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終の棲家note その1

そんなわけで、「かりすまいmagazine」からの進化形「かりすまい→終の棲家magazine」でございます。各noteは「終の棲家note」…うーむもっとほかの名前はないものかと思案中ですが。途中で名前思いついたら変えます。

10月22日に今のリフォーム済の自宅に引っ越して、早2カ月が過ぎました。

カメラの防湿庫を入れるつもりでサイズ測って依頼してあったコーナーに実は防湿庫が入らないという向こうの痛恨のミスを修理してもらい、今回全てとっぱらったエアコンも新しく購入して設置し、次男の部屋に本棚を購入し、そろそろ環境的には「完成」と言っていいかと思える今日この頃です。

あと、今まで使ってたプラスティックの引き出し(中身は学校で配られるプリントとかプリンタで使うコピー用紙などの紙類とか、自分用の電気ものの部品、イヤホンとかたまに使うコンデジとかワンセグ付きの前のガラケーとその充電部品とか…)、どの段もヒビ入ってるというビンボくさい状態だったので新しく木製の引き出しを注文しています。テレビ台に並べて、上にプリンタを置く予定(←すでに何かが破綻している…何故パソコンコーナーにプリンタ置き場を設定してもらわなかったのか(笑))。年内に届くといいな。

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こないだ、弟から「改築祝い」が送られてきました。

今頃なんだ?と思って現金書留封筒を開けたら、そこには思わぬサプライズが。

これ、平成元年に亡くなった父の直筆の御祝儀袋なんだそうです。

たぶん、どこかに届ける予定で書いたものの使わなかった…とかいう事情があったのだと思いますが、弟の家を新築したとき(その時点ですでに父はもういない)に母がこれでお祝いを贈ったのだそう。今回弟がそれを思い出して家中探して、「新築じゃなくて改築だけどそこはまあ」と送ってくれました。

若くして(といってもわたしが22、弟21…成人はしてたのか)父を亡くしてるわたしたち姉弟にとって、父の存在というのはちょっとした御利益あるお守りみたいなもので、それぞれに写真とかこっそり持ち歩いてたりしています。
父は字がきれいで筆まめだったにもかかわらず、わたしも弟も全くそのDNAを受け継いでいません。…母のDNA強すぎ。
この筆跡を見るといろんなことを思い出します。子供の頃新しい教科書をもらうたびに名前を父に書いてもらってた…というか気がつくともうすでに書かれてたこと(何しろまめだった笑)、店の品を贈り物にしたい方向けに「のし」をすらすら書いてたこと、しかもいちいち墨を磨って筆で。店の帳簿を入れてあった食器棚の一角に硯箱と箱型の5つ玉そろばんと鍵の壊れた金庫があって、…といろいろ懐かしい記憶がずるずる引っぱられます。どれもこれも今はもう存在しないのに、やけに鮮やかに細かく覚えてるものです。

わたしの家族は誰も父とは会ってないのですよね。子供たちは当然、夫すら。

なんだか不思議です。

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そんな感じで今回は家の話から遠ざかってしまいましたが、自宅リフォームに関する話題とその周辺をこのmagazineでは集めて行こうと思います。

また、おつきあい下さると嬉しいです。

今日は有料部分ナシで。


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