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農作業記 #24「1回目伏せ込み 」

3日前に種まきをした苗箱。

496枚のコシヒカリの苗箱。
発芽機に入れて26℃で3日間保温。
今朝、無事に発芽してくれていた。

”伏せ込み”は、苗箱を田んぼに運んで並べる作業。
いよいよ育苗がスタートする。

今日は近所の友人が手伝ってくれることになっていたので、
7:30から作業スタート。

ちょうどやっちゃんが小学校に出発するのが7:20頃。
集合場所に向かっていった娘とさきちゃんを見送ってから、
ぼちぼちと1人で作業を始める。

まずは軽トラを発芽機の近くに停めて、発芽機の中から
苗箱を取り出していく。

発芽機は底にある水槽の温水を温めて保温する仕組み。
発芽機の中は水蒸気でいっぱい。
苗箱も種まきをしたときよりも水分をいっぱいに含んでいて、ずっしりと重くなっている。大体1箱5kgくらいの苗箱を2枚ずつ、手で運ぶ。

程なくして近所の友人が来てくれて、2人で作業スタート。
おしゃべりしながら、作業をしていたら、見送りを終えたさきちゃんが帰ってくる。3人での作業になって、スピードアップ。

ウォーミングアップのような感じで、軽トラに248枚の苗箱を積み終えた。
いざ、田んぼ=苗間へ出発。

軽トラを田んぼに停めて、ここからが本番。
ハウスの中に苗箱を運び込んでいく。
苗箱を持って畦を歩き、ハウスの中にはローラーを使用して苗箱を次々と流し込んでいく。ハウスは解放して空気が抜けるようにしてあるけども、中はかなり暑い。流し込んだ苗箱をローラーから下ろして、並べていく作業は汗だくになる。特に今日は夏日。一気に汗が噴き出した。

30分ほどで軽トラの苗箱を下ろして、再び自宅に戻る。
発芽機の中に残っている248枚の苗箱をまた軽トラに積み、
苗間に向かった。

3人で協力してやっていると、だんだんと呼吸が合ってきて、作業のスピードが上がっていくのがおもしろい。お互いがお互いの動きとか、作業の目的とか、注意点とか、共有されていくんだと思う。

なので、2回目の積み込みと田んぼへの運び込みは1回目よりも早かった。
9:30には大きな作業を終えて、次の用事のある友人は去っていった。
忙しい中にも参加してくれて感謝。

残る作業は、水を入れて、ハウスを閉める作業。
これはさきちゃんと2人でやってお昼前には完了。

水を入れるだけと言っても、実はけっこうな大仕事。
ハウスは全部で5棟あるのだけど、今日苗箱を入れたのは2棟。
水を入れたいのも2棟分なので、それ以外のところに水がいかないように、
溝や畦を手で作るのだ。これがなかなか重労働だった笑
今日、痩せちゃったかな!

がん!がん!がん!

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