セントライト記念【2024】GⅡ~全頭診断&情報まとめ|中山競馬 9/16(月) 11R JRA

ウマ娘のキングヘイローから入り、母父血統が入っているイクイノックスの活躍から馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ!

競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。

今年のGⅠ(JpnⅠに関しては)
◎ステレンボッシュ○アスコリピチェーノ☆ライトバックで
🎯単勝・馬単・3連単🎯

オークス
🎯馬単・3連複的中!🎯

日本ダービー
穴推奨:シンエンペラー3着
大穴推奨:サンライズアース4着
目黒記念
🎯3連複的中!(10番人気入り)🎯

安田記念~全頭診断
S:ロマンチックウォリアー(1着)
A+:ソウルラッシュ(3着)
A:ナミュール(2着)

東京ダービー~全頭診断
🎯3連単的中🎯
さきたま杯
3連単的中🎯🎯

宝塚記念
ソールオリエンス(7人気)複勝🎯

帝王賞
2着ウィルソンテソーロの複勝🎯
3着ディクテオン(9人気)の複勝🎯


サマー競馬に関しては、
小倉記念:リフレーミング単勝🎯
関屋記念:トゥードジボン複勝🎯
CBC賞:スズハローム・グランテストW複勝🎯

さらに秋競馬も
紫苑ステークス:クリスマスパレード単勝&3連複🎯

やってきたことが、積み重なった

的中率も回収率もバランスよく予想してこそ一流よ!

セントライト記念・GⅡ~中山2200m

中山競馬場2200mで行われる、菊花賞のトライアルレース!
上位3着までに、菊花賞の優先出走権が与えられるわ!

中山2200m
・右回り、大回りのコース
・4角出口付近スタート、1角まで432m
・最初の直線の間に、1度目の急坂
・1角の終わりが坂の頂上5mで、
・2角から向こう正面まで急な下り坂
・向こう正面は200mほど
・3角から4角終わりまで比較的平坦
・最後の直線は310mと短く、
・2度目の急坂を上る

 アップダウンが多くトリッキーなレース。中山の急坂を最初と最後に2度登る。序盤は最初の急坂を含めて上りなのでペースは上がりにくいけど、2角から下り坂もあり、少しずつペースが上がる。

 忘れてはならないのは菊花賞トライアルレース。勝負をかけて、残り4F勝負になることが多く、残り1Fで脚が止まる馬もいる。逃げはちょっとしんどい時がある。

 これを見ると、スタミナとパワー…なんだけど、現状のコンディションは、例年稀に見る高速馬場状態。もしかするとマイラーにもチャンスがあるかもしれないので、土日を含めて上位馬の特徴はチェックした方がいいわね。

全頭診断&情報まとめ

アスクカムオンモア 戸崎圭【逃げ/先行】

父ブリックスアンドモルタル 母父キングカメハメハ

5戦2勝 2.1.1.1
前走、6月東京1800m1勝C 1着ー0.4秒 稍重34秒5西塚
・番手逃げ
2走前、5月東京2000mL 3着0.2秒 33秒8北村友
・1着ダノンエアズロック
「思ったよりゲートを出てくれましたし、やりたかった競馬はできました。未勝利を勝ち上がったばかりですし、成長の余地を残している馬ですから、いろいろ経験して良くなってくれればと思います」
3走前、3月中京2000m未勝利 1着ー0.4秒 35秒3川田
・3番手先行

直前の情報
勝った前走は最終坂路で終い11秒台
今回は終い12秒台 1週前強め
藤原和助手「予定通り順調。フレッシュな状態で行けそう。自在性がある馬で中山も問題ない」

個人的診断:B+
 中京・東京と勝ち上がってきている。比較的前目で競馬していているので、長くいい脚を使えるという点は、ロンスパ合戦になりやすい中山2200mにはプラスね。また、中山が得意な戸崎騎手が乗るなら、馬券的に切れないところはある。ただ、ブラックモルタル産駒はダートが得意な馬が多く、野芝の超高速馬場が合うかどうかというところね。3日間連続の開催で少し馬場が重くなれば。

アスクハッピーモア 田辺【逃げ/先行】

父エピファネイア 母父クロフネ

3戦1勝 1.2.0.0
前走、3月中山ダ1800m未勝利 1着0.0秒
「人気で、今回も他馬の目標にされる形になった。でも、今日はそれを克服して勝つことができましたし、ホッとしています。この先は、いろんなパターンの組み立てができる」
2走前、2月中山ダ1800m未勝利 2着0.2秒
3走前、1月中山ダ1800m新馬 2着0.1秒

「調教り競馬の方が感じはいい 体は未完成で伸びしろはあると思います」

直前の情報
元々調教は動かない
兄弟馬で芝好走あるが…
高木助手「まだ完成途上だが、ここを目標にやってきた。新たな引き出しを増やせれば」

個人的診断:B
 ずっとダートを使ってきた馬。しかも中半年以上開けているわね…。半年以上かけて芝でやれるように調教はしてきているような気はする。それにエピファネイア産駒なので、普通に芝かもしれない。ただ、冬のタフ馬場ならともかく、今は高速馬場状態。いきなり対応できるかどうか、ね。

アーバンシック ルメール【追込】

父スワーヴリチャード 母父 ハービンジャー

5戦2勝 2.1.0.2
前走、5月東京2400m日本ダービーGⅠ 11着1.1秒 33秒5横山武
・4角15番手から、上がり3位も
・超スローで外目
「この馬にとって有利ではない馬場で、腹を括って爆発力にかけました。スローペースながらよく頑張ってくれました。外に出しましたが、弾けず脚色が同じになってしまいました」
2走前、4月中山2000m皐月賞GⅠ 4着0.4秒 34秒1横山武
・4角10番手から、上がり2位
「成長途上なところがあってスタートを出られず、思ったポジションが取れませんでした。それでも道中は我慢できていましたし、進路を見つけてからはしっかりと脚を使ってくれました」
3走前、1月中山2000m京成杯GⅢ 2着0.1秒 33秒9横山武
・4角10番手から上がり1位
「癖のある馬でスタートももう一つでした。馬のリズムを崩したくなかったので、中途半端に出していきませんでした。途中から良い感じで上がっていきましたが、勝負どころで内にもたれて、最後はその分の差だと思います」

直前の情報
1週前:82.2-37.0-11.6 一杯
最終:83.4-37.6-11.2 楽な手応え
折り合い課題は相変わらず
武井師「自信を持って送り出せます」「広い馬場の方が合うとは思いますが、中山でも互角の勝負ができています。コースに不安はありません」

個人的診断:A
 皐月賞・日本ダービーとGⅠに挑戦した馬が参加してくるわね。折り合いに課題があって、さらに小回りが苦手と言う中で、もう少し届かなかった。ただ、今回は大回りの中山になるので、皐月賞の時より脚が合うかもしれない。また、今回ルメール騎手に乗り替わるのもプラスに働く可能性があり、やや気性が荒い馬をうまく操縦する技術は長けていると思う。高速馬場だけどロンスパ合戦なら外差しも効く可能性もあるので、やはり馬券候補になる。

エコロヴァルツ 岩田康【逃げor追込】

父ブラックタイド 母父キングカメハメハ

6戦2勝 2.1.0.3
前走、5月東京2400mダービーGⅠ 8着0.9秒 34秒7岩田康
・大外枠、前に壁ができず、スロー逃げ
「できる限りのレースはしたつもりです。ハナへ立つのは想定していました。馬はすごくリラックスしていましたし、3コーナー辺りではチャンスがあるかなと思ったんですが…。力はしっかり出し切れて、やりたい競馬はできました」
2走前、4月中山2000m皐月賞GⅠ 7着0.7秒 33秒9武豊
・4角16番手から、上がり最速
「この馬のやりたい競馬はできました。折り合いさえつけば、いい脚を使ってくれますね」
3走前、2月東京1800m共同通信杯GⅢ 5着0.7秒 33秒1武豊
・番手逃げ掛かり、手綱引っ張っていかないようにした
「レース前からテンションが高く、心配していたのですが懸念していたところがモロに出てしまいました。ひっかかってしまってちゃんと走れなかったです」
4走前、12月阪神1600m朝日FS・GⅠ 2着0.1秒 34秒1武豊
・1枠1番、4角17番手
「向正面で掛かった馬にぶつかられて、そこがもったいなかったです。途中からリズムは良くなりました。先に繋がるレースでした」

直前の情報
1週前:6F81.6-36.4-11.2
最終:坂路4F55.6-12.2
牧浦調教師「我慢させる調教で、指示通りの追い切りでした。力まず走れて、動きは良かったです」「折り合いに不安はない。道中で息が入れば距離は大丈夫。レースはジョッキーにお任せします」
高橋助手「ジョッキーが先週より反応が良くなったと伝えてくれました。先週CWコースでしっかり負荷をかけて、秋初戦としてうまく仕上がった。春は若さを見せていたけど、精神的に成長してきたと思います」

個人的診断:A
 この馬も、GⅠ戦線をずっと戦ってきている馬ね。折り合いに課題がある馬だけど、前に壁が作れれば鋭い脚を使える。前走の日本ダービーは大外枠で、前に壁を作れない状況と言うことで、逃げを打ったけど、最後は止まってしまった。少し長かったのかなとみている。調教では、絶好調で仕上げているような感じで面白いのは確か。距離が持つかどうかになってきそう。

エコロレイズ 横山和【先行/差し】

父アメリカンペイトリオット 母父ディープインパクト

8戦1勝 1.1.1.5
前走、5月京都1800mL 4着0.2秒 33秒0松若
・4角9番手から上がり1位
・折り合い重視、大外分回し
「リズム重視の競馬でした。直線は脚を使っています。とても素直な馬です。今日は前残りの馬場でそこがマッチしなかったと思います。能力的には遜色ありません」
2走前、4月中山2000m1勝C 4着0.4秒 34秒8横山和
・好位追走も
「勝ちに行くと甘いですね。そのあたりは懸念していて、使える脚が短いのはこれまでの競馬を見てわかっていました。4コーナーから強気に行くと、最後はバタバタバタとなっていました。前半にガソリンを使って動かして、3、4コーナーもついていくしかなくてという状況になると、早め早めにガソリンを使わされて最後は尻すぼみでした」
3走前、3月中山2000m弥生賞GⅡ 4着0.4秒 34秒8横山和
・4角7番手から上がり最速も
「手探りの騎乗でしたが、返し馬でこの馬場をこなしてくれそうな雰囲気がありました。ロスなく立ち回り、最後はじりじりと脚を伸ばしてくれました。フォルムはまだ幼いですが、悪くない内容だったので、今後も順調にいってほしいですね」

直前の情報
1週前:CW6F80.5-11.4
最終:CW6F83.0-11.6
弥生賞以来、かなり高い負荷
岩戸師「気持ちに余裕が出て大人になってきた。距離は問題ないので、あとは自分の競馬ができれば」

個人的診断:S
 穴馬として面白い所かしら。中々勝利を挙げることができていないものの、中山の経験値は一番。弥生賞にも出走していて4着と、クラシック出走まであと少しだった。先行は合わず、中団からの競馬で鋭い脚を使う形。また調教はかなり攻めていて、1週前だけでなく最終も強い負荷。疲労が心配だけど、弥生賞の時もそういう調教だった。ピンパーな感じもするけど、うまくイン突きできるような枠だと面白い。

コスモキュランダ Mデムーロ【捲り?】

父アルアイン 母父Southern Image

9戦2勝 2.3.0.4
前走、5月東京2400m日本ダービーGⅠ 6着0.8秒 34秒3Mデムーロ
・捲り
「ゲートを出たいという気持ちが強過ぎて、ゲートを上に出る感じになりタイミングが合わなかったです。それで出遅れてしまいました。展開が遅かったので少しずつポジションを上げていきました。それほど脚を使っている感じはなかったし、3、4コーナーは本当にいい位置が取れて直線に向けたんですけどね。追いだして案外伸び切れなかったです。本来ならもっと伸びていい馬なんですが、ダービーで馬も緊張していたんでしょう」
2走前、4月中山2000m皐月賞GⅠ 2着0.0秒 34秒2モレイラ
・上がり3位
「長くいい脚を使うイメージでした。想像したよりも前の位置につけることができて、一生懸命頑張ってくれたんですが…。1頭強い馬がいました」0
3走前、3月中山2000m弥生賞GⅡ 1着ー0.2秒 34秒9Mデムーロ
・捲り、上がり2位
「いい脚を使う一方で遊んでしまうと聞いていましたが、返し馬から印象が良かったです。好スタートを切り、向正面でペースが少し遅いと感じたので、前残りの馬場を考慮して途中で動く判断をしました。とてもいい馬で、これからも楽しみです」

直前の情報
1週前:5F66.5-37.5-11.5 一杯
最終:5F69.4-38.2-11.8 馬なり
加藤士調教師「距離は延びれば延びるほどいい」「ポテンシャルが高いから速い馬場は問題ない。中山の急坂もプラス」

個人的診断:A+
 一番人気想定ね。弥生賞の勝者で、皐月賞2着、日本ダービーは外を捲っての6着。実績としては一番ね。高速馬場の対応も、皐月賞を見ている限りは大丈夫そうで、ある程度ペースが流れてほしい所。ただ、懸念点は菊花賞出場へ賞金は足りているので、あくまで叩きというところ。Mデムーロ騎手が、今年は本馬で重賞を勝利して以降、調子があまりよくないところ。多分、まくりの競馬をすると思うけど、最後に脚が止まらないかどうか。

サルヴェージワーク 佐々木【逃げ?】

父Le Havre 母父モンジュー

4戦1勝 1.0.0.3
前走、5月東京2400m未勝利 1着ー0.2秒 34秒4大野
・スロー逃げ、上がり2位
・3着以下は引き離した
2走前、4月東京2400m未勝利 4着0.4秒 33秒7大野
・4角10番手から、上がり2位
3走前、3月中山2200m未勝利 9着1.5秒 36秒0大野
・4角10番手

直前の情報
あまり調教は動かない
高木助手「動きはまずまず。春先に見せていた難しさなどは徐々に良くなって、成長を感じる」

個人的診断:B
 長めの距離を使っていて、前走は東京2400mの未勝利戦を勝利。後方に控える競馬で勝てなくて、逃げで相手を突き放した。とはいえ、非常にスローのレースのみの経験というところがどうなるか。折り合いは課題があるところがあるので、高速馬場になってうまくハマるかどうか…。血統的にはタフ馬場の方が合いそうなところがどうなるかね。

スティンガーグラス 武豊【逃げ/先行】

父キズナ 母父Not For Sale

4戦2勝 2.1.0.1
前走、8月新潟2400m1勝C 1着ー0.8秒 35秒3
・上がり1位
・スタートの課題改善
2走前、6月東京2000m1勝C 2着0.1秒 33秒5
・上がり2位
・持続力勝負の高さを示した
3走前、3月中山1800mスプリングGⅡ 6着0.8秒 33秒4
・8番手から上がり2位も、超スロー後方ノーチャンス
「スタートがうまく決まらず後方からになってしまいました。馬場が悪いところからでもしっかり走ってくれましたし、そこは良かったですね」

直前の情報
1週前83.4-39.1-11.7 馬なり
最終:83.6-38.5-11.7 馬なり
太田助手「疲れている感じはないし、元気はありますね」「前走はゲートを出たし、最後まで脚を使った。レース後は在厩で調整し、元気がある。相手は強くなるけど、何とか頑張ってほしい」

個人的診断:A
 夏の上がり馬になってくるかしら。春にスプリングGⅡでクラシックを狙うも、超スローで後方の位置取り。ノーチャンスとなった。その後は、ルメール騎手を背に、持続力の高さを示した。前走1勝Cは0.8秒差圧勝。相手が強くなかった可能性もあるけれど、距離は十分。相手が強くなって、どこまで対応できるかね。 

タガノデュード 丹内【逃げ?】

父ヤマカツエース 母父ハーツクライ

13戦1勝 1.1.4.7
前走、8月中京2200m1勝C 3着0.3秒 35秒0幸
「序盤ハナに行くのに脚を使いました。そのぶんだと思います。力のある馬ですし、すぐにチャンスが来ると思います」
2走前、8月中京2000m1勝C 取り消し
3走前、6月京都2200m1勝C 4着0.6秒 34秒2
8走前、12月阪神1600m朝日FC・GⅠ 5着0.3秒 34秒9古川
・4角10番手から、差し展開
「マイルはいいね。スタートは速くなかったけど自分のペースで運んで、直線ではすごくいい反応を見せてくれた。今後が楽しみだね」

直前の情報
中2週で調整程度
宮師「(前走で)脚質の幅が出てきました。舞台も合いそうです。能力はあると思っていますし、あとは結果がほしい」「中2週で状態は変わりない。相手が強くてもいいレースをするけど、1勝クラスでも勝ちきれない。能力はいいものを持っている。時計の速い中山は合いそう」

個人的診断:B
 朝日FC・5着馬ね。とはいえ、このレース2着に、エコロヴァルツがいることを考えると力関係的にどうかしら。比較的相手関係が弱いと言われている夏場で、1勝C勝ち上がれていないこと、日程が詰まっていること、今回でもう14戦目ということを考えると、ちょっと足りない気がする。
 

タンゴバイラリン 菅原明【差し】

父イスラボニータ 母父Smart Strike

9戦2勝 2.2.4.1
前走、8月札幌2000m2勝C 3着0.1秒 35秒8大野
・4角4番手から、比較的高速馬場
「良い所で流れに乗れました。昇級戦でしたが、差の無い競馬をしてくれました」
2走前、7月札幌2000m1勝C 1着ー0.1秒 34秒5横山和
・捲りで4角で1番手、上がり2位
「返し馬で、トビが大きくて、さすがダートで買ってきた馬と感じました。逃げ馬が飛ばしたので、それにくっついていって、周りに脚を使わせる競馬ができた」
3走前、5月東京ダ1600m未勝利 1着ー0.1秒 36秒9田辺
・上がり1位
9走前、新馬戦3着
・1着ジャスティンミラノ、2着ヘデントール

直前の情報
未勝利戦を勝った時は終い11.3
今回はそこまでではないか?
菅原明騎手「まだ体がついてこないが、いいものは持っていそう」

個人的診断:B+
 相手也に凄く善戦する馬。東京も中山もそつなく走り、さらに未勝利はダート、1勝Cは洋芝札幌と色々起用な馬。また、新馬戦では皐月賞馬ジャスティンミラノと、菊花賞で人気しそうなヘデントールの次、と実は強い相手とも戦っている。イスラボニータ産駒としては距離が課題になりそうですが、高速馬場となっているのがハマってくるかどうか。

パンジャ 小林勝【先行/差し】

父ゴールドシップ 母父Kendargent

8戦1勝 1.2.0.5
前走、8月札幌2000m1勝C 4着0.6秒 重馬場36秒4
・4角9番手から上がり1位
2走前、7月函館2600m1勝C 2着0.4秒 36秒5
・4角3番手から上がり2位
3走前、6月函館2000m未勝利 1着ー0.8秒 36秒1
・捲って、4角2番手

直前の情報
中1週
小林勝騎手「札幌からの中1週なので、感触を確かめる程度。しまいは反応していたし、馬がグンと良くなった」

個人的診断:B
 3走前の函館で初勝利、このあたりはゴールドシップ産駒らしく、洋芝のような少し時計の掛かる条件の方が合っている様子。高速馬場となっている中山2200mにどれだけ追走できるかということになりそう。

ヤマニンアドホック 津村【逃げ/先行】

父ノヴェリスト 母父ダイワメジャー

5戦2勝 2.1.2.0
前走、6月福島1800mラジオNIKKEI・GⅢ 3着0.2秒 34秒9
・上がり3位、前半折り合い欠いた
「力みましたね。2角過ぎまでかかる感じでした。それでいてこれだけ粘れるんですから、体力も力もありますね。レース前にテンションが高いところがあるので、そのあたりが大人になればもっといいと思います」
2走前、4月中山2000m1勝C 1着ー0.1秒 34秒7
・スロー逃げ、上がり3位
「少頭数でしたし、あまりケンカもしたくなかったので、ハナに行くことを視野に入れながら、良いスタートを切れましたし、他が行かなそうだったので、リズム良くハナに行きました。その後はマイペースで、道中も手応えが良かったです。ここで2勝目を挙げられたのは大きいです。精神面で大人になれば上でもやれます」
3走前、3月中山2000m1勝C 2着ー0.5秒 重馬場37秒7
・4角6番手から上がり3位
・1着馬ヘデントール

直前の情報
1週前:CW5F66.1-37.1-11.5 馬なり
辻調教師は「先週に津村騎手が乗ってしっかりやったので、きょうは体調を整える程度。折り合いも問題なかったし、しまいも前走と同じような反応をしてくれました。初めての距離、外回りと課題は多いですが、ポテンシャルは高いので楽しみ」

個人的診断:B+
 穴馬候補にあげる人は多いわね。中山競馬場で好走経験もあり、前走初重賞となったラジオNIKKEI賞は好位から3着に食い込んだ。この重賞の善戦馬で、セントライト記念の好走馬も何度かいるのもいいポイント。ただ、前走で折り合いを欠いていたので、そこから400m距離延長がどう出出るか。掛からずに前にいれば、チャンスが出てくるわね。

ルカランフィースト 横山武【先行/差し】

父イスラボニータ 母父マンハッタンカフェ

5戦2勝 2.0.1.2
前走、4月中山2000m皐月賞GⅠ 8着0.8秒 34秒6松山
・4角10番手から
「スタートは上手に出てくれましたが、ペースが速かったので自分のリズムを守って運びました。その分、最後はいい脚を使ってくれました」
2走前、3月中山1800mスプリングGⅡ 3着0.7秒 33秒9 横山武
・超スロー4番手から
「極端な枠でしたが......。この馬場をこなしてくれるかが不安でした。1・2コーナーでは上手く走れていたので、外へ出す事なく、内をロスなく走ってきました。理想はもっと綺麗な馬場だと思います。これからの馬なので、うまく成長していってくれればと思います」
3走前、1月中山1800m1勝C 1着ー0.2秒 不良36秒9 横山武
・4角11番手から上がり1位
「前走のレースを見て、こういう馬場(不良)は得意ではないと思っていましたが、実際に乗ってみて、やはり得意そうではありませんでした。道中の追走も大変そうでしたが、外へ出してからは驚くほど凄い伸びでした。今後の馬の成長が楽しみだと思います」

直前の情報
最終追い:1週前は併せ先着
鹿戸師「ひと休みして体調は申し分ない。メンバーはそろっているけど、いい結果を出したい」

個人的診断:B
 スプリングSの3着馬で皐月賞にも出走している馬。スプリングは、超スローの前残り展開が向いての3着、皐月賞はある程度内をスムーズに通してのものと着順以上の評価は難しい所。とはいえ、鞍上がきれいな馬場の方がいいということなので、条件次第では覚醒があるかどうか。イスラボニータ産駒のスピードに、母父マンハッタンカフェのスタミナが入ってくるか。

ログラール 北村友【先行/差し】

父モーリス 母父キングカメハメハ

6戦2勝 2.0.1.3
前走、6月福島1800mラジオNIKKEI・GⅢ 6着0.7秒 34秒9
・4角11番手、内側からスムーズだった
「今まではカリカリしているところがあったんですが、今日は落ち着きがありました。操縦性が良くなっています。距離は延びてもいいと思います」
2走前、4月阪神2000m1勝C 1着ー0.1秒 34秒8
・上がり2位
「返し馬から乗りやすかったです。乱れたペースになったけど対応でき、最後もしぶとく頑張ってくれた」
3走前、3月中山1800mスプリングGⅡ 8着0.9秒 33秒7
・4角6番手、やや直線で不利有

直前の情報
中10週で追切3本
2走前は中3週で追切4本
松永幹師「最後までしっかり伸びていた。間隔があいているが、状態は良さそう。距離はもちそうです」。「福島の千八は忙しかった。スタートは速くないけど、スプリングS(中山芝1800メートル=8着)と違って1コーナーまで距離があるから、うまくリカバリーできれば」

個人的診断:B
 重賞を2度経験している馬ね。3走前、スプリングは、超スロー前有利で6番手、不利もあり見直せるレース。ラジオNIKKEIは、もう少し上がってほしかった感じもあった。指揮官は、小回りより大回りの方がいいとみているわね。ただ、モーリス産駒ということで、2200mの距離が持つかどうかがポイント。それと間が空いてる中で、追切本数が少なかったのはちょっと気になるところ。相手関係が上がってどこまで。

まとめ

S:エコロレイズ
A+:コスモキュランダ
A:アーバンシック、エコロヴァルツ
B+:アスクカムオンモア、タンゴバイラリン、ヤマニンアドホック

 基本、重賞戦線で早い流れで戦ったことがある馬でいいのかなという気もしつつ、アーバンシックとエコロヴァルツは折り合い難、コスモキュランダは叩き仕上げなのと鞍上不安というところ。

 夏の上がり馬ということで、弥生賞4着の実績があるエコロレイズを穴馬として、現状推奨します。とはいえ、例年の馬場コンディションと違い、読みにくいところはあるので、直前まで考えたいわね。

枠順&最終予想

日曜日よ!!

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