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グランディアⅡから考える信じる心が作る強さ

はい。こんにちは。ちゃんこです。
ゲーム実況チャンネル、ゲーミングちゃんこにて実況しました「グランディアⅡ」というゲームに関しての感想をつらつらかいていきます。

まず、「グランディアⅡ」というゲームは

新たなる世界への旅立ち その一歩が冒険になる
モンスター退治などを生業とする"ジオハウンド"のリュードと相棒の鳥、スカイは、グラナス教会からの依頼をきっかけに、世界を覆う巨悪を断つ旅に出る。
二人のヒロインに翻弄されながらリュードの壮大な冒険物語がドラマチックに展開!

Steamより引用()

本作品は多くのテーマがあり、様々な角度からの感想が書けますが、個人的に大きなテーマだと感じた「信じる心が作る人間の強さ」という観点から私なりの感想を書きます。

まず、本作のヒロインの1人であるミレーニア。
彼女は自分に自信があるキャラクターで、あまり人間を信じることができない女の子という印象でした。
しかし、ヴァルマーを取り入れる過程でリュードや他の仲間と関わることで、彼女なりに人間を信じる心が出来てきたと思います。
これは後にも言いますが、エレナとの関わりも大きくあると思います。
リュードを巡ってエレナと真正面にぶつかることで、エレナの気持ちの真っ直ぐさに影響を受け、最終的ににエレナのことを信じることが出来たからこそ、ヴァルマーに取り込まれた時にあのような行動が出来たのだと思います。
これは後述に繋がりますが、他人を信じることは、自分自身を認めることが出来る、という事を私は彼女から学びました。

次に、本作品の主人公であるリュード。
彼は、ジオハウンドになる前、兄との決別をし、村から追い出されてしまい、他人の優しさを信じることを出来なくなってしまった男の子です。
しかし、エレナの優しさと優しくなっていくミレーニア、そして周りの仲間と共に旅をしていくうちに心を開き、他人の優しさを素直に受け止めることができるようになりました。
終盤の展開で、彼がヴァルマーに支配されなかったのは優しさを信じることが出来るようになったからだと私は考えます。
他人の優しさを信じることで、自分も他人に優しくできるようになるというのを私は考えさせられました。

そして、本作のヒロインの1人であるエレナ。
彼女は本作のテーマを表したキャラクターと言っても良いくらい重要な立ち位置にいると思います。
エレナは、敬虔なグラナス教徒で、絶対悪であるヴァルマーを信じることが出来ませんでした。
しかし、旅の途中でヴァルマーの翼であるミレーニアの存在が自分の中にあることを知り、そして無宗教であるリュードやマレッグなど、仲間と共に世界の広さを知り、この世は絶対悪も正義もいなく、本当に信じるべきなのは信じたいと思った人や心である事を知り、自分自身が抱えてるミレーニアを受け入れることが出来ました。
ここで大事なのは、エレナはミレーニアであり、ミレーニアもまたエレナであるということです。
ヴァルマーもグラナスも元々人間が抱えていた負の感情と正の感情であり、エレナはヴァルマーの翼に取り込まれたことにより、ミレーニアというもうひとつの人格が生まれてしまったのではないかと私は解釈しました。
この、自分が抱えている負の感情というのは、エレナにとっては抱いてはいけない感情であり、だからこそ最初はミレーニアの事を受け入れることが出来なかったのでは無いかと私は考えます。
しかし、エレナは多くの経験を通して自分が本当に信じるべきもの、信じる心という事を学び、最終的にはミレーニアを受け入れることができたのではないでしょうか。
自分が抱えている負の感情を受け入れることは自分自身を信じることになり、結果多くの人を信じることが出来るようになるのではないかと思います。

ここまで主要人物3人について書きましたが、私個人的にこの作品の大きなテーマは「信じるべきものは自分が決める」というところにあると思います。
この時、心の拠り所にする存在なのではなく、自分の考えを導き出してくれる大きな存在というのが大事なのではと思います。
本当に大切なのは自分がどう思うか、なのだと私は考えます。
この作品を通して、自分が信じたいのはどんな存在なのか、という事を見つめ直せました。
彼らのように直ぐには見つからないけど、自分をもっと大事にしていけるように、いつか信じる心が強さを作れるように生きていきたいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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是非遊びに来てください!

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