はじめての課長の教科書


その通りすぎる言葉が並びすぎていて、雑多なまとめになってしまった。普通の人にとっては本書の内容を1つでもできたらすごい成長したといえるのではないか。タイトルの通り対象は課長であり、そもそもエース人材を対象にしているためレベルが高い内容となっているのはよく考えたら納得。もう少ししてからまた読み返したい。


部下の人間性に興味を示すことはお金よりも重要

どっちも重要だとおもいますが、お金よりも重要ってのは言い過ぎなのではとは思いました。

上司の風格が大事な時代は終わり、現代は動き回る管理職が求められる時代だ

啓発書を読むとこういったトレンドを論じていることが多い。僕も昔はなるほどこういう人材にならなきゃ!って思っていたけど真に大事なのは流行においつくことではなくて流行という潮流を学び、自分のスタイルをその中でどう活かしていくか考えることだった。


コーチングの大前提は「問題の答えはその人の中にある」のを信じること

コーチングの本を読むとこれは必ず書いてありますね。


人事評価の結果は文書として半永久的に残され、将来の昇進の機会には毎回必ず参照される

弊社でも人事評価は点数化されているとも聞いたことがあります。人に点数をつけるな!といいたくなる気持ちはわかるけどそれなりに規模が大きい会社で客観的要素の一つとして点数が重要なのは考えればわかることでした。


客観的な人事評価を行おうとしている課長は実は少ない存在。こうした上司の元で働くと景気など自分の実力とは無関係のところで低い評価をつけられるからエース級の人材はそんな上司の下で働くことを嫌う

なるほどとおもったけどよく考えたら景気とか顧客の都合とかを考慮して査定するのが真に客観的な上司なのでは?


キーマンとの関係においてはギブ&テイクではなくてギブ&ギブくらいでちょうどよいのです

別の本で人間は相手にしてもらったことより自分のしたことの方を35倍よく覚えているという研究結果があった気がします。あげすぎくらいのマインドで特にキーマンには実際あげすぎくらいの方がちょうどよいのでしょう。


Aクラス社員というのは貪欲に「やらなくてはならない仕事」だけをかぎ分けてそれだけに集中する能力をほとんど例外なく持っています。

これ…ほんとにどこで学ぶんでしょうね…。僕の周りの優秀に見える人もやらなきゃいけないことをぱっと見つけてサッと帰宅していってました。


私の観察では、本物といえるような若手の部下というのは、控えめに言って生意気、はっきり言って無礼でかわいげのない人材であることが多いようにおもいます。彼らが無礼なのは明日の自分の評価といった近くではなくて、自社の将来や日本の未来といったずっと遠くをみているからなのでしょう。

肌感覚に一致するのと同時に、明日の自分の評価を気にしている自分の小ささが恥ずかしくなりました。ぶれないとか芯があるとかそういったところの源泉なんでしょうね。自転車で走りだせる人間は足元の小石のことなんてみてないんですよ。どうしたらこの境地になれるのかはさっぱりわかりません。


権威付けに必死すぎる人は醜いが、権威など意味ははいと言い切る人の言葉をそのまま真にうけるのは明らかにナイーブではないでしょうか。現実をみるべきです。

たとえくだらないとしても権威が人の態度に大きな影響を与えるといった現実から目を離してはならないそう。


「失敗を恐れずに~」などという決まり文句に踊らされてはなりません。いかなる勝負ごとの世界においても強いものは基本的なところでの失敗は絶対にしません。

弱点の克服は難しくとも、自分の負けパターンを知り、同じ失敗はテクニックで回避することは可能だからだ。自分のことを考えると、


膨大な英語ベースの情報を活用することができるかどうかで、仕事の結果に差がでるのは当然なのではないでしょうか。

うッ…その通りすぎる…。英語…勉強するかあいままで技術系の勉強に注力していた体で逃げてきたけど。やろうと思ってすぐにみにつくものではないので少しずつでもやるか。まずはVRChatで外人に話しかけることからはじめます(え)

社外勉強会などに参加することで、異分野の人と弱い絆を築いておくことはとても有用です。

(その通りすぎる…正論でなぐるのはもうやめテオ…)


自分のやり方を他人によって変えられることに強く抵抗するのが人間というものです。社内改革を指揮するためにはそうした人間の心の力学を学ばなけらばなりません。これに精通すれば世界中どこでも通用する人材になれるでしょう。


なにか一つの分野について専門性を持つことはビジネスパーソンとして生き残るための最低条件です。しかし一つの専門分野では必ず自分を上回る専門知識を持った人材が現れるため、少なくとも2つの分野について専門性を高め、それらの組み合わせによってユニークな地位を築いておけば、組織内において代替のきかない人材として認知されやすくなります。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?