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高松宮記念GⅠ1200m~全頭情報まとめ!(ギリギリまで追記します)

2024年最初の芝GⅠとなる
高松宮記念の情報詳細まとめになります。

コース形態や傾向

・独特の起伏
4コーナーの出口まで長い下り坂でスピードが乗る
直線を向いてすぐに上り坂、ここでスパート合戦
その後平坦が長く続く

・パワー系統が必要
上り坂で加速する脚力が必要
なので、サンデー系よりミスプロ系
ハイペースの我慢比べ、持続比べ
(グランアレグリアでも差し損ねている)

また、前回から斤量が58㎏(牝馬56㎏)に上がっていることも
前走を中心に斤量もチェック

・ロードカナロア&ビッグアーサー産駒はポイント高い?
ロードカナロア産駒の高松宮記念
勝率15.4%、複勝率30.8%
単勝回収率294.6%、複勝率435.4%

ビッグアーサー産駒
勝率16.2%、複勝率37.8%
単勝回収率171.6%、複勝回収率85.7%

やはり短距離で活躍した競走馬の産駒は強い

・サンデー系勝利は
コパノリチャード、ナランフレグのみ
今回は、
ナムラクレア・メイケイエール・ソーダズリング・モズメイメイ
マテンロウオリオン・アサカラキングだが…

・スタミナ面も少し見た方がいいか
上りで脚を使って、平坦の途中で脚が止まる可能性
どれだけ粘っていけるか
1200mまでしか勝利がない馬は苦戦傾向
1400m~1600mの好成績は必要

・基本的にイン突き
開幕中頃になってくる。
トラックバイアスが外よりに変わりつつある時期
既に、内側3頭分開けて回っている

それでも、内側を強襲成功した馬が
穴を開けてくる形

4コーナーが急なので、外を通ると吹っ飛ぶ形になる

勿論、雨でぬかるんでくれば外差しが決まりやすくなる
(昨年は、重馬場で大外を回したファストフォースとナムラクレアが差してきた)

・ハイペースになりがち→差しの台頭
騎手も、内側を取りたいため、流れる展開になり勝ち
今回は逃げの主張の強い海外馬も参戦する
そうなると逃げがきつくなり、先行もスタミナ消耗激しくなります

そうなると、競馬の基本
ハイペース→差しの台頭 このあたりも注視したいところだ。

・現時点で雨予想
火曜日の時点で、中京レース場は雨予報となっています。
そうなると、内側がずぶずぶになり、
外差しがきまるかもしれません。ハイペースならなおさら…

全頭情報まとめ

1枠1番ビッグシーザー 牡馬4歳 58㎏ 吉田隼

父ビッグアーサー 母父Tale of Ekati

12戦5勝 5.2.2.3
前走、3月中山1200mオーシャンGⅢ 2着0.2秒差 上り34秒2
・基本的に、逃げ・先行馬だが、この時は差し
・差し有利の展開だったが、7番手からしっかり上がってきた
・しかも他の馬と接触もあった
・同斤量トウシンマカオ0.2秒差は健闘

坂井騎手「周りの行きっぷりがよくて、後方になったが
手応え以上にしぶとく粘ってくれた」
2走前、1月京都1200mL 1着ー0.2秒差 上り34秒3
・2番手追走から順当
3走前、11月京阪杯1200mGⅢ 5着0.5秒差 上り34秒2
・逃げ、差し有利な展開の中では粘ったか
・1着トウシンマカオ、2着ルガルのレース

ポイント
・オーシャンSでは差しでも結果を出した
・逃げがやや不利な高松宮記念に繋がる
・中京2.0.0.0 左回り2.0.0.0
・中京芝1200m1分07秒9好走経験あり
・不調が続いていたが、京阪杯から立ち直ってきたか
・血統もドンピシャ、あとは走力がどうか
・ここ3戦坂井騎手から吉田隼騎手へ乗り替わり

直近の様子コメント
西園調教師「中京負けなし。近走も僅差のレースができており楽しみ。チャレンジャーの立場だから3着ならあるかもしれない」
吉田騎手「1枠はこの多頭数だと不利になるか…」

1枠2番マッドクール 牡馬5歳 58㎏ 坂井

父Dark Angel 母父Indian Ridge

11戦5勝 5.1.3.2
前走、12月香港スプリント1200mGⅠ 8着
・タフな馬場&外回り距離ロス
Cデムーロ騎手「ペースが速く、彼にとっては難しかった
馬場は柔らかい方がいい」
池添調教師「ペースが速く、脚を溜められなかった」

2走前、10月中山1200mスプリンターズGⅠ 2着0.0秒差 上り34秒4
・ハイペースで4番手先行、ママコチャと最後まで競り合ってハナ差2着
・坂井騎手が10枠からうまいこと内を付いた

坂井騎手「着差が着差だけに悔しい
スタート決まって、立ち回りも良かったが…」
池添調教師「キャリアは浅いので、まだ良くなります」
3走前、7月中京1200mCBC賞GⅢ 9着1.0秒差 上り34秒1
・3番手追走も、斤量58.5㎏に泣いたか

ポイント
・中京レース場で、未勝利・2勝C・3勝Cを勝利
・中京1200m1分07秒2の持ち時計は優秀
・CBC賞は、斤量トップハンデ

直近の様子コメント
1週前不良:80.8-65.6-51.1-36.3-11.1 一杯
坂井騎手騎乗

スプリンターズはHペースを先行し、ママコチャと最後まで競り合いハナ差2着
・1分08秒0より早いレース3.1.0.0
・それより遅いと1.0.0.2
・道悪は行ける血統だが、ペースがどうか?
・とはいえ、ハイペース先行がいけるのは魅力か

オーナー「短距離の看板馬。前走は馬場が敗因。」
池添調教師「重心低く荒れ馬場は得意、走りから左回りが断然良い」
坂井騎手「外から寄られる中京1200だから乗り方が難しい…」

2枠3番ナムラクレア 牝馬5歳 56㎏ 浜中

父ミッキーアイル 母父Storm Cat

16戦5勝 5.4.4.3
前走、2月京都牝馬1400mGⅢ 2着0.0秒差 上り33秒6
・8割ほどの出来で勝馬と着差なし、位置取りの差
・斤量56㎏はトップハンデ
2走前、10月中山1200mGⅠ 3着0.2秒差 上り34秒4
3走前、8月札幌1200mキーランドGⅢ 1着ー0.2秒差 上り35秒2
23年1月中京1200mシルクロードで1着→高松宮2着

ポイント
・前年高松宮記念2着、スプリンターズ3着
・スプリント現役最強クラス
・特に重馬場成績2.1.0.0
・1200mの成績5.1.2.1 中京1.1.0.0
・前走は、8割出来で勝馬と着差なし
・斤量も56㎏は他より重かった
・スプリンターズは、内前有利の馬場が向かない中3着
・堅実な伸び脚があるので、ロスなく立ち回れるか
・1400mの勝ち鞍がないことだけか

直近の様子コメント
1週前不良馬場:86.7-70.5-54.7-38.3-11.3 強め
浜中騎手騎乗 併せ1勝馬追走も0.1秒遅れ
終いの伸びは良かったが、少し反応が遅かった??
長谷川調教師「予定より2秒程遅くなりましたが、動き自体は悪くなかった
前進気勢も感じられた
重馬場になったら有利な立場。前走は7部出来、あの競馬なら今回も上位」
浜中「枠だけが心配、中京はスパイラルが効くから、外から内に切り込まれたらうちは厳しい」

2枠4番モズメイメイ 牝馬4歳 56㎏ 藤岡佑

父リアルインパクト 母父Frankel

11戦4勝 4.0.1.6
前走、2月京都牝馬1400mGⅢ 12着0.9秒差 田口騎手
・外差し有利で、逃げがきつかった
2走前、11月京阪杯1200mGⅢ 11着0.9秒差 永島騎手
3走前、11月大井ダ1200mJBCスプリントGⅠ 11着3.0秒差
・ダート適正外

ポイント
・6走前、葵Sはルガルやビッグシーザーなど相手に勝利
・とはいえ、武豊騎手で最高のスタートダッシュを切れた
・その後5戦連続2桁着順
・強い逃げが他にいる
・ここ2戦が若手ジョッキーだったが…

直近の様子コメント
1週前坂路:4F53.4-12.5 坂路単走
「普段から前向きでピリピリしているので気分よく
逃げにこだわらずリズム重視」

音無調教師「早熟タイプなだけに最近はイマイチ、GⅠに参加できるだけでも嬉しい。他馬を邪魔しないように頑張るよ」

3枠5番トウシンマカオ 牡馬5歳 58㎏ ルメール

父ビッグアーサー 母父スペシャルウィーク

16戦6勝 6.1.2.7
前走、3月中山1200mオーシャンGⅢ 1着ー0.2秒差 上り34秒2
・稍重にも関わらず最初の1Fから11秒台の持続ラップでレースを圧勝
・7割くらいの仕上げだったらしいが

横山武騎手「スタートがいい馬なので、僕が邪魔しなければと思っていた
リズムを大事にしなければ脚を溜めることができた
2走前、11月京都1200m京阪杯GⅢ 1着ー0.3秒差 上り32秒7
・2F目以降全て11秒4以下のハイラップで勝利

3走前、10月京都1400mスワンGⅡ 9着 上り35秒2
逃げ
昨年の高松宮記念5番人気15着、とはいえ大外分回し

ポイント
・重賞2連勝中
・外差し有利となると非常に強い
・持続ラップで勝利、ハイペースになりやすい高松宮記念は向いている
・オーシャンS組は相性が悪いが、中2週ということか?
・1400mの勝利が重賞がないのはどうなるか
・コーナリングが非常にうまい
・ここまで中京1200m0.0.0.2も、
・ビッグアーサー産駒中京芝1200m勝率16.2%、複勝率37.8%
・産駒としては晩成傾向があり、本格化の兆しもあり??
・ルメール騎手が高松宮記念騎乗

直近の様子コメント
高柳調教師「京阪杯が障害一番の出来、前走は維持できた。中2週、雨、内枠が不安」
ルメール「勝ち負けには全て噛み合う必要があり。この枠は…」

3枠6番ルガル 牡馬4歳 58㎏ 西村淳

父ドゥラメンテ 母父New Approach

11戦3勝 3.4.1.3
前走、1月京都1200mシルクロードGⅢ 1着ー0.5秒差
・差し有利の展開だったが、
・2番手追走から抜け出して、2着を0.5秒差圧勝
西村騎手「強かった、道中収支手応えが良かった
ゲートだけ難しいけど、そこもクリアしてくれた
最後はまだ遊ぶところもありつつ手応えも良かった」
杉山騎手「スタートが勝因、西村騎手の得意技ですね。
荒れた馬場も味方してくれたと思う」
2走前、11月京都1200m京阪杯GⅢ 2着0.3秒差
・1着馬トウシンマカオ、差し有利展開
3走前、10月京都1400mスワンGⅡ 4着0.2秒差
・前残り展開を、4角11番手から追い上げ

ポイント
・前走、0.5秒差勝利は、短距離として驚異的
・2着馬アグリは、スプリンターズ0.5秒差負けだったけど??
・前半3F33秒台2.1.0.0 しかも重賞
・ハイペースも重馬場も得意
・母父の兄弟シンコウフォレストは、道悪の高松宮記念勝馬
・ドゥラメンテ産駒中京1200m0.0.0.12だが、本来キングカメカメハ血統
・ややゲート難も、スピードに乗ったら強い

直近の様子コメント
1週前坂路不良馬場:51.3-37.3-23.8-11.9 一杯
西村淳騎手騎乗
終い2F11.9-11.9 1勝Cの併せ馬にも先着
杉山調教師「出だし我慢させて、羅あすと伸ばすのは予定通り
脚力はさすが」
杉山調教師「枠、距離、馬場、仕上がりの中から1番マイナス要素がない。心身の成長でスタートに不安がなくなってきた」
西村騎手「3枠偶数番なら周りを見てレースできる。馬を信じて乗ったら結果がついてくる」

4枠7番テイエムスパーダ 牝馬5歳 56㎏ 富田

父レッドスパーダ 母父アドマイヤコジーン

17戦5勝 5.1.0.11
前走、1月京都1200mシルクロードGⅢ 14着上り1.4秒差 上り35秒7
・ハイペース、逃げがきつい展開だったが、ちょっと負けすぎ?
2走前、10月中山1200mスプリンターズGⅠ 14着1.2秒差 上り35秒8
3走前、9月阪神1200mセントウルGⅡ 1着ー0.2秒差
・高速馬場、当日はほかの競馬でも逃げが有利だった

ポイント
・前走、逃げに向かない展開とはいえ14着
・楽逃げできると、ハイペースでも押し切れるが…
・斤量55㎏以上1.0.0.5 斤量55㎏未満4.1.0.6
・超ハイペースのCBC賞で勝利しているが、斤量48㎏今村騎手
・良馬場で小倉の平坦なコースだった
・楽に逃げれないのでは…

直近の様子コメント
1週前CW:7F79.6-12.1 
併せ馬3勝Cに6馬身差からかなり追い上げた
富田騎手「まだ緩いので、早い時計を出して息を作ることをテーマにした」

富田騎手「今回も行くだけ。テレビにたくさん映れるかな。他馬からの牽制が無ければ8着を狙える」

4枠8番ソーダズリング 牝馬4歳 56㎏ 武豊

父ハーツクライ 母父シンボリクリスエス

8戦3勝 3.2.0.3
前走、2月京都牝馬1400mGⅢ 1着0.0秒差 上り33秒9
・時計の掛かる馬場で外差しが決まりやすかった
・1㎏重いナムラクレアをクビ差凌ぎ切った勝利
・1着~7着の馬は全て4角9番手以下の差し馬極端なレース

武豊騎手「スムーズで理想的なレース展開。
反応が良くて、先頭に立つのが早かったですが、最後まで我慢してくれました
距離は1400mがベストだけど、1200mも1600mも視野に入る」
2走前、12月中山1600mターコイズGⅢ 4着0.3秒差 上り34秒0
・内前有利が合わず
3走前、10月京都1600m3勝C 1着着差なし 上り32秒8

ポイント
・瞬発力が高く、1400mの前回1400mの勝利
・最初中距離も折り合い課題、距離短縮して成績向上
・上りは早く、ロングスパート適正は高い
・ハーツクライ産駒中京1200m1.8.2.55
・厩舎は短距離得意だが
・重馬場で母父シンボリクリスエスは合ってる
・前回から斤量が上がるが

直近の様子コメント
1週前坂路不良馬場:51.4-37.6-24.7-12.3 馬なり
音無調教師「文句ない動き 短い距離は適正あるはず
ただしスピードタイプなだけに、馬場の乾きだけが心配」
武豊「ナムラクレアとは良い勝負ができる」

5枠9番シャンパンカラー 牡馬4歳 58㎏ 吉田豊

父ドゥラメンテ 母父Reckless Abandon

7戦3勝
前走、2月東京ダ1600mフェブラリーGⅠ 16着2.7秒差
・ダートは適正外だった
2走前、6月東京1600m安田記念GⅠ 14着1.2秒差 上り34秒5
・3歳で古馬重賞戦
・内有利の中、外を回ったが、それでも負けすぎ
3走前、5月東京1600mNHKマイルGⅠ 1着着差なし 上り34秒4
・前総崩れ、重馬場で外分回し
・世代レベルの疑問

ポイント
・ドゥラメンテ産駒中京1200m0.0.0.12
・1200mは初めて、追走できるか
・NHKマイルと同じく重馬場前総崩れにかけるか
・基本的には先行

直近の様子コメント
田中調教師「1200m初挑戦だが、上りがかかる展開なら出番があっても良いはず。無謀な挑戦ではない」

5枠10番ビクターザウィナー セン6歳 58㎏ リョン

父Toronado 母父Cape Cross

14戦7勝 7.2.0.5
前走、1月香港1200mセンテナリースプリンGⅠ 1着
・香港スプリント勢の相手には勝った
・その時よりは展開は向いた
2走前、1月香港1000mバウヒニアスプリントGⅡ 7着
・斤量61㎏のハンデ戦
3走前、12月香港1200mスプリントGⅠ 4着
・ジャスパークローネの2番手追走
・早い流れで後方が台頭するも
・残り100mまで一旦抜け出していた

ポイント
・前走、スロー逃げの自分の展開に持ち込むも、押し切ってのGⅠ勝利
・3角に上り坂、最終直線430mと非常に長いコース
・この時の相手が、3走前香港スプリントの上位勢
・ラッキースワイネスやウェリントンの2頭世界的スプリンターを撃破
・香港スプリントも、前が崩れる展開で4着粘り
・日本馬マッドクールやジャスパークローネに先着
・スプリンターは、香港の方が日本よりレベルが高い
※世界のスプリント戦線は、オーストラリア1強
※香港は、そのあたりの産駒を多く輸入している
・スタートダッシュで確実にハナを取ってくる
・なお、ハイペースにははせず、スローに抑える
(参考、前回GⅠは12.9-24.1のペース)
・日本馬にも逃げ馬が出るのでハナの取り合い→ハイペース?
・逃げが鬼門の高松宮だが、相手としては格上
・当然海外のパワー血統
・初の海外遠征、左回り、直線すぐの急坂にどこまで対応するか
・とはいえ、左回りは調教では右回りより、以前から良かったそう
・前々から高松宮記念は狙っていた

直近の様子コメント

「スパーダを先行させて番手からの競馬でも大丈夫。」

6枠11番メイケイエール 牝馬6歳 56㎏ 池添

父ミッキーアイル 母父 ハービンジャー

19戦7勝 7.0.0.12
前走、2月京都牝馬1400mGⅢ 10着0.6秒差
・出遅れから掛かって折り合いを完全に欠いた
・コース取りも外、最後にスタミナ切れ

池添騎手「返し馬、ゲートに入るまでは我慢できたけど、
最後の馬が入るとき、ゲートの中で大きくガタついてしまった
出遅れて道中もリズムが良くなく、掛かってしまった
スタートを普通に出てくれたら、力を発揮できるはずだが…」
2走前、11月ダ1400mBCF&MスプリントGⅠ 9着
3走前、10月中山1200mスプリンターズGⅠ 5着0.4秒差
・内有利を外分回ったのでまずまずのレース
22年高松宮5着0.1秒差 23年高松宮12着1.1秒差

ポイント
・中京1200mのコースレコード1600m
・良馬場のほうが成績がいい
・GⅠ成績は0.0.0.10
・前走、出遅れ、折り合い欠く、外回し
・とはいえ、1200mの激流の方が引っかからないか??
・3走前、内前有利の馬場の中、5着0.4秒差健闘
・引退レース
・内枠を獲って、普通にスタート切れれば…??

直近の様子コメント

1週前坂路重馬場:52.0-12.8
池添騎手騎乗、暴走しそうなところをなだめながら
「トモに力が入って踏ん張って硬くなってゲートを出てしまう
普通にさえ出てくれば、掛かってもリズムに乗れる」

池添騎手「一発狙えるだけの出来、揉まれるのは慣れてきた。課題緩い馬場だけ」

6枠12番ロータスランド 牝馬7歳 56㎏ 岩田康

父Point of Entry 母父 Scat Daddy

25戦6勝 6.4.2.13
前走、2月京都牝馬1400mGⅢ 6着0.3秒差 上り33秒3松山騎手
・外差し有利も、18枠大外分回った
・上りは最速
松山騎手「最後は内から良く伸びましたが、枠がかわいそうだった」

2走前、12月阪神カップ1400mGⅡ 6着0.2秒差 上り34秒0
・直線で前が詰まり、内に進路を切り替えた
3走前、10月スワン1400mGⅡ 3着0.2秒差 上り33秒5
6走前、高松宮記念 6着0.5秒差
22年、高松宮記念 2着

ポイント
・前走は差し有利も、18枠大外分回し テン乗り松山騎手
・主戦の岩田パパに戻る
・1400mで1.1.2.4
良馬場3.2.2.12
重馬場3.2.0.1 着外は前年の高松宮記念6着
・前が総崩れになった時はチャンスあるか
・7歳馬なので、重馬場ならチャンスあり
・1200mや1400mは後方からのレース
・4戦連続で7枠8枠が続いたが
・ただ、左回りは苦手?

昨年の阪神カップ1400m重賞は
1200m地点を1分07秒3で通過
12.3-22.5-33.1-44.3-55.7-67.3-79.3
同年のGⅠスプリンターズSよりも0.7秒早い通過

直近の様子コメント
1週前追切、85.7-68.8-53.2-37.9-11.4 馬なり単走
いつもの追切 加速ラップ

辻野調教師「枠を聞いてほっとした。馬場が少しでも乾けば勝ち負けに加われる状態」
岩田パパ「人気馬が内枠ならこの馬でもと手応え十分」

7枠13番ウインカーネリアン 牡馬7歳 58㎏ 三浦

父スクリーンヒーロー 母父 マイネルラヴ

25戦8勝 8.4.0.13
前走、2月東京新聞杯1600mGⅢ 2着0.2秒差 上り34秒5
・ミドルペース、内前有利の馬場と展開が向いた

三浦騎手「ゲートを気を付けながら、自分の形でいけた
勝てなくて申し訳ないが、遠征帰りでやれるところは見せれた」
2走前、11月BCマイル1600mGⅠ 11着
3走前、10月東京1800m毎日王冠GⅡ 5着0.3秒差 上り34秒3
他、22年マイルCSGⅠ12着、23年安田記念8着

ポイント
・三浦騎手継続騎乗
・血統は父は長距離、母父は短距離だが
・スクリーンヒーロー産駒道悪強い
・左回りのマイル重賞2.1.0.2
・初の1200mがGⅠ
・テンはそこまで早くない、
・得意の先頭逃げはきついし、1200mのペースで逃げられるか…
・条件戦時代は先行でもレースを作れていたか
・内枠は最低限ほしいところ

直近の様子コメント
1週前追切重馬場:79.7-64.3-50.4-36.6-11.5 強め
三浦騎手騎乗で外回り
加速ラップで終い1F、併せた1勝馬を置き去りに
折り合いも良かった

鹿戸調教師「前走は過去最高の出来で好走。安田記念が目標だが、今回はマーベルを助ける立場に。マイルならお勧めできたが、1200mでは…」

7枠14番ママコチャ 牝馬5歳 56㎏ 川田

父クロフネ 母父キングカメハメハ

14戦6勝 6.2.2.4
前走、12月阪神カップ1400mGⅡ 5着0.2秒差
・ハイペースで差し有利の展開の中、3番手追走で粘った
・ただ、同じく先行したウインマーベルが勝利したが…
・ゲートで大人しかった、道中も進まず、4コーナーで手応えなかったと川田騎手
・とはいえ3F33秒1を、外回りした
2走前、10月中山1200mスプリンターズ 1着0.0秒差 上り34秒5
・内前残り展開で先行
・とはいえ、2着馬マッドクールより外を回って差し切った
・同日は、その後阪神JF2着ステレンボッシュが外を回って勝ち切れなかった
3走前、8月小倉1200m北九州記念 2着0.1秒差 上り33秒9
・少し距離ロスがあった、斤量55.5㎏と牝馬としてはあった

ポイント
・スプリンターズは先行内有利の展開は非常に向いた
・阪神カップ1400mは、1200m並のペースでは粘った感じも
・3か月以上の休み明け0.1.0.2だが…

直近の様子コメント
・1週前不良馬場:80.2-65.2-51.0-36.6-11.3 一杯
折り合い付くも…、併せた古馬2賞レベルの馬に併せ遅れ
池江調教師「まだ本来の動きではない」
最終を終え「人気ないなぁ 状態はスプリンターズとそん色ない」
川田騎手「高松宮記念のために、前走は早い流れを経験、今回も背中が素晴らしくどんな流れも大丈夫。雨が苦手なんて言われているけど、問題ないと思う。枠も最高、結果を出す」

7枠15番ディヴィーナ 牡馬6歳 56㎏ Mデムーロ

父モーリス 母父ディープインパクト

19戦5勝 5.3.2.9
前走、12月香港マイル1600mGⅠ 11着
・ずっと外を回っていたものの、力負け感も

Cデムーロ騎手「タフなレースになってしまった」
友道調教り「無事に走ってくれた この血統らしく現地でも落ち着いていた」
2走前、11月京都2200mエリザベス女王GⅠ 7着 上り34秒5
Mデムーロ騎手「リズムは良かったですが、距離が長かった
一瞬足を使いましたたが、甘かった」
3走前、9月東京1800m府中牝馬GⅡ 1着 上り33秒9
・かかりながら逃げ

ポイント
・左回り5.3.0.4 着外にVM4着あり
・中京4.2.0-1
・そのVMでは、出遅れるも上り1位の末脚で4着
・スタートに課題有
・かかりながら逃げて1800m押し切ったので1200mは面白いが
・初1200mがGⅠが…
・中京はラスト1F落ちる傾向があるので、ラストのスタミナはあるか

直近の様子コメント
1週前坂路:4F54.2-12.2 強め
折り合いもついている

友道調教師「ラストラン。ペースに戸惑って最後方からになるか。押して押してどこまで交わせるか…厳しいね」

8枠16番ウインマーベル 牡馬5歳 58㎏ 松山

父アイルハヴアナザー 母父フジキセキ

21戦6勝 6.4.3.8
前走、2月25日阪急杯1400mGⅢ 1着着差なし 上り35秒6
・開幕週、内前有利の馬場、1枠を引けた
・ただその時は斤量トップハンデ58㎏
・過去阪急杯58㎏以上好走は高松宮と相性はいい

松山騎手「1枠でスタートもよく、逃げ馬の後ろに付けられた
重馬場はきつかったけど、開幕週の馬場に救われた」
深山騎手「スタートと雨を心配していましたが、結果を出してくれた」
2走前、12月阪神カップ1400mGⅡ 1着ー0.1秒差 上り34秒5
・最初の3F33秒1の超ハイペース
・差し有利の展開だったが、5番手から押し切った
3走前、10月京都1400mスワンGⅡ 5着0.4秒差 上り34秒4
昨年の高松宮記念 10着 
22年スプリンターズ2着、23年スプリンターズ6着

ポイント
・3歳時にスプリンターズ2着、とはいえ斤量55㎏だった
・古馬になってから、1200m0.0.0.4 1400m2.1.0.1
・産駒の中京芝成績→勝率5.8%と低い
・だが、22年5月葵ステークス、中京1200mの勝利あり
・超ハイペースが得意で前半33秒2より早いと、2.1.0.1
・どちらかというと良馬場のほうがいい→序盤ペースと関係するか?
・重馬場の可能性はあるが、ペースが流れる可能性もあり
・阪神カップの勝利タイムは相当いい、調子はいいかも

直近の様子コメント
1週前重馬場:67.3-52.1-37.5-11.5 強め
古馬3勝の併せ馬をしっかりと追い抜いていった
松山騎手「重賞連勝は、担当が腕利きに変わったことが要因。
深山調教師「内を見ながらコーナーを利して抜け出したい、カーネリアンには逃げてもらって後押しを依頼」

8枠17番マテンロウオリオン 牡馬5歳 58㎏ 横山典

父ダイワメジャー 母父キングカメハメハ

17戦2勝 2.3.0.12
前走、3月中山1200mオーシャンGⅢ 8着0.8秒差 上り34秒3
・差し有利の展開も、最後方で追走に苦労しているか
2走前、1月京都金杯1600mGⅢ 16着1.6秒差 上り36秒3
・折り合いを欠いた
3走前、11月京都1600mマイルCSGⅠ 14着1.7秒 上り35秒8

ポイント
・2年前、NHKマイルCでダノンスコーピオンの2着以降、12戦連続馬券圏外
・前走、差し有利も出遅れてしまい、伸びたが届かず
・中京1200mは初挑戦
・出遅れることが多い

直近の様子コメント
昆調教師「はまれば掲示板に来れる出来に上がりそう」
ノリ騎手「この枠なら後ろから。12番あたりと併せ馬したい」

8枠18番シュバルツカイザー セン6歳 58㎏ 大野

父Dark Angel 母父 Nashwan

20戦6勝 6.2.0.12
前走、3月中山1200mオーシャンGⅢ 13着1.0秒差 上り34秒6
・差し有利の展開で後方からだったが、出遅れた
2走前、1月中山1200mOP 1着ー0.1秒差 上り34秒3
・8枠、最初3F33秒1のハイペース、大外分回しより
3走前、11月京都1200m京阪杯GⅢ 18着1.7秒差 上り33秒4
・最後方付近から追走するも…
5走前、8月札幌1200mキーンランドGⅢ 4着0.2秒差 重馬場上り35秒6
・1着ナムラクレア、3着トウシンマカオと僅差
・2番手追走、モレイラ騎手
6走前、7月札幌1200mOP 1着 上り33秒3
・6番手追走からレコード

ポイント
・昨年の夏頃、非常に勢いがあった
・だが、直近のGⅢで3連続で馬券圏外
・凡走したレースは馬群の真ん中、
・好走したレースは、大外分回しの傾向がある??
・中京の大外分回しはよほど道悪じゃないと…
・出遅れ癖があるので1200mは怖いところも

直近の様子コメント
モレイラ「(5走前騎乗)大外枠なら見違えるほど走ると。」
大竹調教師「大外枠となり一つでも上に。」
大野騎手「気楽に騎乗できるから、ママコチャを目標にしたら案外やれるかも」


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