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NFTコレクション『Tsuguhagi Rabbits』by gangu45

初めまして、gangu45と申します。
2024年1月28日にNFTコレクション『Tsugihagi Rabbits』をFounder兼Creatorとしてローンチすべく準備をしています。この記事ではgangu45とはどんな人間なのか、コレクションの『Tsugihagi Rabbits』はどんなビジョンを描いているのかを解説していきたいと思います。

どうぞ最後までお読み頂けたら幸いです。


gangu45のこれまでの軌跡

夢中で働いた広告業界

都内の某美術大学を卒業した私は、新卒でコマーシャル制作会社の企画演出部に勤務する事になりました。所謂広告業界です。

一般的に皆さんが広告会社と言ってイメージするのは、おそらく代理店の方だと思います。汐留とか赤坂にある大きな会社ですね。

ですが私が所属していたのは制作会社です。

制作会社とは、代理店から仕事を貰う所謂下請けですが、実際にモノを作る制作作業の殆どはこの制作会社が担っています。私はそこで企画立案や撮影現場の演出などの仕事を携わっていました。

当たり前の話ですが、広告はビジネスです。

一見好き勝手やっているようで自分の思い通りになる事はまずありません。特に映像制作の現場は沢山の人達が関わり一つのモノを創っていきまので、落とし所を間違えるとすぐに破綻をきたします。

ただ私はそういう不自由さも含めて広告制作現場が好きでしたし、これからも続けていけると思ってました。

積もり積もって限界に

広告の仕事は、所謂クライアント(依頼主)から代理店を通して制作会社に仕事が下ります。その構造上、私のような現場の人間が依頼主に対して直接意見を言う事は滅多にありません。

私のような演出は、撮影現場で『監督』と呼ばれる立場にいましたが、実質クリエイティブの最終判断は代理店の人間が行います。

ですが問題が起きた時、戦犯になるのは常にこの監督になります。

勿論例外はありますが、一般的に権限はないけれど責任は大きいのがTVCMの監督の特徴です。同じ監督でも『○○監督作品』とテロップされる劇場用映画の監督とは権限に天と地ほどの差があります。

許容範囲を超えた指示が下りる事もあります。

依頼主にとって利益になる事なら良いですが、全く彼ら(依頼主)の預かり知らぬ所で動く政治的な事情も多くあります。そんな時の制作者の気持ちは誰からも望まれない子供を産む母親の気持ちに近いかもしれません。しかもコマーシャルの場合、TVを観ていると半ば強制的に目に飛び込んできます。それは一種の拷問に近い状態でした。

次第に私は、仕事と割り切って続ける事に限界を感じ始めました。

ストレスから次第に周囲との摩擦も大きくなり、悪循環を繰り返すうちに、やがて鬱状態になり、私は広告の仕事を辞める決意をしました。

落ちこぼれてニートになる

仕事を辞めた後、私はニートになりました。
幸い蓄えも幾らかあったので、しばらく働かない事に決めて自堕落な毎日を漠然と過ごす期間が続きました。

ですがヒマというのは人間を駄目にします。
当たり前のように将来に不安を覚えた私は、以前のツテで企画立案の仕事(演出とは別モノ)を貰いつつ、足りない分は都度アルバイトをしながら、次に何をやるべきか模索していきます。

そんなある日の事です。偶然行った知人の家で、私はapple pencilを手に取り衝撃を受けます。こんなに面白いモノがこの世にあるのか、イメージした事が簡単にカタチになる事に言い知れぬ快感を覚えました。

ちなみにgangu45という作家名の由来は、『45歳で手に入れた玩具』という意味からきています。

私はその日のうちにapple pencilをポチり、家に籠って絵を描き続けました。元々絵を描く事が好きで美大に入ったハズなのに、長い間この感覚を忘れていました。時間が過ぎるのを忘れて、ひたすらpenを動かして描いてた頃の作品がこちらになります。

Vanity(虚栄心)
Neoliberalism(新自由主義)

シンプルなモノ創りへ

次第に作品が増えてくると、今後は出来るだけ多くの人に自分の作品を観て貰いたくなるのが人情です。ロム専だったinstaのアカウントを復活させて、そこから投稿していきます。最初は頃は日々付く『いいね』の数やコメントに一喜一憂する毎日でした。

その時にアイコン用のキャラクターとして誕生したのが、今回コレクションとしてローンチする『Tsugihagi Rabbits』になります。

Tsugihagi Rabbits

それから下は友人の結婚祝い用に作成したTシャツです。これとシャンパンをセットでプレゼントした所、他の方から欲しいとの声があったので余分に作ったモノを渡そうとしたら、先方から『買いたい‼』という申し出があったので幾らか頂戴しました。

Tsugihagi Rabbits Tシャツ

頂いたお金は微々たるものですが、自分が作ったモノが売れたという初めての体験をしました。その夜、私は興奮で寝つけなかったのを覚えています。これまでに無い、とてもシンプルな達成感を味わいました。

その日以来、私はどうすれば同じ経験ができるか。あの喜びを再現できるか考えるようになりました。単に絵を売りたいと言っても、そんなに簡単ではない事は聞くまでもなく分かります。ビジネス系コミュニティに出入りして情報を集めていくうちに、ブロックチェーンという技術を利用した『NFT』というものがあると、私は初めて知る事になります。

再起をはかる為のNFT

正直に言って、それまでは仮想通貨に対して、あまり良い印象を持っていませんでした。知識が足りなかった事もありますが、世間一般で言われている投機対象であったり、詐欺まがいの商材という認識でした。

ですが色々と調べていくうちに基礎となるブロックチェーンという技術が、デジタル画に唯一無二の価値をもたらす、画期的な認証システムである事に気づいて認識を改めます。

NFTアートは通常のアート作品とは違い『絆のアート』と呼ばれています。買われて終わりではなく、むしろ始まりと言われています。クリエイターとコレクターの共生関係の始まりという意味ですね。

テクノロジー関連に疎い私でしたが、色々な方々の力を借りて何とか作品をNFTとして世に出す事が出来そうです。spatial(メタバース)で個展を開くにあたってはメタバース初心者ツアー主催者のfujimariさんの力を借り、実現させる事ができました。彼女には今回のコレクションのコミュニティ・マネージャーも引き受けて貰っています。まさに『絆のアート』を肌身をもって感じている最中です。

メタバースspatialで開催中の gangu45 gallery

アートは多数決ではありません。例え少なくとも、一人でも理解者がいれば戦っていけると私は思っています。今回のNFTコレクションは私がもう一度モノ創りで生きていく為の一人で始めた挑戦です。まだ道半ばですが、何卒応援頂ければ幸いです。


NFTコレクション『Tsuguhagi Rabbits』

『Tsugihagi Rabbits』の概要

NFTコレクション『Tsugihagi Rabbits』

コレクション名:Tsugihagi Rabbits

ファウンダー:gangu45 (兼クリエイター)

発売予定日:2024年1月28日(日曜)16時~

使用ブロックチェーン:イーサリアム(ETH)

販売価格:0.03ETH

作品点数:5点(内1点はFounder持ちの為、実質4点)

コントラクト内容:独自コントラクト ロイヤリティ10%


『Tsugihagi Rabbits』のコンセプト

冒頭の自己紹介でも書いたように、『Tsugihagi Rabbits』はinstaのアイコン用に創作したオリジナルキャラクターです。

私(gangu45)は原色を多用したカラフルな絵を描きます。肌の色、瞳の色、個性がある事を『色が有る』とか『色が無い』とか、色はよく個性をあらわす言葉として用いられます。私は特に性格の強い色同士を好んで使い『ギリギリの調和』を目指します。

不思議なモノで、同じ色合いでも配置や分量を調整しただけで、全然別モノになる時があります。さきほどまで喧嘩をしていた箇所が、突然見事な調和を起こしたりします。まるで世界の縮図のように。色々な試行錯誤を簡単に試せるのは、デジタル画の利点でもありますね。

『Tsugihagi Rabbits』はただのアイコンではなく、私がgangu45という作家として再起をかける象徴としてデザインしました。なので作風と同じくカラフルなキャラクターになっています。縫い目を入れたのは、ただのキレイな模様に見えては面白くないと思ったからです。ウサギをモチーフにしたのも縫い目をより異質なものとして際立たせる為です。

Tsugihagi Rabbitsは『アートの番人』です。
今後、メタバースなどでgangu45の世界を構築していく中で、このウサギをストーリーテラーとして常に登場させる事を考えています。


コレクションの展開とロードマップ

知名度の低い個人コレクションです。当面は限られたリソースの中で効率的に認知活動を行っていく必要があります。ロードマップにおいて実現不可能な空手形を言うつもりはありません。

まず考えているのはメタバース・ギャラリーへの導線確保です。今回すでに購入希望を頂いてる方の共通項としては、全員ギャラリーを観覧頂いた方達という事です。絵単体というよりギャラリーはコンテンツとしてそれなりに力があるのかなと考えています。

現時点で考えてる内容は以下のモノです。

①QRコード付きシールの配布
②ホルダー限定の会員制コミュニティ
③ホルダー限定NFTのgive away
④オリジナル・アバターのNFT作成
⑤デジタル絵画教室の開催
⑥キャラクターTシャツの作成販売

それでは一つずつ説明していきます。

①QRコード付きシールの配布

QRコード付きシール

QRコード付きの『Tsugihagi Rabbits』シールを各方面に配ります。QRコードはgangu45のメタバースの個展とXアカウントへ繋がるように。正直言って一般人に向けて発信するので、仮想通貨の知識を必要とするNFTには即効性は薄いと思いますが、長期的視点での認知活動となります。

②ホルダー限定の会員制コミュニティ

Tsugihagi Rabbitsは小さいながらもコミュニティを発足します。NFTホルダー限定のクローズドな会員制コミュニティで、主にgangu45の活動報告や、ホルダーからの質問に答えるコミュニティです。週一度はXのスペースにて公開座談会。月に一度はZOOMにてホルダー会議を開き、今後の活動などに対してホルダーからなどの意見を聞く会を開きます。

③ホルダー限定NFTのgive away

初期ホルダーgive away予定のNFT

ホルダーには随時gangu45の描きおろしNFTをgive awayします。基本的にはpolygonでの作成となりますが、作品の内容は月一度のホルダー会議で希望を募って作成します。

④オリジナル・アバターのNFT作成

Tsugihagi Rabbitsのオリジナル・アバターの作成と販売を目指します。今のところ人材の確保の方法などは未定ですが、アバターは存在自体が宣伝になりますので、現実的な認知活動として捉えています。これもホルダーの方々にはgive awayを予定しています。

⑤デジタル絵画教室の開催

2月頃にオンラインにてgangu45のデジタル画教室を開催予定。講義とは別にギャラリーの観覧をして、生徒の完成した作品は全てメタバース・ギャラリーに展示します。これも基本は一般人(NFT初心者)を対象としている為、即効性はありませんが、長期的視点の認知活動と捉えています。収益は全て今後のコレクションの活動に再投資します。ホルダーが参加された場合は、講義料免除を考えています。

⑥キャラクターTシャツの作成販売

Tシャツ・サンプル①(これは合成です)
Tシャツ・サンプル②(これは合成です)

作家gangu45の活動とは別に、コレクション『Tsugihagi Rabbits』の到達点の一つとしてアパレル展開があります。前述したように、この活動の始まりが一枚のTシャツを売った経験だからです。実際にはここが一番ハードルが高いと思っています。認知の壁、販路の確保、資本の投下、在庫の管理など色々な問題があると思いますが、成功すれば大きな収益源として期待できるのは勿論、コレクションを軌道に乗せる事業の柱になり得るのではないかと思っています。Tsugihagi Rabbitsは老若男女から好かれる可愛いキャラではありません。ブランドの方向性として大人でも着れるキャラクターTシャツを目指していこうと考えています。

Founderとして最後に…

お読み頂いた方ならお分かりになるかと思いますが、今回のコレクションはFounder兼Creatorの小さな個人コレクションとなります。意味合いとしては『作家gangu45の後援会』という側面が強いのが実情で、特に大きな資本や人脈があるわけではありません。

ですが今回のNFT活動を始めて、私は僅かながら理解者や仲間を得ることができました。NFTは『絆のアート』と呼ばれます。web3の世界では『クリエイター・エコノミー』という言葉が盛んに叫ばれてます。最新テクノロジーが個人の創作活動にかかる負担を限りなく減らしていく現代に、私のような個人クリエイターのブランドを創る事は決して不可能では無いと考えます。もしここまでお読み頂き、今回のコレクションに少しでもご興味を持って頂けたなら、毎週日曜日の20:30~にX(旧Twitter)でスペースを開いてるので気軽に遊びに来てください。質問等ある場合はリプ欄にコメント、もしくはDMを頂ければ、お答えさせて頂きます。

https://twitter.com/gangu_45

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。またお会いできる時を楽しみにしています。

gangu45

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