますね私。こちらはアルコールを購入するとオリジナルのおつまみがついてきます。もちろん地上で買うより高めではあるのですが、たまには良いかと。

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また、特に海外航空会社なんかだと御当地の酒が呑めたりするのも楽しみではあります。国内線に対し比較的長時間飛んでいるのでゆっくり呑めます。上の写真は今はなきオーストラリア航空でいただいたVictoriaBitterとシンガポール航空でいただいたTigerです。

撮影地で呑む

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一般の方は空港に到着したら目的地に向けて出発しますが、私の場合は空港が目的地ですのでそこで呑みます。前述しましたが呑んでいるということは車での移動をあきらめているという事ですので主に空港の展望デッキから飛行機を撮影しつつ呑む事になる訳です。国内で確認した限り飲食が禁じられている展望デッキはありませんので、周囲の迷惑にならない程度に比較的自由に呑みます。お子さんが多いときだけは少し遠慮しますね。

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上の写真は成田国際空港の第2ターミナルにて何故かクラシック、あと那覇空港でオリオンビールです。お酒の調達は大体肴と共に現地空港内で済ませる事が多いですのであまり豪華なものは呑んでいませんね。

空港内のコンビニ等で購入して展望デッキで呑むというパターンが多いのですが、東京国際空港に限っては、第1ターミナル、第2ターミナルそれぞれの展望デッキでビールを販売しているのでお高めではありますが利用させていただく事が多いです。購入のための移動時間で撮影対象を逃したくありませんし。

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こちらは御存知第1ターミナルの展望デッキで販売している羽田スカイエールです。クラフトビールを呑みながら飛行機撮影とか幸せですね。第3ターミナル(旧国際線ターミナル)の展望デッキではお酒は販売していないのですが、ターミナル建屋内のコンビニでビールを買って展望デッキで呑む事により第1、第2、第3ターミナルの各展望デッキで呑むというサイクルデッキビールを達成してしまう事も少なくありません。

羽田空港に関しては酔っ払って撮影続行が面倒になってそのまま呑みに行くというケースも珍しくありません。蒲田まで電車一本ですし。

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羽田空港についてはもう1本御当地のお酒を紹介しておきます。その名もズバリ「羽田」。第2ターミナルの売店で販売しています。パッケージに富士山と飛行機が描いてあるのがポイントですね。さっぱりした呑み口でした。

以上、私にしてはここまで飛行機の写真が一枚もない上に、一般の方の御参考になるかどうか判らない乱文でしたが御高覧ありがとうございました。

機会がありましたらまたどこかで。

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