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おじさん保育士が作られるまでその6

前回は、男性保育士を働かせていただけるところがなかなか見つからない中

ようやく面接をしてくれる職場が見つかったところまで書きましたね。

さて、ドキドキしながら託児所の社長に会いにいくと私より10歳以上若い方でした。

私は子育ては経験していますが、保育士としての経験は全くありません。

社長との面接でとりあえず、本業の終業後の19時から24時までで

採用されました。

男性を採用したのは初めてとの事で「用心棒代わり」だとおっしゃっていました(笑)

ここは、新型コロナウィルスが流行る前から、就労時にはマスクを着用していました(今から約10年前)。

また、毎日トイレはもちろんのこと壁もアルコールで消毒。

かなり衛生面での意識が高かったと思います

私の仕事は、夕飯を食べさせるお手伝いと片付け、その後しばらく

子供たちと遊んでから就寝させる事でした。

24時間対応の託児所なので、私の入る時間帯は保護者が夜に勤務されてる方が多かったと思います。

24時間対応ですが24時間営業ではありませんでした。なのでお子様は泊まりで寝ますが、受付は24時位で終了して閉めていたと思います。

保育士として働くのは初めての経験でしたので、子供との関りをどのくらいの距離で接したらいいのかわからないまま過ごしていました。

基本方針は、託児所ですから帰る時までお子様を安全に過ごさせる事でした。

この時に私が感じていたことは、家で愛情を受けていない子供(推測です)は独占欲が強くおもちゃも保育者も独り占めしたがる事です。

子供と保育者がマンツーマンならそれもいいでしょうが、何人もの子供が

いますから、結局取り合いになってケンカになります。

それは保育者だけでなく、おもちゃも同じです。

あくまで私の見解ですが、愛情を受けていないと人を信じる気持ちが少なくなります。(捕まえておかないといなくなると思いがち)

愛情を受けてる子供は人を信じているので、おもちゃにしても保育者にしても素直に譲る事ができると思うのです。(いつでも自分の元へ返って来ると思える)

後、ここでは書けませんが、親の愛情不足を感じる場面が多々あり、

また本業終了後の夜の勤務だったことも影響してか身体も心もすり減り、

3ヶ月で辞める事になりました。

次の勤務先を探すのですが、続きは次の投稿で…









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