24-7-8_眠れる森の美女(1959)_メモ

感想

・主人公は妖精達だよね。ずっこけ3人組。国王も含めてちょっと間抜けすぎて突っ込みが止まらないけど、コミカルな会話が多くて楽しかった。
・結果的に王子と姫として結婚したけど実質は自由恋愛だよね。王様に姫と結婚するって決まってるから森で会った女の子と恋愛だなんて許さん!って言われたときのフィリップ王子の「古いなあ。今は14世紀ですよ」ってセリフは特に印象に残った。
・マレフィセントがめっちゃ格好いい。正に悪の女王!ってかんじ。独特だけど品のある見た目!緑と紫の炎!稲妻!最後ドラゴンに変身するところはマジ最高格好良い。でもあんな災害レベルの強い魔法が使える割に呪いは16年後に姫ひとりを殺すだけだし、単に姫の誕生祝いに招待されなかったことだけに対してちまっこい嫌がらせをしただけに思う。国民全員眠らせた妖精3人組の方がやばいだろww
・前作のわんわん物語(1955)までと比べるとだいぶ作画変わったね!なんかシュッとしたな。前のも好きだけどこっちも好き!

印象に残ったシーン

オーロラ姫誕生祝賀
国をあげてめっちゃ盛大に祝ってた。何百人もの兵隊が「オーロラ姫万歳!」って歌いながら行進して道化もバク転してるし人々も着飾ってお祝いムード。海外で王子姫が生まれるとこんなんなんか…?って思って調べてみたらこんな盛大な国民祝賀は珍しくて、王室とか報道陣とか一部の人でひっそりやるのが普通らしい。
この王国ももっとひっそり祝ってれば少なくともここでは姫が呪われることもなかったのかなーとかちょっと思った。

初めてオーロラ姫を見たときのフィリップ王子の顔ww
隣国の王子が将来結婚させられるって知らずに生まれたてのオーロラ姫をのぞき込むんだけど、すっごい顔をしかめてたww 生まれたての赤ちゃんを初めて見て、猿みたいだなぁとかって思ったのかな?
どういう気持ちだったかすごい気になるw

王様が国中の糸車を燃やしてるときの妖精達の会話
糸車を燃やす王様に「ばかばかしい!」「まあお茶でも飲みましょうよ」「マレフィセントを説得する?良い人かもよ」「悪い人よ」「姫をお花に変えちゃう?花には指が無いわ」「可愛い花になるわよ!」「霜で枯れなきゃね」「まあ…」とか楽しい会話

オーロラ姫16歳の誕生日を祝う計画を立てる妖精達
妖精達が当たり前のようにテーブルの上に座るし、姫の教育はどうしてたんだろう。作法とかなんにも知らなそう。それに本を見ながらケーキも作れないし服も作れないし。。。赤ん坊のときに16歳までに必要な服とか全部持って行ったのかな?

王子を怪しがるオーロラ姫
帽子をマントを取ってきて姫と踊る動物たちが可愛い。
そして突然現れて気づいたら手を取り一緒に踊ってた知らない男性。「夢の中で会ったじゃないか」は怖すぎる。イケメンじゃなかったら絶対逃げられてたな。

最後フィリップ王子とオーロラ姫が踊るところ
王様の質問無視してふたりで勝手に踊りだすの好き。前に踊ったときの続きって感じが良いよね。
そして青とピンクに交互に色が変わるドレス美しいなぁ。

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