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農作業記 #13「麦踏みと苗間ハウス その4」

小麦の栽培を復活して2年目。
今年は2件のパン屋さんと共に小麦を栽培している。

kopin.
https://www.instagram.com/kopin.bread/

パン屋さんと栽培しているというと、いかにも事業としてしっかり売り先も確保した上で計画的に栽培しているように聞こえてしまうが、まったくそういったことはない。いや、無理にちゃんとしてないことを伝えたいわけでもないんだけど、きちんと伝えたいので書いている。

OKブレッドの岡田さんとはもう数年来の仲だ。
ときに家族で一緒に遊んだり、ときに米農家として一緒にイベントをやったり、ときに小麦栽培をしたりと仲良しの友だち。
とは言っても人生の先輩ではあるので、あれなんだけど、大きな器で受け入れていただいている。

kopinの木下くんは、岡田さんとのご縁で友だちになった。
自分1人でバゲット専門のパン屋を開業し、1人で生地を捏ねて、発酵して、焼いて、バゲットを日々作っている。まだ開業して1年も満たないが、聞くところによると人気店だ。松本空港の近くらしいので、早く遊びに行って空港で飛行機を見たり、バゲットを買いに行ったりしたい。木下くんの行動力とか、コミュニケーションの丁寧さとか、いつも圧倒される。

そして今日はご近所の友だちであり、浅科拳闘会の会員である浅野くんも加わっての麦踏みとなった。

さきちゃんも加わって全部で5人の作業だから、あっという間に麦踏みは完了。昨日おしゃべりしたにもかかわらず、再びあることないこと畑でしゃべり尽くして解散。次回は畝間の草取りを5月にやる予定。

この時期は何は無くとも田んぼの仕事。ということで、さきちゃんと
2人で苗間の作業を再開。ハウス内の藁クズを箒で掃いて綺麗にしている。
昨日まで1人で進めていたが、2人でやったら瞬殺。

続いて、螺旋杭を打ち込む作業となるが、今日のところは杭を打ち込むところに配って終了となった。

いつも思うのだけど、農作業というのは複数人で協力してやるとあっという間の作業だっりする。僕は麦踏みのような作業を、みんなでワイワイやるのがすごく好きだ。

でも、かつてそうであったように、1人でただ黙々と修行のように麦踏みをするのも嫌いではない。どっちも、状況によって選択できる今の環境がとても心地よい。

例えば、絶対に誰かに頼まないと成立しないくらいの作業量だったらどうだろう。多分心地よくない。今の状況をなんとか維持できるように経済的にうまく回るようにしていきたい。

がん!がん!がん!

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