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農作業記#4「苗間の代かき」

気温が14℃まで上がる予報が出ている。
早朝ジョギングのときは、苗間にはまだたっぷりと雪があったのだけど、
お昼過ぎに見に行ったらすっかり溶けて、田んぼの高低も確認できた。

よし!やってしまおう!ということで、午後からトラクタで出動。
作業機は200cmのドライブハロー。
ほんとはもっと長いウイングハローもあるのだけど、15aほどの小さな苗間だけ代かきをすればいいので、小さい方が小回りが効いていい。

まずは全体を見回して明らかに低い場所に土を移動する。
毎年ここで苗間をやってるので、大体低い場所も見当がついている。
手前の進入口付近がいつも低くて、苗箱に水が被ってしまっていた。
今年もここを直したい!田んぼの真ん中辺りが高くなっていたので、そこにハローを下ろして、回転させない状態で土を引っ張ってくる。2-3度作業を繰り返したら、おおよそ土が寄ってきた。

それと、四隅の隅っこが2ヶ所高くなっている。
ここはかなり高いので、ハローの土引きを使って思い切ってグッと土を引っ張る。土が低くなったことで、水が入ってきていい感じになった。

もう一回全体を見回して、大体いいかなーと。
いざ、代かきスタート。

1回目は渦巻き状に外側からぐるぐると回る。
田おこしは2回やってあるけども、流石にすぐには土がこなれない。
水加減はいい感じ、ちょうどいいところはトロトロになってるが、
一方で土が多めのところはまだまだ。

1回目の代かきが完了したところで、あらためて全体を見回す。
気になるところが1箇所あったけど、最終的に手直ししようと思い、
2回目の代かきスタート。

今度は周り方を変えて、田んぼの長手の畦に合わせて往復していくやり方。
往復する際に転回する場所だけは、最後に3周外周を回って全体を仕上げていく。

すると、1回目の時に気になっていた高いところがまだ仕上がらない、、
そこで、2回目の代かきの最後に、もう一回ハローで引っ張ってみた。
藁クズも混ざっていて、動きづらい。しょうがないのでここはあとで鍬でやることにして、全体を仕上げる。

先ほどの高いところとか、ちょっと気になるところを鍬でなんとなくならして平らにする。

これで代かき作業は完了。

少し土が落ち着くまでこのままにしておいて、
明日の夕方くらいに水をはらって、今度はこの田んぼを乾かす。
水をはらう時に、溝掘りをしてなるべく早く乾くようにする予定。

天候にもよるけど、例年3-4週間でだいたい乾いている。
代かきをした後の田んぼは乾くとグラウンドの様にカチカチ。
この状態で苗間用のハウスを建て始める予定。

そうそうやっちゃんの歯、5本目が抜けた。
これまでに抜けた歯もあったので、みんなで屋根の上とか縁の下に投げ込んだ。

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