【質問箱186】男性が女性の家事を「あたりまえ」と思ってしまう理由 「なるほど!」を提供する ”ジェンダー特性活用”で、女性管理職の育成に成功する方法満載の『質問箱』 2024年2月3日 14:25 女性は男性に”家事”を、「手伝ってほしい」というより、「ねぎらって(感謝)」ほしいと思っています。女性脳は、「共感とねぎらい」で、ストレス信号を減衰させることにつながります。だから、家事を手伝ってくれることもたしかに嬉しいけど、家事をねぎらって(感謝)くれることのほうがずっと大事なのです。男性が「コーヒー」とパートナー(妻)に言うと日本では、パートナー(妻)が「お願いします」のねぎらいの言葉がなくても、コーヒーを持ってきてくれます。イタリアでは、女性から「ありがとう」か「いらない」の返事が返ってくるそうです(笑)。家事は日本では、敬意や感謝の対象にあまりなっていないので、専業主婦の女性は「”ただの”主婦です」海外では、敬意や感謝のたいしょうになっているので、専業主婦の女性は堂々と「主婦です」と大きな違いがあります。海外では、”家事”が大変で重要な仕事と捉えられているからです。男性脳は、自分の身体の一部のように捉える“身体拡張感覚”が強いと言われています。なので、自分の心臓や手に「毎日、ちゃんと動いてくれてありがとう」と言わないように、パートナー(妻)に対して、自分の一部と捉えていて、褒めることも、感謝することもあまり思いつきません。だから、感謝もねぎらいもないのは、愛がないわけではなく、逆に、強い愛着があると言えます。なので、パートナー(妻)に先立たれると、がっくりと弱ってしまう人が多いのは、自分の一部を失った喪失感が女性より強いからと言われています。でも、この状況は日本女性にも要因があります。「気がきく女性」「良妻」と見られたくて、最初につくしすぎる傾向があります。甲斐甲斐しく面倒をみてしまうので、自分の身体の一部のようにおもわれてしまいますので、女性側もつくしすぎないことも大事です。こういった男×女の特性を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 “男×女活用®で、経営改善やコミュニケーション力をアップする お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。【参考、引用】1)黒川 伊保子,夫に手伝ってほしいのでなくねぎらってほしい,東洋経済ONLINE,2021/05/262)河内瞬,日経xWOMAN,就職した妻、会社を辞めた夫。役割を交代して、夫が気付いたことは?,2019.12.103)8760by postseven,妻に感謝やねぎらいの言葉をかけない夫たち,2021.10.28 #男女比較 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート