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違う冬のぼくらから考える見え方と価値観の違いという事

はい。こんにちは。ちゃんこです。
ゲーム実況チャンネル、ゲーミングちゃんこにて実況しました「違う冬のぼくら」というゲームに関しての感想をつらつらかいていきます。

まず、「違う冬のぼくら」というゲームは

きみとぼくの見ている世界は、ほんとうに同じだろうか。
認知の常識を問い直す、2人専用パズルアドベンチャーゲーム
『違う冬のぼくら』は2人プレイ専用のパズルアドべンチャーゲームです。プレイヤーはそれぞれ家出をした二人の少年となり、協力して壁を乗り越え、「どこか遠く」を目指します。旅を通して友達と一緒に、あの日の友情を取り戻しに行きましょう。

My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より引用(https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000068759.html

こちらのゲーム、二人プレイが必須のゲームで、プレイヤーそれぞれ見ている景色が全く違うという仕様になっています。
今回は一周目のプレイ感想になります。真エンドを含まないためご了承ください。(もう片方のプレイを視聴済みです)

まずプレイヤーが操作するキャラクターはそれぞれ家庭に少し事情を抱えている少年二人です。
彼らは10歳にして家庭の事情に振り回され、それぞれの思いを抱えて少し歪んだ友情を抱えているという印象がありました。
その歪みがそれぞれ見ている景色の違いに現れているのではないかと思います。お互いにお互いを羨んでいる事が彼らの見えている景色の違いだと私は考えるのです。
一人は「感情豊かな」少年
もう一人は「冷静な」少年。
互いに抱いている印象を「彼のようになりたいな」と思い、その思いが動物や機械という見え方の違いに変えたのだと私は考えました。
それが正解かどうかわからないですが、彼らの言動を見守っていくうちにそういう情がわいてきました。

そんな彼らですが、彼らが目指していた「どこか遠く」に向かう最中にトラウマを植え付けられます。
鹿の死体を見かけてしまったことです。
それを見かけてしまったために、彼らに何らかのトラウマが植え付けられてしまい、更に腐臭から発するガスにより気絶し、神隠し的な、白昼夢的な体験を彼らはすることになったのだと私は考察しました。
その経験は彼らに「見え方の違い」「価値観の違い」というのを覚えさせます。いわゆる認知の違いを認識するという事だと私は想います。
認知の違いを認識するという事は人間関係を形成するうえで必要不可欠であり、人を思いやり、理解するために大事な要素であります。
君と僕が見ている景色、つまり考えている事。これが違うと認識した途端、人は人に優しくなれるし、自分の考えをより深いものにさせるのだと私は想います。
これは10歳の少年にとっては非常に難しいことではありますが、成長するうえで必要なことだと思います。
そんな経験を彼らは不思議な世界ですることが出来たのだと思います。

そんな映画「スタンドバイミー」のような体験は彼らが抱えていた黒いものを吹っ切れさせたかと思いましたが、「ハル」という存在がより深く彼らの心に大きな傷を植え付け、彼らに溝を与えたのは事実です。
恐らくその部分は二週目の真エンドに隠されているのか、いないのか、それはあえて個人的に探ってみようかと思います。

こちらの作品、二人プレイ必須で、初見だとかなりプレイ時間がかかりますが、非常に作りこまれた作品です。
是非、ご家族やご友人と共に彼らの旅路を見守ってみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない思い出になると思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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