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今の環境で全能ゼンノーは本当に必須なのか

まずはこれを見てほしい

今現在の【全能ゼンノー】の取引価格である。
もういろんなYouTuberやDM有識者の間でも言われ尽くしていて今更感しかないことだと思うけど、あえて言わせてほしい





高くない?

この記事で語ること

「ゼンノーが高い!」「必須レベルのカードが高すぎて初心者が始めにくい!」「そもそもgrのsrの封入率云々」みたいなことはもうDM YouTuberの皆さんが言い尽くしているので、もうそこについては何も語りません。
そこで僕が今回考えたいのは
「ゼンノーは果たして本当に必須カードなのか?」
ということです。
本当にgrを使う全てのデッキに入るのか?なんとかして弱点をこじつけることはできないか?
試験前の貴重な時間を賭して綴った記事です、是非最後まで見ていってください。

環境から考えるゼンノー

「全能ゼンノーというカードが必須である」という仮説を否定するために、まず必要なデータは間違いなく「cs結果」。
では、直近のcs(閣裁定変更後)の結果をみていきましょう

11\24
8ドラグナー
6バーンメア
5レッドゾーン
3水魔導具
2カリヤドネ、ギャラクシールド、ヴァイカー、ドギラゴン閃
1デッドダムド、オーラ、邪王門、ハンデス、万軍投モモキング
11\18
7ドラグナー
5カリヤドネ
4バーンメア
2ギャラクシールド、レッドゾーン、デッドダムド、オーラ、邪王門
1ヴァイカー、ナウオアネバーループ、オールデリート、火光カメカメン、ジョラゴン、ヴァリヴァリウス、ゼロルピア

引用元:Twitterコバさん@kyubu16to1

やはり多いですね、ドラグナー。ラッカが規制されたと言ってもハムカツやデイガ、緑を加えたリースドラグナーなど様々な型があるようです。
続いてカリヤドネバーンメアバイクと、いろいろなデッキが入賞していてとてもいい傾向に見えます。
ではここで、名前が出ているデッキの中でゼンノーが刺さりそうなデッキをピックアップしてみました

ドラグナー(全般)
バイク
バーンメア(全般)
ヴァイカー
ドギラゴン閃
デッドダムド
旅路ジョラゴン
マグナモモキン
オールデリート(ダンダルダ型)
ヴァリヴァリウス

はい。だいたい全部に刺さります。

また、ここには載っていませんが、赤単バルガ、零龍ギャスカ、NEXチェンジ、クラッシュ覇道などにも撃刺さりします。


・・・・・・

まあ、環境に刺さるデッキが多いからと言って必須というわけではありません(暴論)では、次は全能というカードの弱点について考えます。

考えうるゼンノーの弱点

完全無欠のルールブックと言えど、よく見れば弱い部分もあるはず、あるよね?
では、考えうるゼンノーの弱点をピックアップしていきます。

パワーが2000しかない
GRクリーチャーなので安定感がない
4コスである
1打点しかない
コスト5以上の光または水のドラゴンではない
無色である
イラストがキモい

ふう、出そうと思えば出るもんですね(やけくそ
やはりこのカードも話題性だけで値上がっただけのカードだったのでしょうか。
それぞれの理由をみて行こうと思います。

・パワーが2000しかない
これはかなり致命的な問題で、ブレイズクローやクルト以外のほほ全てのクリーチャーにパワー負けしてしまうのです。
やはりゴクガロイザー理論で、パワーの低い設置型クリーチャーは弱いということは既に証明されているので、これはかなりのディスアドバンテージになりますね。え?だいたいオーラで傘増ししてるって?……

・grクリーチャーなので安定感がない
これもかなり致命的な問題です。
これにより一発目のgr召喚でうまいことゼンノーを出さなければ負け、出せれば勝ち、のような運ゲーが始まってしまう可能性があります。これもガチャレンジクリーチャーの宿命なのでしょうか…え?だいたいのデッキは大量にgr召喚するから関係ないって?………

・4コスである
これもかなり致命的な問題です。
4コスというコストは、同じgrクリーチャーである富士山ックスMAXやダンダルダ、天啓、潜水艦ちゃん、ルッキンなどと同じであり、またシャッフ、ヴェルデ、ウマキンなどの有効打点とも被っています。つまりこいつが4コスであるが故にシャッフセブンスセブンなどで、大きな被害を受けてしまう可能性があるのです。

・1打点しかない
あれだけクソ雑魚クソ雑魚と言われ、デュエプレですら使われていないボルシャックドラゴンですら二打点もっているにもかかわらず、∞ブレイカーやワールドブレイカーなどが台頭する現代デュエマで、1打点しかないというのはもうこれはクソ雑魚と言わざるを得ません。
唯一擁護する可能性があるとすればsstを避けることができることくらいですね

・コスト5以上の光または水のドラゴンではない
これに関しては言わずもがな、この最強ルールブックにはミラダンテⅫにチェンジできないという致命的な弱点があります。
強すぎて殿堂入りにまでなったミラダンテⅫにチェンジできないというのは、これはもう擁護のしようもないディスアドバンテージだと言わざるを得ません。

・無色である
まずはこのカードを見てください。

そう、希望のジョー星です。
このカードはカードの文明を無くす、という意味のわからない効果によって、出すだけでさまざまなデッキをタヒへ追いやります。
もう、賢いDMPの兄貴達ならお気づきでしょうか?そう。この全能ゼンノーというカード
「最初から文明を失っている」のです
ジョー星が強いのであれば、文明を失ったクリーチャーが強いわけないだろ!いい加減にしろ!

・イラストがキモい
まず前提として、デュエル・マスターズは小学生向けのTCGです。
こんな現代アートのようなカードを当てて喜ぶのは金に汚れた大人か変態だけで、小学生が嬉しいはずがありません。(このカードをデザインしてくださったイラストレーターの方、すみません。)

以上が、考えうる全能ゼンノーの弱い点ですね。八割以上こじつけです。
まあいつ出しても強い万能カードではないということは伝わったと思うので、まとめに入って行こうと思います。

まとめ

まず、最初に提示した今の環境で全能ゼンノーは本当に必須なのか、という問いですが…




 





必須です!
GRを使うデッキには1000%入ってきます!


しかしこれは「今の環境」で考えた結果であって、どの環境でも必ず必須かと言われればどうかはわかりません(最低限の抵抗)
今の環境は上でも書いた通り、バイク、ヴァイカー、バーンメア、ドラグナーなどSAやマッハファイターで回していくデッキが非常に多く、それ故にゼンノーの刺さりも非常にいいです。
ただ、「全能が買えないからcsは出なくていいや…」などと考える必要は一切ありません!

では、これから全能が買えない一般農家兄貴たちのために、救済方法を僕なりに考えたので最後に書いて行こうと思います。

全能を抜ける可能性のあるデッキ

では、今の環境で全能が板構築に入っているものの、抜ける可能性のあるデッキを紹介します。

・旅路ジョラゴン
このデッキにおいて全能が抜ける可能性のある理由は、ズバリ強力なcip効果を持っていないからです。
先程は冗談で書きましたが、ジョラゴンにおいては現実味を帯びてきます。
まず、このデッキでgr召喚をするカードはジョルネードバンオクロック、等ですが、それぞれ出すタイミングが違います。(オーバーロードは最近入ってこないので除外します。)
バンオクロックは序中盤の潤滑油、ジョルネードはジョラゴンからの捲りとして使うことが多いです。
例えばジョラゴンからジョルネードでgrを捲る場合、全能などのカードがめくれても特に意味はありません。つまり、ジョルネードからまくるgrには強力なcip効果による爆発力がが求められるわけですね。
それでは参考リスト

(メインの方はたくさんの方が紹介しているのでそっちを参考にしてください)
強力なcip効果を持ったgrクリーチャーを中心に詰めました。

・クリスマⅲ
バンオクの捲りで引くと強力です。序盤の1ブーストも強力ですが、ベアシガラを抜いた場合デッキ唯一のマナ回収になります。
ジョラゴンアタック中の後続を補充する意味でのマナ回収も強力で、序盤は紙切れと化すデッドソードマンハッタン旅路などを回収でき、序盤の動きやすさが段違いになります。

・ぽくたま
対ヤドネ最終決戦兵器です。旅路も刺さりますが、序盤はバンオクからの気合でめくりましょう。さらに二枚トムライを入れる択もありです
ジョラゴン中に捲れたらゴミですが、ヤドネが辛すぎるので泣きの二投。

・ゴッドガヨンダム
ジョラゴンでめくって一番強いカードです。ジョラゴンのストックを貯めるだけでなく、序盤の手札補充にもなります。正直こいつ12枚入れたい。

・バイナラドア パッチネーター
バイナラは序盤に引くとゴミですが、終盤に引くと強いので一枚。パッチも同様に、終盤引くと弱いので一枚。

・マウント富士山ックスMAX
最強カードです。基本的に相手の全能を焼くのに使います。
基本的にどこで出ても強いので二投。

・ガンマスター
最強カード。3ターン目に旅路を着地させる可能性を持っています。
またアタック時の手札捨てもジョラゴンストックを貯めるのに使え、どこで出ても最強です。

ジョラゴンをアンタップするマシンガントーク、旅路にチェンジできるアバレガンなどもアリです。
不利対面をメタるよりも、通常の対面で安定して勝てる構築に寄せると、全能は抜けていきます。

最後に

上記の通り、旅路ジョラゴンに関しては、全能が入らない可能性があります。
なので、脳死で「ゼンノー最強〜どのデッキにも入るわぁ〜」とは思わず、常に新しい可能性を探り、勝利と節約に貪欲な姿勢でいましょう

最後に、こんなクソ長くて拙い文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

次回は12月4日のcs後にお会いしましょう


それでは🏃‍♂️

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