【質問箱181】男女別部下の効果的な相談相手の仕方を知りたい

男✖女で、”相談する側、相談を受ける側”は、かなり違う傾向があります。

男性にとっての相談は
悩み事を解決するための手段なので、解決するためのアドバイスを簡潔にしてあげる

女性にとっての相談は
解決してもらう場ではなく、気持ちを聞いてもらう場なので、気持ちに寄り添いひたすら話を聴いてあげる
また、女性特有なのが「話をしながら考える」ので、話しながら、自分で解決策を導き出したり、結論を出していきますので、ともかく”受容しながら聴く”ことが相談を受ける側には必須です。

また、年齢でも男✖女の違いがあります。

調査では1)
男性は
20代 友人(42.3%)家族(両親、兄弟)(40.5%)パートナー(配偶者、交際相手)(37.8%)相談したことはない(22.5%)

30代 職場の先輩・上司(43.8%)家族(41.1%)パートナー(配偶者、交際相手)(39.3%)相談したことはない(22.3%)

40代 パートナー(配偶者、交際相手)(38.3%)友人(35.5%)職場の先輩・上司(32.7%)相談したことはない(29.9%)

女性は
20代 友人(67.0%)家族(両親、兄弟)(64.3%)パートナー(配偶者、交際相手)(55.4%) 相談したことはない(5.4%)

30代 友人(55.7%)家族(両親、兄弟)(55.7%)パートナー(配偶者、交際相手)(55.7%) 相談したことはない(14.2%)

40代 友人(54.3%)家族(両親、兄弟)(44.6%)パートナー(配偶者、交際相手)(43.5%) 相談したことはない(21.7%)

20代は、友人や両親や家族に仕事の悩みを聞いてもらう
↓ ↓
30代は、職場の上司や先輩にアドバイスを求めるようになるので、この時期が部下育成に、上司として重要な場になります
↓ ↓
40代を過ぎると、相談自体をあまりしなくなる(できなくなる?)のが全体的な傾向のようです

こういった男×女の特性を理解した、(プライベートを含め)組織全体に浸透させ、意識を変え、風土を変えることで、女性活躍推進を進めやすい土壌作るための”仕組み作り”が必要です。 “男×女活用®で、経営改善”を提供する お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。

【参考、引用】
1)マイナビ転職,仕事の悩みは誰に相談?男女で違う、仕事の悩み相談をしたい相手,2017.7.3
2)成婚の「ヒケツ発信」,男女の違い②,2021.02.07

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?