15日　まだ整理がつかないがここに記していきます。

まだ整理がつかないがここに記していきます。

昨日の朝3時に泊まり込みしていた母親からの電話で飛び起き、すぐさま病院へ。のりちゃんも慎太朗も一緒に。

着いた時には心電図は赤く0の表示。
お母さんが一言「死んじゃった。」

駆け寄りお父さんに触れてみるとまだ温かい。
生きてると同じように温かい。
手を取り、出てきた言葉は「良くがんばったね、ほんとうに良くがんばったね」それしか出てこない。
あとは言葉にならずに泣き崩れた。慎太朗も手を握って嗚咽している。
安らかな顔をしている。

話しを聞くと、気がついた時には呼吸は停止していたという。それくらい静かに息を引き取ったという。
昨日はあれだけ辛そうだった。痛み止めの薬をうちそこから昏睡状態。呼吸と共に唸る声としゃっくり。
それでも昨日の昼間は何回か意識が戻り、一言二言話せた。それだけでも良かった。本当に良かった。最期話せてよかった。声が聞けてよかった。
俺と慎太朗の手を握って、ありがとうねと言ってくれた。それだけで良かった。

ずっと回復だけを見ていた。そう言えばあんな事あったね、あん時はほんと辛かったんだよーって笑って懐かしく思い返しているシーンをずっと見ていた。場所は旅行先で、みんな笑顔で。
でもこんなカタチになった。だけども悔いはない。
こんなにも最期過ごせて幸せだ。本当に幸せだ。

おじさんおばさんもその後かけつけ、何か伝えていたが覚えていない。
3時26分に先生が来て、「ご臨終です」と。

その後、綺麗にするからと別室に通される。
その間に葬儀屋に電話しておいて欲しいと。良く分からないまま頭は回らないままとにかく電話する。

八幡の葬儀場へ送るのを見送り、1度家へ。寝れるわけが無い。なんだか外へ歩いていく。散歩と伝え。
朝5時半、朝焼けが綺麗だった。昨日の大雨が嘘のように。太陽に合掌した。
頭の中に色々とシーンが浮かんできた。

一つ一つ整理していきたいと思っている。心の整理や諸々の整理、特に今は母親の心を支えてあげたいと思っている。

なんだかお父さんも今近くに居る気がする。
本当にそう感じる。少し上で見てくれて俺ら1人1人を見て微笑んでくれていたり、心配してくれていたり、特に母親の事が大好きだった愛してた父を今回再確認して、母親の事を見ているような気がしている。

ありがとう。