点数勝負の選手を狙え

GPまで7車立ての平場が多い競輪開催ですが平場の開催でもドラマがあります。12月は競走得点の締め切り。チャレンジからA12班、A級からS級、S級からA級。

選手にとっては死活問題です。チャレンジとは名ばかりで新人にはチャレンジですがベテランのオッサン選手はファイナルとなります。そろそろ次の人生の選択をしなくてはいけない時期です。

現役の時から関係者に頼んでいたのですが競走得点は新聞紙上に発表されているのは直近4か月です。今期の点数ではありません。番組も直近4か月の順位が選考順位となります。

しかし今季は7月から始まっています。12月までの半年が今季の点数となりこの点数は来々期すなわち来年の7月からの級班となるわけです。

前の期に点数が取れなかった選手はS級で105点今期取っていても来年の1月からはA級で走っている姿見た時あると思います。極端な話チャレンジに落ちても不思議ではありません。

今期の点数を調べるのはケイリン、JPが早いかもです。

ボーダーラインですがその時の人数により多少違ってきますがおおむねA級からは92点、S級の選手は97点位が目安になります。

A級12班からチャレンジに落ちないのは82点位かと思われます。

点数の計算方法ですが少し複雑です。乗ったレースの着順に点数がありその合計を走ったレースで割ります。この時期になるとかなりレース数を走っているのでぎりぎりの選手は決勝戦位乗らないと点数は上がりません。

今夜の京王閣ナイター9レースを例に取っていきましょう。

一般戦なので4着が80点です。そこから2点刻みで着順の点数になります。1着は86点になります。このことを考えるとあまり点数を気にしている選手はいないと思われます

ぎりぎりの選手に注目すると3木村は今期81,06です。しかし失格があり持ち点から-3点引かれます。どう考えても無理なのでチャレンジ確定。

4青木は80,44少しでも点数を上げたいはずです。出来れば3着以内が欲しいでしょう。まだまだあきらめてはいないので12月まで狙う価値ありです。

5田原は新聞では82点ですが今期は83,33まず安泰です。

6安藤は78,83これではチャレンジ決定ですが多分公傷かも知れません。

7相川は79,25このままではチャレンジです。先行タイプは一発があるので全然諦めてないと思います。

ここでの勝負駆けは4青木、7相川となります。ここに注目するのも競輪の人間模様を検索するのも競輪の魅力です。

京王閣ナイター後半3レースは点数勝負になってる選手の買い目です。いつもの様に缶コーヒー代で覗いてみてください!

10R

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