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農作業記#32 「肥料まき完了」

肥料まきが終わった。

トラクターにライムソワーという機械を装着してまいた発酵鶏糞。
散布日数2日。

動力散布機という機械を自ら背負ってまいたアミノシャープ。
こちらは散布日数5日。

実験用として、食品残渣を利用して作った有機肥料:有機フレンド。
これは僅かなので15分くらいで。

春にまいた肥料はこの3種類で、総重量は約6,000kg。

作業的にもかなり体への負担が大きい。

特に、動力散布機を使用する場合、機械自体の重さも15kgほど。
そこに20kgの肥料を入れて担ぐので35kgを背負って田んぼの畦を歩くという、なかなかの重労働。ましてや気温が25度以上の暑い日になると、汗のかき方もすごくて、びちょびちょになるほど。

まいている肥料はアミノシャープという、魚粕を原料としたものなので、
鰹節のような匂いが体にまとわりつく。帰宅した後に、やっちゃんから臭い臭いと言われ続けた日々でもあった。

少しずつ、体重を減らしている身でもあったので、この作業はメリットもあった。おかげで1.5kg近く一気に減量ができたんは嬉しかった。

4月末になると、だんだんと田んぼに水を入れ始める時期でもある。
まだ用水にはたっぷりと水も流れているので、この時期に田んぼに水を入れるのはとても賢い方法だと思う。これがGWが終わった頃になると、途端に水が少なくなる。誰もが代かきの準備を始めるから、水が必要になる。

僕の方はというと、今年は肥料の効果をより高めるために、肥料の散布をなるべく後回しにしたという経緯がある。ところがあまり遅すぎると、近隣の田んぼに水が入ってしまい、自分の田んぼも水がしみてぬかるんでしまいがち。田んぼがぬかるむと、トラクタでの作業が厳しくなってしまう。

なので、田んぼに水が入る前のぎりぎりのところで肥料をまき終わりたいと思ってスケジュールを組んできた。なんとかトラクタでの肥料まきは完了し、水が入り始めた頃は、ちょうど動力散布機での肥料まきへと移行した頃だったのでよかった。

体はきつかったけど、ストレッチとかテレビ体操とかなるべく体への負担を軽減するよう気をつけてやって、乗り越えられた。

これであとは田んぼの準備としては代かきのみとなる。
GWの後半は雨も降るようなので、GW中に水を入れる準備を進めて、少しずつ水を入れていこうと思っている。

佐久ではすでにGWでお休みの方達の車がガンガン行き交っている。
僕らも少しお休みもしつつ、田植えに向けて作業を進める予定!

がん!がん!がん!

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