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[CBUNI]マイナーなジアスキャラの個人的評価と解説(番外編②)「レプリィ(下方修正後)」【CosmicBreakUNIVERSAL】

 レプリィが下方修正されてからというものの、CBUNIに対するやる気が日に日に落ちてゆき、ついには週に1回ログインしてればまだマシなくらいのプレイ頻度になってしまいました。

 今回はその下方修正に関する記事です。
 修正から半年以上も経って今更書いているので、「そんなん分かっとるわボケ」という方の方が多いくらいだとは思いますが、CBUNIがサ終した後でもこういうゲームがあったんだという記録も兼ねて、自己満足で書いてまいります。いつも自己満足だしまあね?



 運命を迎えたのは2024/1/10。

デデドン(迫真)

 …自覚はあった。これやりすぎじゃね?という。
 敵陣奥にまで逃げた空戦を無理矢理追いかけて撃墜した後、WBで自陣に戻ってくるというハッキリ言ってライン越えなムーブをしていたのでまあ処される覚悟はしていたのだが…

 それでこれである。この下方修正もやりすぎだろと思うんだが…

 というわけで、この下方修正によってレプリィはどうなってしまったのか、これに対する文句意見について述べていきたい。


何が変わったのか?

 下方修正の内容は、「空中浮遊中に爆風属性が弱点となるようにした(ブラストガードも無効)」。以上。

 これだけ?と侮ってはならない。この一文でレプリィはtier1~1.5からtier3~4へと落ちたとんでもない修正である。消費者庁コラボのチャンス!

 これによって何が起こったのか、簡単にまとめるとこう。

①純粋に被ダメが増え、スタンによる行動不能を起こしやすくなった
②浮遊で前線に出ることが厳しくなり、ごく短時間しか浮遊を活かせなくなった
③キャラの強みを大幅に削がれた結果、「他の砲戦でいいじゃん」となった

①純粋に被ダメが増え、スタンによる行動不能を起こしやすくなった

 ブラストガードで爆風半減していた修正前と比較すると、修正後は浮遊中に受けるダメージが4倍というとんでもない値になった。いやもう少し手心あってもいいだろ。

 さらに言うと、被ダメが増えるだけならまだよかった。
 一番の問題はスタンによる行動不能。

 皆さんご存じの通り、レプリィは空中浮遊中にスタンすると移動ベクトルを失いその場で案山子になる。

 今までは空格に殴られたりよっぽど集中攻撃されない限りは発生しなかったものの、爆風ダメージが実質4倍になったことで、一瞬砲戦に見られただけで即無能化するようになってしまった。は❓😅

②浮遊で前線に出ることが厳しくなり、ごく短時間しか浮遊を活かせなくなった

 ①の結果としてもたらされるのが
大砲で前線に出る→砲戦に撃たれる→案山子になってHPなくなる→帰るしかなくなる
という流れ。つまり、レプリィがまともに動けるのは相手の砲戦に気づかれるまでの時間であり、修正前とは比較するまでもなくロクに動けなくなってしまった。しかも上手いプレイヤーが多い部屋ほどこの時間は短くなる。

③キャラの強みを大幅に削がれた結果、「他の砲戦でいいじゃん」となった

 ここまでの流れから、レプリィの強みのうち
・空戦と高度を合わせられるので攻撃の命中率が高くなる
・陸戦の格闘から逃げられる
・瀕死の空戦を追いかけられる
という強みのうち、一番強い最後の部分が下方修正で無くなったわけだが…

 レプリィを評価する上で重要なことはそれだけではない。

 修正前のレプリィではその余りある強さからほとんどスルーされていたものの、そこには確かな弱みがあった。
 強みを潰された上でそれがそのままになっているということ。


「ステージにより強さが上下しやすいこと」
「火力を出すには接近が前提であること」
「キャパが少なく、一斉射撃構成は火力面において他キャラの下位互換」

 1つ目は他のキャラでもいくらか言えることなのでまあいいとして、問題は残り2つ。

「火力を出すには接近が前提であること」

 修正前は接近が比較的容易だった故に火力がしっかり出ていたわけだが、接近するリスクが跳ね上がった結果、
「接近するのはリスク高いけど火力高いっていうリターンもあるよ」
というキャラではなく
接近のリスクが高い割には火力そこまで出ないよ
になってしまったのである。

 レプリィの最大火力であるバズーカは接近後2秒ほどで一人の空戦に200ダメージほど与えられる代物ではあるが、「接近して死にそうになりながら与える200ダメージ」と「遠距離から安全に100ダメージをばら撒く」とではダメージレース的に後者の方が圧倒的に良いのは自明の理であろう。
 ついでにレプリィは接近と帰還、プラスで1往復ごとに回復の手間もかかっているので、結果的に長期的に見たDPSでは後者ができるキャラの方が強い。

 瀕死狩り性能で言えばダメージ量に関してそこまで悪くはないといえばそうなのだが、そっち方面の評価は被ダメ増加の影響が強く、
「瀕死の空戦を倒そうとしても敵砲戦の攻撃でスタンして足が止まって、倒せそうでも帰らざるを得ない」というシーンが多い上、
瀕死を倒しきれず帰った場合は味方リペア機への負担増に繋がるため、
空戦1機倒せるか倒せないかの話をするくらいなら「回復中で固まってる敵全部巻き込んでワンチャン殺しに行ける陸戦格闘機でいいんじゃないの」という話にもなってくるくらい、強みとして語れるはずの部分が弱い。

 
 じゃあ、今度は「接近のリスクが高いなら空戦と同高度に合わせて遠距離から一斉射撃すればいいんじゃね」という話が上がってくるが、そうは問屋が卸さないといった感じでレプリィ元来の弱みが足を引っ張ることになる。

「キャパが少なく、一斉射撃構成は火力面において他キャラの下位互換」

 一斉射撃構成と言えば、前回の記事で語った通り手持ち武器やニンジンミサイルを使うことになるわけだが…圧倒的火力不足。

 手持ち武器だけだと火力不足になるから他に色々付けようって言ってもキャパが足りなくなるし、ニンジンミサイルに至っては単体では命中性能が低くて半端な性能。

 というかそもそもの話、人間大砲使うと自陣だろうが滅茶苦茶目立つから結局砲戦に撃たれるし、空戦に接近しないならレプリィじゃなくていい。それこそベルゼイラフガールが既にいる。
 なんなら空戦と高度合わせに行く必要性はごく一部のステージを除いてほぼ無い。

 レプリィが一斉射撃構成をする上で他キャラと差別化できる点を語るならば、地形を無視して立ち回れたり、浮遊で陸戦の格闘から逃げられるということはあるが…その差別化要素は別に対して強くない。

 ゲーム性が「生き延びてさえいれば後でなんとでもなる」ではなく「火力こそが正義」であることもあり、レプリィをわざわざ一斉射撃構成として使う強みがこれと言って無いのである。

 「バス―カを使うときと同じような立ち回りで、遠距離でも対応できるバズーカ型のような使い方はどうか」と考える方もいるかもしれないが、
それについてはチャージ時間も含めてDPSがバズーカの半分くらいしかなく、バズーカの方がまだ強かったということをお伝えしておこう。



上記をまとめると

 ・レプリィが強みとして主張したいことができなくなった
 ・一番の強みが潰され、弱みが目立つようになった
 ・残っている強みに対してダメージレース上の難点が厳しすぎて、レプリィをわざわざ使う必要性がほとんどなくなった

 まあ逆に修正前はあまりにブッ飛んだ性能で、砲戦使うなら「それレプリィで良くね?」とも言えていたので、下方されること自体は妥当なんだけど…
 意趣返しとも言えるようなこの急転直下具合には流石にやりすぎだろと言いたい………


とまあここまで散々言ってきたが

 レプリィを強く使えるシーンが全くなくなった、というわけではない。

・空戦の最高高度が異常に高く、一般砲戦が真上を取られやすいステージ
 レプリィはロックオンさえ拾えればどれだけ高くにいる空戦でも迎撃に行けるため、そうした一部のステージにおいては唯一無二の防衛力を誇る。しかもそこまでの高高度となれば敵砲戦からのロックオンも拾われにくくなるため、下方修正の影響も少なくレプリィにとって最高の環境となる。

・素早い空戦格闘機の迎撃
 やたらとでかい判定でお馴染みのレプリィのバズーカは、空格の迎撃においては相変わらず強く使える。どの程度かと言われるとまあ難しいが…対空格撃墜率は結構高いと思う。
 おまけで言うなら、空格とのタイマンで一般砲戦が一方的にボコボコにされて死ぬところをレプリィは相手を瀕死に持っていくくらいにはやれる。


…と言っても、前者のシーンはそこまで起きにくく、後者は他砲戦でも味方から孤立していなければ十分に対応可能で、結局他砲戦の方がより多くの場面で強く使えるためそっちでいいとなってしまうわけだが…

 つまり「レプリィを使う意味は全く無いわけではないが、他キャラを使う方が普通に強い」ということ。なんとも物悲しい…。


再調整をするなら

 とりあえず爆風ダメージ2倍は明らかにやりすぎだと思うので、そこに手を加えるのは絶対だと個人的には思う。
 あとは出番が終わってるニンジンミサイルの上方修正。下方前はバズーカが強いから相対的に~という点もあったが、遠距離から撃つ戦法を想定しても普通に弱いのはどうにかしてほしいところ。

 具体的にはこんな感じ?
 ・BDのHPを30減らす
 ・浮遊中空戦判定を削除しブラストガード無効のみ or 浮遊中空戦判定はそのままブラストガード有効 (爆風被ダメージが等倍になる)
 ・LGサブのCTを1.5~2倍に増加
 ・プリティニンジンミサイルの上方修正。武器特性をミサイルからアンチエアミサイルに変更し、コスト低減または威力増加。

 浮遊中スタンによる案山子化を避けつつ、全盛期と比較して最大稼働時間は低下。また最大HPを少し削ってリペアの負担を下げつつ、敵格闘機がレプリィを倒せる機会が増えるように大砲のCTを増加。
 あとはニンジンミサイルの使いどころができるように調整。バズーカと組み合わせて、目の前に見えてる瀕死は確実に葬れるようにとかね。

 こんな感じでどうだろうかね?といってもこの声が運営に届くとは限らないし届いても調整してくれる可能性は低いわけだが・・・

 
 駄文をここまで読んでくださり、ありがとうございました。



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