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おじさん保育士が作られるまでその3

前回は、保育士試験当日のお話まででしたね。

さて、試験当日がやってきました。

当時(平成23年)は科目が10科目あり(大きなくくりでは8科目)

社会福祉、児童福祉、(発達心理学、精神保健)、小児保健、

小児栄養、保育原理、(教育原理、養護原理)、保育実習理論

でした。(かっこ)でくくっているのは言わゆる「ニコイチ」と言われていてる科目です。

各科目の合格点は100点満点で60点以取ればいいのですが、「ニコイチ」の場合各科目50点満点で2科目合計で60点以取ればいいのではなく、どちらの科目も30点以上取らないといけません。なので例えば

発達心理学 40点

精神保健  25点

の場合、合計では65点になり100点満点中60点以上ですが、精神保健が

30点取れていないので両方とも不合格になります。

なぜこんな仕組みにしているかは不明です。

試験会場は自宅から車で20分くらいの大学内でしたが、駐車場が無いため

タクシーで行きました。

会場につくと予想はしていましたが、女性ばかり。

記憶が怪しいですが、5クラス位試験会場に設定されていて

各クラスで200人はいたと思います。

そんな中、私が受験した部屋には男性は一人か二人だったと思います。

もちろん私のようなおじさんではなく、若い男性でした。

女性が少しかわいそうだなと思ったのは、各科目の試験の合間のトイレに行く時間です。

私は男性なので、トイレも貸し切り状態でしたが、女性の方は何メートルも行列ができていました。

試験会場としてこの辺りは少し工夫が必要かもしれませんね。

さて、なんやかんやで2日間の試験も終わり結果発表を待つばかりとなりました。

試験終了後には、ネットに解答速報(非公式)が出ます。

初日は確認しませんでしたが、二日目の試験が終わった後に自己採点すると

ほぼ、どの教科も合格ラインの60点以上取れていました。

しかし小児栄養だけは50点。

問題を見直して、なぜこの時にこちらの答えにしたのだろうと

悔いが残り、モヤモヤして眠れない日々が続きました。

実際に後日、試験結果の通知が来ましたが自己採点通り、

9教科は合格で小児栄養だけが合格ラインに10点足りなくて、

不合格でした。

これで、また1年後に試験を受けなれればならないし、保育士としての

活動開始が1年遅くスタートすることになるのでかなり落ち込みました。

続きは次の投稿で…







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