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【FHD60fpsキャプチャ可能】1000円キャプボの後継、2000円キャプボを買った

こんにちは。ゲーム好きの和菓子(@AT12806379)です。
皆さんは、かつてコロナ渦でリモートワークの必需品として話題となった「1000円キャプチャーボード」を覚えていますでしょうか?
zoom等のオンライン会議で良いカメラを使う際には必ず必要になり、数万はくだらないキャプチャーボードがわずか1000円で手に入ることから大きな話題となり、いまやamazonでも購入できるほど浸透しました。
ですが、1000円というのにはやはりワケがあり…いくらか弱点もあったのです。
それから数年が経ち、それを解決しつつほぼ同じ価格帯を維持しているキャプチャーボードが登場していたので、秋葉原に買いに走りました。

この記事では、新旧激安キャプボの違いを軽く解説しながらレビューしたいと思います。

スペックを比較しよう

新旧激安キャプボを比べるにあたって、まずは内部的のチップや接続規格の比較です。

旧キャプボ
搭載チップ: MS2109
画質: 720p60fps,1080p30fps(MJPEG) 1080p5fps(YUV2)
音声: モノラル(ただしステレオ化手順あり)
接続規格: USB2.0
価格: 1000円(ただし最近は値上がり傾向にある)

新キャプボ
搭載チップ: MS2130
画質: 1080p60fps, 2160p30fps(MJPEG, YUV2)
音声: ステレオ
接続規格: USB3.2
価格: 2000円(秋葉原にて2380円を確認)

内部チップがMS2109からMS2130へ変わり接続規格がUSB3と高速に、JPEGノイズが乗るMJPEGでなくともフルHDかつ60fpsでキャプチャできるようになっています。

…旧キャプボでUSB3対応を謳っている製品がaliexpressやamazonに散見されますが、あれは全部「青いだけのUSB2.0端子」なんですね。
故に(他のレビュアーも仰られてますが)新キャプボで売り文句にされている"True USB3.0"はそれを自白しているという…w

また旧キャプボのオーディオは、mono-to-stereoを使用しないと96khzモノラルになるというわけわからん仕様でした(おそらくこれのせいでチップが安く売られたのでしょう…)が、新キャプボはただ繋ぐだけでしっかりステレオでキャプチャできます。

とまぁ、内部チップが変わりしっかりカタログ通りのスペックになったと表現するのが適切でしょうか。

実際にキャプチャしてみた

視聴される方は、1440pに設定しておくとより綺麗に観られるはず…!
OBSの録画設定は1080p,60fps,ステレオ,BT.709のフルレンジです。

正直画質もフレームレートも申し分ないと思います。
HDMIスプリッタ等のパススルーの手段を用意すれば、リアルタイム配信も十分できるかなと思います。

まとめ

思っていたよりかなり実用的かつ安価でおすすめです。
ただまだ出始めて一年も経っていない商品なので、秋葉原以外ではaliexpressくらいしか確実に売っておらず、amazonで購入する場合は旧キャプボを掴まされないように注意が必要です。

Xで検索をすると、ipad等での利用例や新キャプボのamazonのリンクが出てくるのでこれを要チェックかなと思います。

このキャプボも含め、"どれくらいの予算があればSwitchを配信できる環境が作れるか"という記事を今後数回に分けて執筆予定です。
お楽しみに!

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