紫苑ステークス【2024】GⅢ～全頭診断&情報まとめ｜中山競馬　9/7(土)　11R JRA

ウマ娘のキングヘイローから入り、母父血統が入っているイクイノックスの活躍から馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ！

競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。

今年のGⅠ(JpnⅠに関しては)
◎ステレンボッシュ○アスコリピチェーノ☆ライトバックで
🎯単勝・馬単・3連単🎯

オークス
🎯馬単・3連複的中！🎯

日本ダービー
穴推奨：シンエンペラー3着
大穴推奨：サンライズアース4着
目黒記念
🎯3連複的中！(10番人気入り)🎯

安田記念～全頭診断
S：ロマンチックウォリアー(1着)
A＋：ソウルラッシュ(3着)
A：ナミュール(2着)

東京ダービー～全頭診断
🎯3連単的中🎯
さきたま杯
3連単的中🎯🎯

宝塚記念
ソールオリエンス(7人気)複勝🎯

帝王賞
2着ウィルソンテソーロの複勝🎯
3着ディクテオン(9人気)の複勝🎯

サマー競馬に関しては、

2週前
小倉記念：リフレーミング単勝🎯
関屋記念：トゥードジボン複勝🎯

先週は、
札幌記念：ジオグリフS評価⇒2着
CBC賞：スズハローム・グランテストW複勝🎯

やってきたことが、積み重なった

的中率も回収率もバランスよく予想してこそ一流よ！

全頭診断&情報まとめ

中山競馬場開幕週で行われる2000m、秋華賞をかけてかなり多くの馬が集まった。ただ、ボンドガール以外は本当に横一線ね？

イゾラフェリーチェ　三浦【逃げ／先行】

父サトノクラウン　母父ハーツクライ

5戦2勝 2.0.0.3
前走、6月川崎2100ｍ関東オークスJpnⅡ　8着5.2秒　戸崎
・ダート、参考外
「道中の感じは良かったです。しかし、向正面で手応えが怪しくなってしまいました。ダートでも勝っていますが、芝の軽い方が良いと思います。能力的にはこんな馬ではありません」
2走前、4月東京1800ｍＬ　9着1.0秒　35秒9横山武
・好位3番手も、差し展開
・勝馬コガネノソラ
3走前、2月中山1800ｍ1勝Ｃ　1着ー0.1秒　36秒2戸崎
・逃げ、稍重超スロー
「芝がどうかと思っていましたが、リズム良く走れましたし、4コーナーの手応えも良かったです。今日の馬場でもバランスを崩さず、最後の直線もしっかりと伸びました」

直前の情報
親戚は中山巧者、エフフォーリアの妹

個人的診断：A
　エフフォーリアの妹として、名前が知れているわね。現時点では2勝Cの馬、それでもAにしたのは、親戚が中山巧者が多く、本馬も中山1勝Cで勝利していて、中山は比較的得意かもしれないということね。比較的前目で競馬をする馬なので、開幕週中山はプラスに働くはず。2走前の東京1800ｍが9着と負けすぎな印象も、差しに展開が向き、勝馬コガネノソラがその後重賞勝利、強い相手に揉まれて、今回は買い時になるかも。

エラトー　横山和【逃げ／先行】

父Saxon Warrior　母父 Siyouni

7戦3勝 3.1.1.2
前走、6月函館1800ｍ2勝Ｃ　1着ー0.3秒　34秒9
・番手逃げ、上り3位
・斤量52㎏
「ハンデも52kgでしたし、返し馬から本当に素晴らしいデキでした。多少出負けしても、どんな形でもいい結果が出るだろうと思っていました。上手な競馬をして期待に応えてくれました」
2走前、6月函館1800ｍ1勝Ｃ　1着ー0.5秒　34秒4
・逃げで、上り2位
「色々プランを考えていましたが、返し馬の感じから、スタートを出て気持ち良く行ってもらおうと考えてあの形になりました。良い競馬でした」
3走前、3月阪神1600ｍチューリップＧⅡ　9着0.8秒　稍重36秒1
・7枠13番
・2番手逃げも、稍重ハイペース気味
「追い切りで感触をつかんでいた。いい馬であることは間違いないけど４角で物見をして幼いところを出した。2000mもこなせるし、将来的にも楽しみ」

直前の情報
1週前：CW6F80.9-37.1-11.8 馬なり

個人的診断：B+
　2勝Cを勝利していている馬で、チューリップ賞にも出場している馬ね。チューリップ賞は、思い切って前で勝負に行ったけど、枠なりに外を走り、また稍重ハイペースで後方に展開を向いたもので見直せるもの。世代戦GⅢで戦える可能性はあり。一方で、勝っている競技場が京都と函館、中山の急坂にどこまで対応できるかというところ。前有利なはずなので、トラックバイアスでは向いていそう。

ガジュノリ　永野【先行】

父サトノダイヤモンド　母父ヴィクトワールピサ

8戦2勝 2.1.0.5
前走、6月函館1800ｍ1勝Ｃ　1着0.0秒　35秒3永野
・番手逃げ、前残り展開
・最後は逃げ馬2頭抜け出す
・斤量53㎏
2走前、6月函館1800ｍ1勝Ｃ　5着0.8秒　35秒1永野
・後方追走も
3走前、3月中山1600ｍ1勝Ｃ　4着0.5秒　35秒1丹内

直前の情報

個人的診断：B+
　中山と函館で2勝を挙げていいる馬ね。2勝とも開幕週で先行をして、しっかりと勝ち切っているもの。3月に桜花賞をかけて出場したものの、8着。この時は枠なりに外を回っての勝負レースでした。勿論、まだ絶対的な強さは感じる馬柱ではないものの、内枠を取れれば、粘り込むことができる可能性はある。また、前走は2位と着差はなかったものの、3着は0.4秒と着差は付けた。強くなっている可能性はあるので3連系は入れておくべき馬。

カンティアーモ　ルメール【差し】

父エピファネイア　母父アドマイヤベガ

4戦2勝 2.0.1.1
前走、5月東京1800ｍ1勝Ｃ　1着0.0秒　33秒9
・前残り展開、5番手から上がり最速
「良いスタートが切れて、良いポジションにつけられました。4コーナーの手応えも良く、楽勝できるかと思ったのですが、直線では遊んでいて、頭が上がってきました。力があると思いますが、今日は2ヵ月ぶりだったので、最後は苦しかったかもしれません」
2走前、3月中山1800ｍフラワーＧⅢ　3着0.2秒　35秒3
・4角9番手から上がり最速、差し展開
「少し出遅れましたが、道中ずっと手応えが良かったですね。直線ではスペースを見つけるのに時間を要したものの、最後はしっかり伸びています」
3走前、11月京都1600ｍデイリー杯ＧⅡ　6着0.6秒　稍重34秒8マーカンド
・4角10番手から上がり3位
「前に壁ができてからはリラックスしてくれた。ただ、そういう状況から〝さぁ、行こう〟という競馬をするのは初めて。その分、戸惑うところはあったけど脚は使ってくれた。レース後の息も良かったし、いい経験になったと思う」

直前の情報
1週前：CW5F67.4-38.0-11.6

個人的診断：A
実力馬になってくるかしら。クラシック出走をかけたフラワーカップでは、大接戦の末惜しくも敗れて3着。差し展開が向いたものの、あと一歩という競馬だった。その後行われた東京1800mでは、中団から上がり最速の末脚を見せて1着。その後は試合に出場せず、脚を蓄えているわ。後方競馬が多いので、中山開幕週というのが心配だけど、ルメール騎手はそれを把握して乗るはずで。やはり高い評価にはなる馬になる。

クリスマスパレード　石川【逃げ／先行】

父キタサンブラック　母父Blame

4戦2勝 2.0.0.2
前走、6月川崎ダ2100ｍ関東オークスJpnⅡ　9着6.0秒　45秒6
「状態は良かったですが、返し馬から砂が合わないと感じました。取りたいポジションを取って、理想の競馬はできました。しかし、進みが良くありませんでした。本来はあそこまで負ける馬ではありません。芝でまた頑張ってくれればと思います」
2走前、4月東京2000ｍフローラＧⅡ　4着0.3秒　35秒1
・8枠14番、枠なりに外
「返し馬でテンションが高くて、落ち着くところが欲しかったという所はありました。正攻法の競馬をしましたが、初の東京で環境に対応できなかった所が出てしまったかもしれません」
3走前、2月中山2200ｍ1勝Ｃ　1着ー0.2秒　稍重35秒8
・2番手で上がり2位
「新馬戦の時はフワフワしましたが、今日は跨ってからゲート裏まで、競馬がわかっている感じで、良い意味で適度に緊張感がありました。ゲートをスムーズに出たので、位置を取って強気な競馬をしました。馬の具合は新馬戦よりかなり良くなっていました。強気に動かして直線では迫られましたが、交わされる感じはありませんでした。かなり良い素質があります。クラスが上がった方が競馬がしやすいと思います。」

直前の情報
1週前：CW5F66.5-11.6　コラソンビートと併せ
加藤調教師「ダートの前走は参考外。状態はいいし、ポテンシャルは高いので改めて」

個人的診断：A+
　長めの距離で連勝して、オークスをかけてフローラSに出走していた馬ね。あの時は、外枠で枠なりに外を回りながら、出走権まであともう少しの4着に食い込む強いレースをした。また、前目脚質で番手競馬ができるのも強みになってくる。早い上がりを使ったことが無いのが気がかりも、前目粘り込める馬なので、楽しみは多い馬。

ザブライド　？【先行／差し】

父ドゥラメンテ　母父Victory Note

3戦1勝 1.0.0.2
前走、5月新潟1800ｍ未勝利　1着ー0.1秒　34秒8佐々木
・4角10番手から上がり2位、4着以降は突き放す
2走前、11月京都1800ｍ未勝利　4着0.4秒　35秒8
・1着サンセットビュー(オークス7着馬)、3着エラトー
3走前、10月京都2000ｍ新馬戦　4着1.2秒　36秒0
・捲るも差し返される、1着馬サンライズアース

直前の情報

個人的診断：B+
　戦ってきた相手が強いわね。新馬戦は捲って力負けも、勝った相手が、後に日本ダービー4着。2戦目も力負けするも、勝った相手が乗りにオークス7着に食い込む馬。間が空いたが、未勝利戦は、後方からの競馬でしっかりと勝利した。後方競馬になるのが気がかりだけど、揉まれてきた分、そろそろ開花もありそうね。

サロニコス　鮫島克【先行】

父ロードカナロア　母父ディープインパクト

6戦2勝 2.2.1.1
前走、6月京都1800ｍ1勝C　1着ー0.1秒　33秒8鮫島克
・小頭数、上がり最速
2走前、3月中京1600ｍ1勝Ｃ　8着1.0秒　34秒8鮫島克
・4角3番手も
3走前、2月阪神1600ｍ未勝利　1着ー0.3秒　重馬場35秒3ムルザバエフ
・4角7番手から上がり最速、差し展開

直前の情報
1週前：坂路4F52.3-37.8-12.3

個人的診断：B＋
　阪神や京都で2勝を挙げている馬ね。7月にも出走予定だったんだけど、ケガで回避して、この紫苑Sにかけている。鋭い末脚を持つ馬で、前走はかなりフラフラしながら上り33秒8の末脚を繰り出している。その時は、小頭数立てだったところから、多頭数になりそうなところ、ロードカナロア産駒として2000mあたりから壁の馬が多いので、高い評価とはいかないけど、引き続き注目なのは確か。

テリオスサラ　横山武【先行】

父ロジャーバローズ　母父Shamardal

7戦1勝 1.1.2.3
前走、8月新潟1800ｍ1勝Ｃ　3着0.6秒　34秒8三浦
・3角3番手粘り
2走前、3月中山1800mフラワーGⅢ　7着0.4秒　36秒1石橋
・4角4番手粘るも、差し展開
石橋騎手「スタートをうまく出ていい位置を取れましたし、３、４コーナーでシブくなっても頑張ってくれました。その辺の反応がもう少し良くなれば」
3走前、2月東京1600mクイーンGⅢ　7着0.7秒　34秒9戸崎
・2番手通過も
「前走はテンションが高かったということで、その辺りが気になっていたのですが、今日は我慢してくれていたのでよかったです。ゲートも大人しかったです。最後、バテていないのですが、もうすこし速い脚が欲しかったです」

直前の情報
高柳調教師「上積みはあるはず。左回りだと体が伸び切ってしまう感じなので右回りの中山に替わるのもいい」

個人的診断：A
　好位から粘り込むを図る馬になってくるわね。重賞では3度戦っていて、3度とも7着。少し足りていない印象はあるけど、出遅れと差し馬に展開が向くと、まだハマる展開での重賞は経験していない。末脚が物足りない印象はあるものの、唯一の勝利は中山で、中山での重賞では前との着差は僅か。開幕週で、展開がハマると面白い馬なのは確かよ。

ハミング　菅原明【差し】

父ブリックスアンドモルタル　母父ディープインパクト

4戦2勝 2.0.0.2
前走、7月小倉1800m1勝C　1着ー0.1秒　36秒0西村
・前半5F58.1早めながら徐々に捲り
・最後に少し差を詰められたか
・1分46秒0はかなり好タイム
2走前、4月京都1800m未勝利　1着ー0.4秒　36秒1西村
・差し展開粘った
3走前、2月阪神1600m未勝利　11着0.8秒　重馬場35秒4
・4角16番手から上がり2位も

直前の情報
兄弟が中山あまり走っていない？

個人的診断：B
　西村騎手とのコンビで2連勝中の馬ね。いずれも、序盤から早めの展開で消耗戦で勝利している。前走の、小倉1800m1勝Cは捲っていく形で、一旦抜け出してから、最後に少し差を詰められるというところ。ちょっと距離延長というのは不安が残るというところで、今のところ評価はあげないところね。

バランスダンサー　田辺【逃げ】

父エピファネイア　母父クロフネ

5戦1勝 1.2.0.2
前走、6月東京1800m1勝C　6着1.1秒　33秒8オシェア
・後方から、直線かなりフラフラしていた
2走前、4月東京1800m未勝利　1着ー0.2秒　33秒9田辺
・スロー逃げ
3走前、2月中山2000m未勝利　2着0.1秒　36秒7田辺
・スロー逃げ

直前の情報

個人的診断：A
　前脚質が多い中で、中々面白そうな逃げ馬ね。本質的に逃げ馬ということで、開幕週にこだわって出場。新馬戦こそ4着も、その後は3戦連続で連対している馬。舞台は合っているわね。前走は、逃げれなかったのと、最後の直線は、フラフラしていて騎手の追い方にかなり疑問が残る感じ。これでオッズが下がっているなら、思い切ってかけてみるのもありよ。

フォーザボーイズ　森【先行／差し】

父エピファネイア　母父ハービンジャー

5戦2勝 2.2.0.1
前走、6月東京2000m1勝C　1着ー0.3秒　33秒6武豊
・先行して上がり2位
・前半5F63.3のスロー
2走前、3月中山1800mフラワーGⅢ　9着0.9秒　36秒6横山和
・4角4位も
「調教でテンションが高い印象があったので、今日は待たされて集中し切れなかった感じです。ただ、レース運びは悪くなかったので、改めてですね」
3走前、2月中山1600m1勝C　2着0.1秒　稍重35秒0三浦
・徐々に捲る

直前の情報

個人的診断：B
　ここまで5戦して4戦連対している馬ね。血統の特徴が出ていて稍重の馬場にはかなり強さを見せている印象ね。一度重賞フラワーCで9着と、ちょっと負けすぎた点が気になるということ、勝利が東京のみということで、少し評価は下げているけど、また買うタイミングはあるはずよ。

ボンドガール　武豊【差し？】

父ダイワメジャー　母父Tizway

5戦1勝 1.3.0.1
前走、7月札幌1800mクイーンGⅢ　2着0.0秒　稍重34秒4
・4角11番手から上がり最速、比較的差し展開
・斤量51㎏
「惜しかったね。思ったより我慢が利いたし、ためてじっくり運んだ。スペースができてからいい伸びを見せてくれた。あと2歩だったね。いい競馬ができたし、距離のメドも立ち、収穫はあったね」
2走前、5月東京1600mNHKマイルGⅠ　17着2.5秒　36秒4
・最終直線で致命的な不利
3走前、4月中山1600mニュージーランドGⅡ　2着0.1秒　稍重35秒1
・中6か月、終始掛かり気味
「まわりがガチャガチャしていましたが、ゲートは出てくれました。得意の馬場とは思えないですが、良いレースが出来たと思います。力はあると思います」

直前の情報
1週前：CW5F66.8-36.4-11.9　強め
手塚師「１週前は折り合いがついていたのが良かったね。クイーンＳの１週前は力みがきつかった」「今回は開幕週なので、後ろからだと届かないと思っている。マルターズディオサが勝った時と同じような競馬がいいんじゃないかな。距離自体はもつと思うので」

個人的診断：S
　いろいろ言う人はいるけど、やはり実績としては抜けているのは確か。新馬戦のタイムが破格で騒がれつつも、ここまで重賞未勝利、さらにダイワメジャー産駒の2000mは勝利がないということで不安を囁く人も結構いる。とはいえ、致命的な不利があったNHKマイル以外は、連対を外していないし、なんだかんだ非常に安定しているのも確か。

　前走の洋芝稍重は脚が会っていなかったと思うけど、後方から進路どりに苦労しながら、最後に勝馬に迫る競馬。斤量が軽く、比較的差し展開になったけど、初の牡馬相手にこれなら、開幕週の馬場コンディションの良い2000ｍなら距離は持つ。また、開幕週と言うことで、後方一気の競馬はしないとも示唆。前の流れに乗れれば、十分勝てるはずよ。

ホーエリート　戸崎【先行／差し】

父ルーラーシップ　母父ステイゴールド

6戦1勝 1.1.1.3
前走、5月東京2400mオークスGⅠ　10着1.0秒　35秒2原
・3角から捲るも
「前が引っ張ってくれて後ろにいた組で決まりましたが、後ろの組同士の瞬発力勝負では分が悪いですし、過去のレースを見ても切れる脚を使ったことがないので、早めに仕掛けていきました。４頭分外を回す形にはなりましたが、この馬の豊富なスタミナに懸けました。状態は良かったですし、力を出してくれたと思います」
2走前、3月中山1800mフラワーGⅢ　2着0.1秒　35秒6原
・4角6番手から、差し展開向いた
「２、３番手から楽に抜け出したかったのですが、１コーナーでハミをかんで下げざるを得ませんでした。やりたい競馬はできませんでしたが、しっかり脚を使って伸びてくれました。稽古から能力を感じており、荒れた馬場が得意そうな走りをしています」
3走前、2月東京2000m1勝C　7着0.2秒　34秒0戸崎
・ほとんど着差なし、切れ負け

直前の情報
1週前：5F66.9-11.5

個人的診断：Ａ
　オークスに出場していた馬ね。原騎手が勝負をかけて捲りをかけたものの、最後に伸び悩む10着に。とはいえ、そこまで着差はつかなかった。2走前、中山のフラワーカップでは外から上がってきて2着。差しに展開は向いたとはいえ、重賞で戦っている実力はある。前目に行けなかった時の怖さはあるけど、戸崎騎手はしっかりと前目で運んでいるので、評価は高めに。

ミアネーロ　津村【差し】

父ドゥラメンテ　母父Pulpit

4戦2勝 2.0.0.2
前走、5月東京2400mオークスGⅠ　14着1.3秒　35秒3津村
・4角10番手から
「1番枠は厳しかったです。2400メートルを走り切る体力も、まだついていない感じです。これから良くなる馬だと思います」
2走前、3月中山フラワー1800mGⅢ　1着ー0.1秒　35秒4津村
・4角6番手から、上り3位
「競馬に行くまでのテンションが難しい馬で、なんとかレースまで落ち着いてほしいと思っていましたが、発走が遅れたことで落ち着いてくれたのでよかったです。今日の馬場は内が残っていたので、外に出さずに内にこだわりました。4コーナーまで手応えは抜群でしたが、先頭に立ってからはまだフラフラするところがあり、幼いところを残します。」
3走前、1月中山1600m1勝C　5着0.2秒　34秒2ルメール
・イン突きも詰まる、上がり最速

直前の情報
林調教師「(オークスは)精神面に課題がある中で、内でもまれこんでしまいました」「メンタル面に成長が見られ、動きを見ても背腰がしっかりしてきました。多頭数で内枠を引いたときは試練になると思いますが、クリアしてくれれば楽しみが広がります」

個人的診断：A
　中山1800ｍ重賞の勝利馬になるわね。この時の馬が沢山出てくるけれど、新馬戦でも中山で勝利しているので、脚は結構会ってるんじゃないかしら。オークス14着がやや負けすぎだけど、最内枠で揉まれるのがきついところがあったみたいね。やや展開利が必要ではあるとは思うけど、強い方なのは確かよ。

レイククレセント　佐々木【先行／差し】

父ハーツクライ　母父Seattle Fitz

4戦1勝 1.1.1.1
前走、7月札幌2000m1勝C　2着0.1秒　34秒6
・上がり3位
2走前、6月東京2000m1勝C　6着1.0秒　稍重33秒5
・4角8番手から上がり1位
3走前、4月中山2000m未勝利　1着ー0.1秒　稍重35秒3
・4角8番手から上がり1位

直前の情報
1週前：CW85.1-37.5-11.2
ゲート課題、毎回びっくりしている

個人的診断：Ｂ
　唯一の勝利が中山という馬ね。中山開幕週の重賞と言うこともあって、中山で勝利した馬や内前で粘り込みを図る馬が多いわね。この馬は、比較的中団から鋭い切れ脚を使うタイプの馬に見えるわね。脚質が合わないかもと言うことで、少し評価を下げている。とはいえ、最近好調の佐々木騎手に乗り替わるので、乗りこなし方次第では…ね。

まとめ

Ｓ：ボンドガール
Ａ＋：クリスマスパレード
Ａ：イゾラフェリーチェ、カンティアーモ、テリオスサラ、バランスダンサー

　ボンドガールの実績が抜けている外は、ほとんど横一線ね。中山開幕週と言うこともあって、内前で粘れればワンチャンスあるという馬が多くて、この段階での取捨選択は容易ではない。枠を見て、隊列・展開を読むことが大事になってきそう

枠順・最終予想

1枠1番ミアネーロ　津村【差し】
・中山1800mフラワーカップ優勝馬
・オークスは14着、揉まれるのが弱い
2枠2番バランスダンサー　田辺【逃げ】
・逃げ馬、中山2000m未勝利戦勝利
・前走は逃げれず、うまく追えていなかった
3枠3番テリオスサラ　横山武【先行】
・クイーン7着、フラワー7着、重賞は力負け感
・初勝利は中山であげている
4枠4番イゾラフェリーチェ　三浦【逃げ／先行】
・中山1800m1勝C、逃げ稍重で勝利
・近親に中山巧者は多い
4枠5番サロニコス　鮫島克【先行】
・阪神・京都と右のワンターンで2勝
・ロードカナロア産駒の距離の壁は
5枠6番クリスマスパレード　石川【逃げ／先行】
・デビューから、2000m・2200mで2連勝
・フローラGⅡは、枠なりに外を回り4着負けて強し
5枠7番エラトー　横山和【逃げ／先行】
・函館1800mで2連勝、2勝Cを突破
・チューリップ賞9着、番手逃げも、枠なりに外
6枠8番フォーザボーイズ　森【先行／差し】
・フラワーカップ9着、その後東京2000m勝ち上がり
・母父ハービンジャー産駒、道悪はやはり強い
6枠9番レイククレセント　津村【差し】
・中山2000mで未勝利戦を脱する
・ゲート難あり、外差し展開になるか
7枠10番ホーエリート　戸崎【先行／差し】
・中山1800mフラワーGⅢ2着
・オークスは、大外を捲る勝負騎乗で10着
7枠11番ボンドガール　武豊【差し？】
・新馬戦での高パフォーマンス、重賞は2着が続く
・ダイワメジャー産駒の壁があるが、能力は抜けている
8枠12番ハミング　菅原明【差し】
・7月小倉1800m1勝Cでまくり、1分46秒0好タイム
・近親が中山苦手多いが…外差し馬場になるかどうか
8枠13番ガジュノリ　永野【先行】
・1800m1勝C勝利から
・3月中山1800mLでは枠なりに外も8着

枠順が出てどう考えるか。中山開幕週だけど、野芝への張替えを前面に行って、意外とふかふかの可能性もある。そうなると、もしかすると、そこまで内前有利にならないかもしれないので、どうやって考えるか。馬場コンディションを見ない、現状の予想にするわね。

◎5枠6番クリスマスパレード
　いろんな馬がいて難しいけれど、2000mのスタミナ面は十分と思われるクリスマスパレードを押すわ。2000mと2200mで新馬から連勝というのは、中々面白い傾向。オークスを賭けたフローラGⅡは、枠なりに外を回って、最後に切れ負けをしているけど強い競馬よ。比較的消耗戦になった場合は、間違いなく残ってくる馬になる。今度こそ、重賞で勝利の凱歌を上げたいわね。

○7枠11番ボンドガール
　距離の不安だとかいろいろと言われているけど、能力面は本当に長けている競馬。距離が長くなると折り合いが課題と言われているけど、前走のクイーンSは、後ろで控えて直線一気の競馬で2着。洋芝1800mは合ってなかったと思うけど、能力はある。牝馬限定のGⅢで馬券外は現状考えてない。後方待機の競馬のスロー瞬発力勝負だけが不安かな

▲7枠10番ホーエリート
　フラワーカップの1着2着馬のうち、ホーエリートを押す。そのフラワーカップの前のレース、東京2000mでまずまずレベルの高いレースを経験。切れ負けするも、その次のフラワーカップで生きた。2000ｍの距離は問題ないように見えるし、レベルの高いレースで何度も揉まれている。中山の方が良さそうに見える。

△5枠7番エラトー
　函館1800mで2連勝を上げているエラトーを押すわ。同じ小回りコースと言う事だけあって、中山との相性は比較的いいと言われている。相手関係はともかく着差をつけて勝っているのはポイントと思う。また、3走前はチューリップ賞で、クラシックをかけて勝負もしている。枠なりに外を回って消耗してしまったけど、この枠なら、前目で勝負も可能。思い切って勝負に行きたい。

☆8枠12番ハミング
　穴馬枠として紹介するのはハミング。まだ重賞レースは未経験で、前走が夏競馬での勝ち上がり。ふつうは切る条件なんだけど、その夏競馬の小倉1800m1勝Cでレベルの高いレース。徐々に捲りながら、1分46秒0の非常に好時計をマーク。持ちタイム上は上位に付けるものよ。近親に中山苦手な馬がいるのは気になるけど、ハイペース消耗戦なら必ず上がると思うわ。