人狼のセオリーって何だ?

深夜の2本立てでお送りします。巷で溢れる人狼のセオリーについて、色々と解説していきたいと思います。

①280
いわゆる、初日結果白通知のジャッジメントの一般的な9人村において「不公平感がないように280秒で結果出しやCOを揃えよう」というセオリー…というより進行になります。対面でいう「今日占い出す?」「出そう!」「んじゃ、出てください!3、2、1」みたいなノリですね。確かに公平感は出ると思うので否定はしません。
ただし、出るやつはさっさと出ると思うので、揃える意味は未だによく分かってないです。つーか連ガありならつべこべ言わずに出ろ。

②「狼早吊りゲームではない」
17Aなど狼が3匹以上いる配役でたまによく言われるであろうこの言葉。「狼は吊らなくて良い」などという言い訳ではありません。
狐入り配役では、狼よりも狐を優先して殺害しておかないと村側の勝利はありません。この際、見えている狼を飼い、グレーを吊ることで、占い師が「これから占う場所」を狭める意味があります。占い結果が残れば、仮に噛まれてもリカバリーが効きやすいんです。そのまま狼を吊って占いが噛まれると、中身不明のグレーが1つ広くなります。2陣営村は割と人外を真っ直ぐ吊って良いので、特にこのセオリーは当てはまらないです。
たまに「役職っぽいところを守るため」と勘違いする人もいますが、そんなことで死ぬ狩人のことを、僕はあまり考えないことにしています。

③2-1、占いは真狼
12Bの人がたまに狂ったように口癖で騒ぐこの言葉なんですが、狂人でも持ち前のセンサーで対応位置を絞って銃殺対応する僕には関係のない話です。
仲間狼を囲っておくことで不用意に狐を囲わないこと、白出したところで狐を囲ってないか確認噛みを入れられること、噛み先で銃殺対応ができることなど、いずれもメリットはありますが、占い師が2人いて狂人交じりを否定する要素ではないです。メリットが多いというだけで決定的な要素足り得ません。何なら、狂信者は狼位置分かっててなおさら絞りやすいから、結構対応の難易度は下がります。

④貫通
笑ってはいけません。時には必要な行為です。いわゆる決め打ちみたいなものです。
COを聞かず、狩人でも構わず吊る場合というのは、ライン戦をする際に結構出くわします。ただ、昨今では霊能のローラー&狩人保護が主流であることが多く、貫通(笑)を見かける機会は少ないでしょう。そもそも、仕様の違うるる鯖なら、初日グレランで生き残れない狩人がふわっと吊られていることもあり得るので、これも貫通ってことで…

⑤霊媒決め打ち
霊媒も決め打つなら占いも決め打とうや。「信用の高い占い師とラインが繋がった霊媒ごと真で決め打てば、白が2人分残るのと同じ効果が生まれる」というのがライン戦のメリットで、霊媒決め打ちもこの進行の下で実施されやすいです。あくまで占い師の付属品っていうのはこういうことです。霊媒の役割は、時に「占い師の真贋を見ること」、時に「残り狼数を管理すること」ではありますが、どうしても占い師の情報より1手遅れます。特に狼自身は霊媒結果については予想の範囲内で動くことができるため、殴り合いによる信用勝負がプレイヤースキル依存になります。
ただ、人数や吊り縄数の少ない村でラインなんざ見る余裕はないんじゃ!って場合は決め打ちに迫られるやもしれません。

⑥作戦
作戦の中身を考える分には楽しいですが、「何の要素を拾う目的でやるのかを考える」ことが前提です。作戦だけやっといて投げっぱなしでは、レクリエーションで吊り先を決めてしまうことになり、これは人狼じゃなくなります。後付けでも良いので、作戦から考えた結果や推理、結論を導けるよう努力しましょう。

以上、6つのセオリーについての所感を書き連ねました。あくまでいちプレイヤーの基準でしかないですし、理論が分かっていても、実践でその通りに考え、推理できるプレイヤーはなかなかいません。僕もだいたいできてないので適当ぶっこいてます。作戦は「なすがまま、なされるがまま」で、見切り発車で突っ込むがーみーでした。

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