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お線香の本数 

お彼岸初日となる17日の日曜日は雨模様の関西。

いつもなら早朝からお香の香りが漂う本堂裏の霊園も、
今日はお花だけをお供えに来た方が目立ちます。

そんな雨の中、傘で墓石を覆いながら、
お線香に火をつけている方もおられました。

傘をさしながらの読経は大変だと思いますが、
その思いは確実にご先祖様に届いている事でしょう。

ただ、雨に濡れて途中で消えているお線香を見ると、
ゴミとして処分するしか無いので、少し悲しくなりますね。

そしてお天気に関係なく、参拝先のお寺で、
途中で消えているお線香を見かけた方も多い事と思います。

太くて安い護摩線香は、直径が5~6ミリほどあるので、
ロウソクの炎でじっくり20秒ほどあぶらない火がつきません。

蚊取り線香に火をつける様な感覚で丁度良いでしょう。

そこで今日もお線香に関する大切な開運法をご案内します。

まずはお供えするお線香の本数ですが、
10本で○○円、一束で○○円と決まっている場合は別にして、
1本単位で買える場合は3本買いましょう。

3本にとても重要な意味があり、
三界、三宝、三世などに対してのお供え物。

三界は長くなるので省略しますがこの世の全体の事。

三宝は仏法僧となり、僧は貴方の事も含まれています。

三世は過去~現在~未来ですね。

この事から、お線香をお供えする場合は、
家でも出先でも3本がオススメとなります。

そして出先の場合、上でも書きましたが、
途中で火が消えているお線香によく遭遇します。

3本全部消えている場合もあれば、
1本だけ消えている場合など・・・。

この場合は何かに難あり、
もしくは途中で何かが止まる事を意味します。

今後は出来る範囲内でいいので、
立ち消えしているお線香を見かけたら、
貴方が代わりに火をつけてあげましょう。

誰かの支えで難が無くなる、
あるいは願が通るの意味にもつながります。

お寺側としても、後の掃除が省けますし、
お線香がもったない事にならないので、
一石なん鳥かはありそうです♪

もちろん貴方の陰徳にもつながります。

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