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函館記念(2024)GⅢ~全頭情報まとめ|函館競馬 7/13(日) 11R JRA

ウマ娘のキングヘイローから入り、母父血統が入っているイクイノックスの活躍から馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ!

競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。

牝馬クラシック最初のGⅠ桜花賞は
◎ステレンボッシュ○アスコリピチェーノ☆ライトバックで
🎯単勝・馬単・3連単🎯

5月は
京王杯スプリングカップ
🎯2着レッドモンレーヴ、3着スズハローム🎯
3着穴も的中!

平安ステークス
🎯ハピ複勝🎯
オークス
🎯馬単・3連複的中!🎯

日本ダービー
穴推奨:シンエンペラー3着
大穴推奨:サンライズアース4着
目黒記念
🎯3連複的中!(10番人気入り)🎯

6月一発目は
鳴尾記念
ヨーホーレイク単勝🎯
三連複的中🎯
安田記念~全頭診断
S:ロマンチックウォリアー(1着)
A+:ソウルラッシュ(3着)
A:ナミュール(2着)

東京ダービー~全頭診断
🎯3連単的中🎯

6月末のマーメイドSは複勝に15馬人気ファユエンに賭けたわ。
惜しくも4着だったけど、目利きは間違っていなかったはず。

さきたま杯
3連単的中🎯🎯
宝塚記念
ソールオリエンス(7人気)複勝🎯

帝王賞
2着ウィルソンテソーロの複勝🎯
3着ディクテオン(9人気)の複勝🎯

6月ラストも
ラジオNIKKEI賞
2着シリウスコルト(4人気)の複勝🎯

7月頭は、
プロキオンステークス
全頭診断まとめ
S:スレイマン⇒2着
A+:ハピ、デシエルト
A:ヤマニンウルス⇒1着
B+:マリオロード⇒3着、ブラックアーメット

的中率も回収率もバランスよく予想してこそ一流よ!

函館記念について

今回は、開幕最終週のBコースで行われるわね。

函館2000m
・洋芝右回り、4角奥ポケットスタート
・最初の直線の長さは476m
・スタートが坂の頂上で2角まで緩やかな下り坂
・向こう正面から3角過ぎまでは緩やかな上り坂
・4角入り口が頂上で、そこから下り坂
・3角4角はスパイラルカーブを採用
・最後の直線は262m、高低差3.5m

 最初の直線が長いので、位置取り争いは激しくない場合もあるけど、下り坂なので逃げ馬が複数いたら別。ある程度早いペースで進んでいくと思うわ。3角付近で上り坂があって、直後の下りからラストスパート合戦が始まる。

 高低差が結構あるので、ある程度消耗戦になりやすいかしら。スパイラルカーブも採用されているので、比較的差し・追い込みも届きやすい。とはいえ、小回りで直線も短いので、強い先行馬は十分残る余地があるわね。

 土曜日の馬場コンディションを見ていると、開幕最終週ながらそこまで外差し馬場になっていないように見える。あとは、逃げ馬がどれくらいペースを引き上げにかかるかになってきそうね。

全頭診断まとめ

1枠1番サヴォーナ 牡馬4歳 57.5㎏ 池添【先行】

父キズナ 母父スニッツェル

14戦3勝 3.4.1.6
前走、4月京都3200m天皇賞春GⅠ 6着0.7秒 35秒8
・斤量58㎏
・4番手追走も比較的外目
池添騎手「スタートは速くなかったけどポジションを取りに行った。向正面で内に入って勝ちにいく競馬をした。勝った馬は強かったけど自分のレースはできた」
2走前、3月阪神3000m大賞典GⅡ 6着1.3秒 稍重35秒6
・外目追走
騎手「位置取りは良かったけど、2周目の3角でエンジンのかかりが遅く、そこで上位と差がついた。重に近い馬場もしんどかった」
3走前、1月京都2400m日経新春杯GⅡ 2着0.1秒 36秒3
・ハイペース追走、先行するもインを突いて伸びてきた、上り2位
・斤量56㎏
騎手「8枠13番でしたが、内をロスなく回って、しぶとく脚を使ってくれた。地力や成長もあって力のあるところは見せてくれた。2着で悔しいけど、今後が楽しみですね」

直前の情報
池添「今年に入って緩さが解消してきていますし、もともとやんちゃなところがありましたが、精神的にも大人になってきています」

個人的診断:A
 面白い馬が内枠に入ったわね。今年春の長距離重賞戦線で活躍していたサヴォーナが最内枠に。開幕最終週ともなるとあまりいい枠ではないのだけれど、この馬はイン突きは滅法得意。日経新春杯も外差し馬場の京都のイン突きで2着に食い込んだ。囲まれる心配はあるとはいえ、得意舞台ではある。斤量が課せられてなければ、もっと重い印を打ったわ。

1枠2番オニャンコポン 牡馬5歳 57㎏ 菱田【先行/差し】

父エイシンフラッシュ 母父 ヴィクトワールピサ

16戦3勝 3.2.0.11
前走、6月函館1800mOP 4着0.4秒 34秒8菱田
・4角9番手、上り1位
騎手「狙い通りのレースができました。前に行った馬が残るペースでしたが、普段通りの良いレースができました」
2走前、5月東京1800mOP 2着0.0秒 34秒0菅原
・上り2位、前残り展開がハマった
騎手「この馬のことは、自分が一番良くわかっていますから、勝負するならこの競馬だと思っていました。やりたい競馬はできましたが、勝ち馬に交わされてしまいました。まだ本調子ではなく、さらに状態が上がってくれば、もっと走ります」
3走前、3月阪神1600mL 9着0.4秒 重馬場35秒0亀田

直前の情報

個人的診断:B
 名前が特徴的なだけでなく、京成杯を制している重賞ウィナー。ある程度力はあるのは確かだけど、2走前東京1800mOPは前残り展開がハマっての2着。前走函館1800mOPは、前残りの展開で、後方から差しての4着。まずまずだけどもう一つパンチが欲しいかしら。適距離が1800mな気がするのも、開催の進んだ洋芝2000mで馬券に入れるか悩みどころね。

2枠3番エンパイアウエスト 牝馬5歳 53㎏ 横山武【先行】

父ドゥラメンテ 母父Sadler's Wells

13戦4勝 4.0.2.7
前走、5月京都2000m3勝C 1着0.0秒 34秒5西村
・2番手追走
・斤量56㎏
・2着馬シランケドが、次のレース4馬身差圧勝
騎手「返し馬から自信がありました。いいフットワークで走ってくれました。言うことが無かったです」
2走前、4月中山2000m2勝C 1着0.0秒 34秒6モレイラ
・3番手追走。上り2位
騎手「良いスタートを切りました。すぐに外に行きそうになりましたが、その後は前に壁ができて、ロスがなくなってリズム良く行けました。ヨーイドンの競馬より、長く良い脚を使う馬だと言われていましたし、そういう展開になりました。タフな勝ち方だったと思います」
3走前、1月東京2000m2勝C 5着0.8秒 34秒7キングスコート
・2番手から

直前の情報

個人的診断:B-
 前走、牝馬限定の3勝Cを勝ち上がって、初重賞が牡馬混合の重賞…。前走の2走馬が、次走で勝ち上がっているのである程度強いとは思うけど、いきなり舞台が上がり過ぎじゃないかしら…。牝馬でハンデは軽いけど、現状でどこまで通用するかというところかしら。

2枠4番グランディア セン馬5歳 56㎏ 三浦【差し】

父ハービンジャー 母父サンデーサイレンス

17戦4勝 4.3.2.8
前走、6月東京1800mエプソムGⅢ 6着0.6秒 34秒1
・斤量57㎏
・8枠16番、4角9番手
「馬の状態は本当に良かったです。ただ、ごちゃごちゃになってこそ集中力を発揮する馬なのですが、今日は縦長になりましたので、その辺りが難しかったです。前回のような、抜け出すような気持ちの乗せ方を出来ませんでしたが、それでも地力でここまで来てくれました。」
2走前、3月中山1800m3勝C 1着ー0.2秒 34秒0
・上り2位、差し展開は向いた
騎手「ゲートの中でソワソワしていましたが、上手く出てくれました。馬混みから間を突いて追い込む競馬も、最初のプラン通りです。外へ出すと、ソラを使ったりする馬ですからね。全てが上手くいきましたが、それにしても、間を割ってくる時の脚は凄かったと思います」
3走前、12月中山1800m3勝C 3着0.1秒 33秒7菅原
・6番手から上り3位
騎手「折り合いを欠くところがあって、気をつけて乗りました。その点は大丈夫でした。良い手応えだったのですが......」

直前の情報

個人的診断:A+
 色々悩んだうえで、重い印を打った一頭よ。中山1800mの3勝Cで勝利。私個人は中山走れる馬は函館あたりもいけると思っているわ。基本的に、外に出すとソラを使うので、馬群に突っ込む競馬がいい馬みたいね。前走初銃挑戦のエプソムカップは、大外枠をから無理に位置を獲りに行く苦しい競馬で持ち味発揮できず。切れ味も一瞬なので、東京の長い直線は向かなかったとみる。
 
 今回は内枠も獲れたし、一瞬の切れ味タイプの本馬向き。血統面を見ても、比較的時計がかかる函館の洋芝は向いているんじゃないかしら。斤量が少しながら軽めというのも魅力の一つね。うまく紛れ込んで4角を迎えたい。

3枠5番サンストックトン 牡馬5歳 55㎏ 藤岡佑【差し】

父ワールドエース 母父キングカメハメハ

20戦4勝 4.6.1.9
前走、6月函館1800mOP 6着0.6秒 34秒8横山武
・4角12番手から、上り1位
・前残り展開で大外分回した
・斤量57㎏
2走前、4月福島2000mL 6着0.2秒 34秒9佐々木
・3角10番手から捲って、上り3位
・直線寄られる不利あり
3走前、1月中山2200mAJCC・GⅡ 7着0.4秒 不良37秒4

直前の情報

個人的診断:B
 穴馬に挙げる人も多いわね。前走、函館1800mOPは、逃げが残る展開で大外分回す形で6着に食い込んだ。そこから斤量が2㎏軽くなり、距離が長くなるのはこの馬にとってはプラスね。馬場コンディションが重くなったらもっと面白いから?ただ、結構前残り馬場に見えるのが悩みどころ。当日の馬場コンディションが気になるわね。

3枠6番リカンカブール 牡馬5歳 58㎏ 津村【先行/差し】

父シルバーステート 母父Zoffany

11戦5勝 5.1.0.5
前走、3月阪神2000m大阪杯GⅠ 16着2.3秒 36秒7津村
・徐々に順位ダウン
騎手「初めての大歓声に馬が高ぶってしまい、パニックになっていました。ゲート裏で発汗していて、始まる前に消耗してしまいました」
2走前、1月中山2000m金杯GⅢ 1着ー0.1秒 34秒5津村
・3角4番手、インをロス無く通した
・斤量56㎏
騎手「芝は時計が速く前が止まりませんでしたので、位置を取ることを意識しました。事前にどんなレースでもできると聞いていたので、僕のイメージで乗らせてもらいました。4角の手応えは抜群でしたし、期待通りに先頭に立ってからもしっかり走ってくれました」
3走前、12月阪神2000mGⅢ 7着0.5秒 34秒7藤岡康
・4角12番手
騎手「一歩目は出たけれども、馬自身が進む雰囲気を感じなかったので、せかさずに馬のリズム重視で行きました。脚は使ってくれていますね」
直前の情報

個人的診断:B+
 2走前、中山金杯GⅢを制した馬。右の小回りコースの重賞を制しているということで、一気に期待が高まってきているわね。前走の大阪杯は歓声にびっくりしてしまったよう。重賞の雰囲気に慣れてくると力はかなりあるわ。ただ、一度重賞を勝利して斤量が見込まれているところ、どうなるかしら。

4枠7番エミュー 牝馬4歳 54㎏ 鮫島駿【追込】

父ハービンジャー 母父スペシャルウィーク

13戦3勝 3.0.0.10
前走、6月函館1800mOP 13着1.2秒 35秒1藤岡佑
・前残り決着、やや詰まった
・最後は追ってなかった
2走前、4月福島牝馬1800mGⅢ 9着0.9秒 34秒5菅原
・上り1位、スローペース後方ノーチャンス
・落馬の影響も少し受けている
3走前、1月中山2000m金杯GⅢ 17着3.8秒 37秒6佐々木
・鼻出血

直前の情報

個人的診断:B-
 直線一気が魅力の牝馬になるわね。フラワーカップを制していたり、右回り4ターンは比較的得意ね。ただ、牡馬混合の実績がちょっと乏しいかしらね。中山金杯は鼻出血があったけど、前走函館1800mOPはもう少し上がってほしかった。末脚は魅力だけど、今回は他の牡馬にも期待の差し馬がいるので、上位は…どうかしら。

4枠8番プラチナトレジャー 牡馬6歳 55㎏ 永野【差し】

父キングカメハメハ 母父クロフネ

23戦4勝 4.1.1.7
前走、5月東京1800mOP 9着1.0秒 34秒1横山武
・前残り展開、後ろノーチャンス
2走前、4月福島2000mOP 3着0.1秒 35秒1永野
・斤量54㎏
・4角6番手から
「スタートは良く、良い位置で、流れは完璧でしたが、直線で追い出しが遅れてしまいました。追い出してからは良い反応をしてくれましたし、もう少し早く追い出せていれば良かったのですが......」
3走前、2月京都記念2200mGⅡ 7着0.6秒 34秒8岩田康
・超外差し馬場
・のちの宝塚記念上位馬が上位、レベル高い
騎手「そんなに負けていないし、もうちょっと脚を使ってもよさそうだったけど、ラスト1Fで止まってしまった」

直前の情報

個人的診断:B
 あまり注目されてないけど、安定感が高い感じもするわね。3走前に古馬混合重賞初挑戦し、京都記念GⅡ7着は健闘。2走前福島2000mOPは前目に付けて粘って3着、前走東京1800mは前残り展開でノーチャンス。しぶとい脚はあるわね。重賞馬券内にはもう一つパンチ力がいると思うけど、どこまで食い下がれるか。

5枠9番アウスヴァール セン馬6歳 54㎏ 古川吉【逃げ/先行】

父ノヴェリスト 母父スペシャルウィーク

24戦4勝 4.2.4.14
3走前、6月京都2000m鳴尾記念GⅢ 13着2.1秒 36秒4
・2番手追走も
・逃げ斤量57㎏
2走前、5月京都1800mL 8着1.3秒 34秒9
・逃げ
・斤量57㎏
3走前、4月福島2000mL 9着ー0.5秒 35秒8
・斤量55㎏
4走前、3月阪神1800m3勝C 1着ー0.1秒 34秒6
騎手「調教の段階でまだ本調子手前ということで、厩舎サイドで短めの距離のレースを使うことを選択したのですが、結果としてそれが良かったのだと思います」

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個人的診断:B-
 逃げ馬の一頭ね。3勝Cになるまではある程度上位安定していたけど、オープンクラスになってからは、ちょっと苦戦しているわね。ペースが早くなり、中々自分のペースで走れていないみたい。斤量が3㎏軽くなるので悩むところだけど、重賞クラスで勝ち負けした相手に残れるかしら?

5枠10番トップナイフ 牡馬5歳 57.5㎏ 横山和【追込】

父デクラレーションオブウォー 母父スピニングワールド

12戦2勝 2.4.1.5
前走、10月京都3000m菊花賞GⅠ 14着1.9秒 36秒4横山典
・捲って4角3番まで上げたが…
教師「競馬は上手に乗ってくれました。スタートして膝蓋(しつがい)が外れてしまったようです。動き出すとハマるんですけどね。手術をすれば治るので、また立て直します」
2走前、8月札幌2000m記念GⅡ 2着0.7秒 36秒9横山和
・斤量55㎏
・捲って、4角で1番手も、プログノーシスに屈す
「狙い通りでしたが、相手が悪かったです」
3走前、5月東京2400m日本ダービーGⅠ 14着1.0秒 33秒1横山典
・4角17番手から上り2位も
調教師「前回と同じでスタートでトモを滑らせて出てしまった。あの形だと力を出せない。安定して前で競馬をしていた馬で、ジョッキーも前に行く気は満々だったけど…」

直前の情報

個人的診断:A
 この馬の取捨選択で馬券が当たるかどうかかなりかかわってきそうね。昨年3歳ながら札幌記念GⅡをプログノーシスの2着になっている実力馬よ。ただ、スタートで膝の皿で外れる癖がクラシック3戦で出てしまい力を出せず。

 長期休養の間に、手術をして、陣営も「ここに合わせてきた」ということらしい。中山でホープフル2着・弥生賞2着なので、小回り右回り適正は間違いなくあり。スタートの出がどうなるか読めないですが、ある程度マークした方がいい馬ね。

6枠11番アケルナルスター 牡馬5歳 56㎏ 黛【追込/捲り】

父トーセンラー 母父タイキシャトル

21戦4勝 4.1.3.13
前走、6月函館1800mOP 3着0.3秒 34秒9丹内
・捲り、上り2位
・中6か月
騎手「久々にしてはよく頑張っています。滞在競馬が良いですね」
2走前、12月中山3600mステイヤーズGⅡ 14着3.0秒 35秒8
騎手「2周目の向正面で手応えが怪しくなってしまって。距離が長かった」
3走前、11月福島2000m記念GⅢ 5着0.4秒 36秒0
・4角11番手から上り2位
「福島への輸送でいつも以上にイレ込んでしまった。このメンバーを考えればよく頑張っている」

直前の情報

個人的診断:B+
 勝つならここという馬になるわね。函館3勝Cで勝利してオープン馬へ。前走函館1800mOPは中6か月という中で、捲ってきて3着に食いこんだ。叩いての上積みはあるはずで、馬券内に入ってきてもなにも不思議ではない馬ね。後方競馬になるので、展開や騎手の仕掛けどころの判断もあるので、B+にしたけど、ギリギリまで慎重に考えたいわね。

6枠12番ホウオウビスケッツ 牡馬4歳 57.5㎏ 岩田パパ【逃げ/先行】

父マインドユアビスケッツ 母父ルーラーシップ

9戦3勝 3.1.2.3
前走、6月函館1800mOP 1着ー0.3秒 35秒1
・逃げ、開幕週前残り
騎手「小細工なしで、逃げて捕まったら仕方がないと思い、レースを進めました。メンコを着用したことで、返し馬やゲートの中でも落ち着いていました。1角に入るまで掛かり気味でしたが、落ち着かせることができて、自分のペースで行けました。賞金を加算できて良かったですし、次につながれば良いですね」
2走前、3月中山1600mL 3着0.3秒 35秒6
騎手「パワーはあり過ぎるくらいあるのですが、道中でかかるところがあって、それが無ければ、もっと伸びていたと思います」
3走前、2月東京1600m新聞杯GⅢ 3着0.2秒 33秒9
・開幕週、イン前有利
騎手「進路取りに失敗した。内を突いていれば2着はあったかも。外に出した分、しまいがダラッとしてしまった」

直前の情報

個人的診断:B+
 逃げ馬で怖い方ね。折り合いが課題だけど、東京新聞杯GⅢ3着の実力馬よ。前走の函館1800mOPでも、やや折り合いを欠いていたので、距離延長自体はマイナス。ただ、重賞クラスになるので、ペースは速くなるのがいい方向に出るかどうか?好走レンジ自体は1600m~1800mだと思うけど、折り合い次第では逃げ切る実力があるわ。

7枠13番デビットバローズ 牡馬5歳 56㎏ 武豊【先行】

父ロードカナロア 母父サンデーサイレンス

12戦4勝 4.2.0.6
前走、6月函館1800mOP 2着0.3秒 35秒2武豊
・斤量57㎏
・2位~4位ごっちゃも
「悪くない形でレースができました。手応えがなくなってから踏ん張ってくれたように、力があります。2000mの方が競馬がしやすいと思います」
2走前、5月新潟2000m大賞典GⅢ 4着0.4秒 34秒3横山典
・好位先行、外差し馬場で内を突いている
調教師「オープン2戦目だったし、入れ代わり立ち代わり(後続が)来たけど、最後は馬場の悪いところを通っても辛抱してくれた。改めて持っている地力の高さを見せてくれました」
3走前、3月阪神1800mL 2着0.0秒  34秒5岩田望
・55㎏
「思ったよりペースが流れていたので、競ってまでハナへ行こうという感じではありませんでした。前走と同じようなポジションで、良い競馬をしてくれました。この差だけに惜しかったです」

直前の情報

個人的診断:B+
 オープンクラスで善戦を続けている馬で、いよいよ勝利かという期待も高まっているわね。2走前新潟大賞典は、伸びない内馬場を突いた中で4着健闘。函館1800mOPは、僅差ながら2着で今回戦う相手も何頭か勝利。先行競馬なので、やや外枠に入ったのがどう出るかね。

7枠14番ハヤヤッコ 牡馬8歳 58.5㎏ 浜中【追込】

父キングカメハメハ 母父クロフネ

39戦6勝 6.5.3.25
前走、3月阪神2000m大阪杯GⅠ 12着0.8秒 34秒6幸
・スロー、後方苦しく
幸騎手「後ろからの馬ですし、展開の助けが必要でした。伸びていないわけではないですし、もっとやれると思います」
2走前、3月中京2000m金鯱賞GⅡ 4着1.1秒 35秒0幸
・前潰れ、展開向いた
騎手「とにかくテンに行けないので、終いからの競馬になりました。苦しがっていましたが4着まで来ていますし、8歳でもまだまだやれるという印象です」
3走前、12月中京2000m中日新聞杯GⅢ 2着0.1秒 33秒9幸
・逃げ馬以外は、後方展開
騎手「しまいは本当にいい脚でした。ピンハイ(3着馬)をマークしてあの馬よりもいい脚を使ってくれて大したものです」

直前の情報

個人的診断:B+
 注目の差し馬が多いわね。みんな時計がかかる馬場でこそ力を発揮できると分かって、函館記念にエントリーしたわけで。ハヤヤッコも勿論そう。金鯱賞は、前総崩れの展開で4着。高齢馬になってきたけどまだまだ力を発揮できるし、斤量負けはしてない。ただ、意外と前残り馬場な印象もあるので。展開じっくり考えながら、馬券に組み込むか考える必要がある。何とかスタートが出られると一気に頭もあるわ。

8枠15番チャックネイト セン馬6歳 58.5㎏ 佐々木

父ハーツクライ 母父Dynaformer

16戦5勝 5.1.7.3
前走、4月京都3200m天皇賞春GⅠ 14着4.8秒 39秒4鮫島克
・徐々に順位ダウン
騎手「テーオーとドゥレッツァの後ろで運べた。2周目で何とか食らいつこうと思ったけど、下り坂で加速できませんでした。直線も反応できなかったし、アクシデントがなければいいんですが…」
2走前、1月中山2200mAJCC・GⅡ 1着0.0秒 不良37秒6キング
・好位先行、差してきたプラダリアを差し返した
騎手「馬場が悪かったので、この馬がリズム良く走れることを一番重視して競馬をしましたが、リズム良く、手応えも良かったです。直線に入ったところで、他の馬の瞬発力に一瞬ちょっと負けたところもありましたが、素晴らしいスタミナを見せてくれたので勝利することが出来ました。」
3走前、11月東京2500mアルゼンチンGⅡ 3着0.2秒 34秒7大野
・4角9番手から
大野騎手「結構タイトな競馬になって接触する場面もありましたがそれでも集中を切らさずに最後まで走ってくれました。昇級戦でしたけど相手なりに走れるのが強みですね」

直前の情報

個人的診断:B+
 今年のAJCCの勝ち馬ね。天皇賞春は距離が長かったようで苦しいレースになったけど、重賞ウィナーということでやはり実力のある馬よ。洋芝の適性は十分あるので、あとは斤量が課せられてどういうレースになるか。瞬発力勝負ではないだけに、仕掛けどころが肝心になってくるわね。

8枠16番マイネルクリソーラ 牡馬5歳 56㎏ 丹内【先行/差し】

父スクリーンヒーロー 母父ムタファーウエク

23戦4勝 4.5.4.10
前走、5月新潟2000m大賞典GⅢ 7着0.8秒 34秒1丹内
・4角10番手から
騎手「4コーナーでの不利が痛かったです」
2走前、2月中山1800m記念GⅡ 5着0.7秒 36秒6津村
・スタート出遅れ、4角14番手から大外回す
・開幕週、イン前有利
騎手「とてもいい馬です。ゲートを出る直前に横を向いて出負けしてしまいました。3角から渋くなったが、直線を向いて伸びていましたからね。先々重賞を勝てる馬になりそうです」
3走前、1月中山2000m金杯GⅢ 3着0.2秒 34秒6Mデムーロ
・斤量55㎏
騎手「外枠からスタートを出ていいポジションを取れました。流れが遅くて外へ外へと出す形になってしまいましたが、頑張りました。馬が良くなって安定していますね」

直前の情報

個人的診断:A
 注目馬になってくるわね。2走前中山記念は、開幕週で内前有利展開で、出遅れて大外分回して5着まで浮上。重賞初制覇のチャンスだった前走は4角で不利があり7着に留まった。2000m小回りコースは比較的得意な中で、斤量56㎏はチャンスね。大外枠になってしまったのが気がかりだけど、地方のルメールこと丹内騎手がどう立ち回っていくかね。

まとめ

A+:グランディア
A:サヴォーナ、トップナイフ、マイネルクリソーラ
B+:リカンカブール、アケルナルスター、ホウオウビスケッツ、デビットバローズ、ハヤヤッコ、チャックネイト

…絞れてないわね。みんな洋芝や時計の掛かる展開に強そうな馬。函館記念向きの馬が大集結しているのが良く分かるわ。ただ、その中で、強く逃げそうなのがホウオウビスケッツくらいしかいないので、最終週だけと比較的前有利の展開になるのではという思いがあり、

 内枠を獲った先行馬グランディアやサヴォーナあたりを本命・対抗にしてあるわ。あとは、本当に団子で雪崩れ込んでくるんじゃないかしら。ギリギリまで馬券は見るわ。

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