お金を稼ぐよりも、貯めるよりも、良りよく使う方が難しい
自分が貧乏性すぎるという話は
これまでにも何度か伝えてきたとおり。
もうフツーに10円単位で気にしてたりするし、
損得を考えがち。
(このときばかりは、算数が少しできる)
わたしね、
最近とある話を思い出すのです。
もう10年くらい前
アメリカに住んでる姉と電話してたときのこと。
このとき、姉はアメリカに移住したばかりで
毎日がいろいろ大変で、
わたしも仕事のこととか両親の離婚のこととかでかなり悩んでいた。
お金があれば、解決できるのにって思ってた。
そして、こんな会話をしていました。
私: 「お金持ちになっても、今と同じ生活をしてると思う」
姉: 「お姉ちゃんもそう思う」
私: 「じゃあどうして、今そうなっていない(お金持ちになっていない)のだろう?」
姉、私 :「……」
稼ぐ人と稼がない人の違いは、
もちろん会社のスペックもあると思う。
正直1000万の給与は会社規模による。
でも、会社の中でも稼ぐ人とそうでない人がいる。
わたしは今、営業マンの給料の一部を計算している立場なので、
始めて、その計算をしたときは、
同じ箱の中にいてもこんなに違うのか…っていう感想が大きかった。
今は少し、昔よりも知識や経験が増えたからわかる。
もしも年収が今の10倍になったら
絶対に同じ生活はしていない。
たぶん、倍の時点で同じ生活はしていない。
体型と一緒で、毎日の生活習慣が今を形作ってる。
けれど、昔のわたしも
今と同じようにそこそこ勤勉で、
たくさん本を読み、
貯蓄の一部を貯金に回し、
決して散財するタイプではなかった。
じゃあ、何がいけなかったのか?
それは、使うっていう能力が足りなかったのだと思う。
もっといえば、自分を喜ばせるために使うってことがほとんどできなかった。
人が喜んでくれるのは、まだいい。
娘が喜んでくれそう♡とか
誰かへのプレゼント♡とか。
でも、自分を喜ばせる使い方が
本当に本当に下手くそだったってことに気づいた。
お財布の中にいくら入っていても
「お金が無い」っ
て思ってしまう貧乏人のマインドを持つわたしにとって、
そのうえ、
自分を喜ばせることをまるで拒否するような
生活をしてきたわたしにとって
理想とするお金に不自由しない人の暮らし を
自ら放棄しているのも同然だった。
だって、
自分が自分に
豊かになることを許していないのだもの。
今は、娘が猫を飼いたいと言っていて
そのために稼がないといけないので
そのマインドを矯正してる。笑
新宿NEWoMANにあるGARDEN HOUSEっていうレストラン。
本当に言いたくないけど、
昔、人に薦められて行ったことがあったの。
でもランチが2000円以上して
当時のわたしには高すぎると思って、
出てきてしまったという苦い思い出のあるお店。
今は、自分ご褒美に
回らないけど気さくなお寿司屋さんへ行ったりすることもあるので
2000円以上のランチがどうのって思ったりはしないけれど。
(でも上記の苦い思い出もあって、且つ最近読んだ本の影響もあって、こちらに足を運んでみた)
今日食べたのは、
松坂ポークのいちじくと黒酢のコンフィ添えとかいう、美味しそうなやつ。
2900円したけど、これが1番食べたかった♡
無難にスパゲティのランチコースにしたら
飲み物ついて2000円くらいで収まるのにって思ったけど、自分に打ち勝ったわ✨笑
しかも、赤ワインまで別で注文した。
飲みたかったから。
たぶん、なりたい人や送りたい人生は
今からでもきっとできる。
でもやっぱりいろいろ躊躇する。
わたしはネイルが好きだから、
本当はパラジェルに通いたいと思っているけれど、
1か月のネイルに1万だすのはものすごく拒否反応がでる。
(独身の頃は出していたけど、シングルで子どもがいる自分にそれを許可する勇気がでない)
今は月4000円くらいだから、
もう差額でお靴が買えるじゃん!とか思ってしまう。
もしメンターみたいな人がいたら、
パラジェルに通いなよって言われたりするのかな。笑
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