見出し画像

GOODBYE WORLDから考える創作活動を仕事にするという事

はい。こんにちは。ちゃんこです。
ゲーム実況チャンネル、ゲーミングちゃんこにて実況しました「GOODBYE WORLD」というゲームに関しての感想をつらつらかいていきます。

まず、「GOODBYE WORLD」というゲームは

目の前の現実、忘れてしまった思い、二人のクリエイターの物語。
「GOODBYE WORLD」はナラティブアドベンチャーです。ゲーム内で12ステージあるパズルプラットフォームゲームを遊びながら、ある二人のゲーム開発者の13話からなる物語を追っていきます。
プログラマーの蟹井(かにい)とグラフィッカーの熊手(くまで)は、専門学校時代に出会った。
卒業後、インディーゲームを作るため、就職をしない道を選んだ二人だったが、待っていたのは厳しい現実だった。
ゲームは売れず、バイトの勤務時間ばかりが増えていく…
もっと売れるゲームを作らなければと焦る蟹井に対し、熊手はある決断を下す。

My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より引用(https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000056857.html

創作活動を趣味とするか、仕事とするか。
創作活動をする多くの人は後者でありたい、と望んでいると思います。
私もその立場です。
しかし、一番長く楽しく続けることが出来るのは圧倒的に前者であると私は考えます。
実際に創作活動を仕事として頑張っていきたい、そう思って2年以上走り続けてきましたが、需要と供給を理解して行動しない限り、「本当に好きなことで楽しんで稼ぐ」という事の難しさを知ってしまったからです。

本作品では、そんな「好きな事」を仕事にしていきたい2人のクリエイターの話でした。
売れる作品と作りたい作品というのは全く違っていて、その二つが合致するのは本当に極まれなことだと思います。
主人公である蟹井は、専門学校時代、「作りたい作品」を「売れる作品」にしたいという気持ちでゲーム制作をしてきましたが、卒業後「売れる作品」を「作りたい」という気持ちになってしまい、本当に自分が作りたかったものは何だったのか、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいました。

これは蟹井だけが感じてることではなく、創作活動をしている全ての人がこの悩みに当てはまるのではないでしょうか。
私自身、今こうして実況動画やブログなど、いわゆる二次創作に当たるような活動をいくつか並行していますが、学生時代の蟹井の気持ちにとても共感できます。
学生時代の蟹井はいわゆる「やりたい人だけがやればいい」という精神でした。しかし、この考えでは全く仕事にならない、売れないというのが現実だと思います。
厳しいことを言うと、「天才肌にあこがれる凡人」、というのが蟹井の考えだと私は思いました。そういう私も完全に「天才肌にあこがれる凡人」です。

でも、そのような「好きな人が好きであればいい」という考えは長く続ける分には全く問題ないと私は考えています。
本当に売れたい、稼ぎたいのであれば自分の考えや創作性を捨て、流行に乗り、今売れている物の真似をすればいいだけの話だからです。
現在、YoutubeShortsやTik Tok等、短い縦長動画が流行っていますが、それらの動画のほとんどは似通った内容の物ばかりで、投稿者の投稿内容もバズった内容を繰り返すというのが現状です。しかし、このやり方はいつか飽きられるし、活動者もネタの限界が来てしまいます。
なので、本当に長く、細く続けたいという気持ちがあるのなら「好きな事だけ」を好きなように続けるというのが正しい創作活動の在り方だと思います。

その「売れたい」という気持ちが卒業後の蟹井は先行してしまい、自分にとっての楽しさというのを見失ってしまったことで、熊手との確執が生まれてしまったのだと思います。
売れるものと作りたいものは紙一重でもなく、全く正反対であり、矛盾を生むものであると私はこのゲームを通して再確認しました。

この矛盾を私はどのように捉えて、向き合っていくのか。
恐らく答えが出ない問いではありますが、長く続けていれば自分なりの答えを見つけるかもしれないので、これからも自分がやっていきたい活動を続けていけたらな、と思います。

ゲームの購入リンクはこちら↓

実況はこちら↓

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちゃんこに関する細かいリンクはこちらです。
是非遊びに来てください!

ここから先は

0字

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?