見出し画像

”はじまるカフェ”での食事

農作業のお手伝いに、たくちゃん(義兄)が佐久にきてくれた。
力持ちな上に、僕より若いということで、力仕事をお願いすることに。

2年前からお借りして、耕作をしている田んぼにあるハゼ小屋(稲の天日干しに使用するハザ棒や三脚などの道具類を田んぼで保管しておくための小屋)があるのだけど、そこがずっと気になっていた。

というのも、小屋の土台である基礎の部分が沈んできており、後ろに傾いてきているのだ。もちろんそのまま放置していても年々悪化するばかり。いつ倒れてしまうか落ち落ち寝てもいられないw 僕らもハザかけをするので、道具類はお借りしており、小屋が壊れてはいけない。

というわけで、意を決してこの冬に直すことにした。

まずは、小屋の裏手にある用水が泥で塞がってしまっていたので、きれいにした。この用水が埋まっていたので、水が上がってしまい、土台付近の泥をさらってしまっていたようだ。(土台が沈み込んだ原因である)
次に、小屋の中にある資材を全て取り出し、いざ傾きを直す作業へ。
男2人の力で土台を浮かすことができたので、うまくいきそうという方針が
見えたところでタイムアップ。明日に持ち越し。

疲れ果てたので、夕飯どっか行こうということになり、”はじまるカフェ”へ。ここが今日のノリにぴったりだった。

おいしいし、体(内臓?)が疲れない。
自分の家の食事がこんな感じだったら最高だなと思う。
毎日食べれそう。

この前、映画「土を喰らう12ヵ月」を見たところだったのでなおさら今日の食事は感動した。

1つ1つの食材の味がしっかりと感じられて、味付けがその邪魔をしないし、でも物足りない感じは一切しない。満足感もあって。

全ての料理が美味しかったけど、お豆腐と油揚げは特においしかったな。
やっちゃんは、カボチャの揚げたものをものすごく大事そうに食べていた。確かにホクホクで甘みもあって美味しいカボチャだった。

たくちゃんはカレーを食べていた。
こちらもフルーティな香りなんだけど、しっかり後から辛くて体の芯から温まる、冬にはピッタリのカレーだった。

同じ料理でも何度でも行きたいけど、季節が変わったらどうなるのかと楽しみである。

それと、ふろふき大根もよかったなぁ。
温かいと思いきや冷たいんだけど、冷たくてもちゃんと味がしみていて風味を感じられた。温かいよりも冷たくておいしいってすごいなと思っちゃった。

最後にお味噌汁も。
外食に行って、おいしいお味噌汁ってなかなか出会えないから、嬉しかったなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?