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ガチャ楽しいですよ

ガチャを回すのは非常に気持ちがいいです。
つい最近もイベント期間限定のガチャを回し、すでに目的のアイテムが手に入っているにも関わらず回してしまいました。

今後、期間限定ものがあって運が悪い時も来るでしょう
そのためには貯めて置かなければとは分かっていたにも関わらずです。

理由は2つ、爽快感とTwitterです。

まず爽快感ですけど、クリック1つで結果を得られます。
レベリング周回などでマンネリ感が募っているとこれが効きます。
作業化した周回で悶々と、少しずつ経験値が溜まって前進しているはずなのに行き詰まりを感じてしまいます。
その中でシュババババっと瞬間的に成果を得られるガチャをすると爽快感があります。
乾いた喉にビールを流し込むような気持ちよさでしょうか。
加えて排出率が低いレアなものが出てくると、長い苦労をさも乗り越えたかのような達成感(気の所為)を与えてくれます。
ただボタンをポチッと押した一瞬にですよ。

次にTwitter、というよりネタの投稿用ですね。
「なんかみんなやってるし」といった感覚がありました。
Twitter含めて発信系のコンテンツは高頻度の更新を勧めていますし、アカウントがあるならやっといた方がいいという強迫観念です。
当たっても外れてもネタになるから、だったらネタは確保し続けなければならないという気がありました。

最近も惰性で回していたのですが「次のイベントで運が悪かったら大変だな」と思い途中で頭冷ましてガチャから離脱できました。

そもそもイベント前には「来年くらいにはまた実装されるから逃してもいいか」という心構えだったのにすっかり忘れていました。
ガチャの手のつけやすさと結果の即効性は予定や思考といった理性をぶち壊すだけの気持ちよさがあります。

ガチャが気持ちよかったのは確かです。
とはいえビールと同じで何度もおかわりすれば気持ち悪くもなります。
一口目はおいしい、これは認めなければいけません。
引き際さえ見極めればガチャは気持ちのいい娯楽として遊ぶことができます。
自分みたいにしくじったとしても、多少であれば失敗談としてこうしてネタにできます。

ガチャは遊び道具としては楽しめますが、ガチャやそれに取り巻くイメージに取り込まれると苦しく身を滅ぼします。
ガチャの中毒性に身を沈めて、理性をぶん投げて気持ちよくなる。
あくまで一休みとして、一口飲んだら後どれだけおかわりするかは決めておくと丁度よく楽しめるでしょう。

もしくはこれだけは絶対に必要というものを決めておくことでしょうか。
自分はアズールレーンでは加賀が手元にあるせいで余裕があるのかもしれません。

ガチャとは少し違うかもしれませんが、ドロップ率が低いのに「自分の手元に来て当然だ!」という感覚も分かります。
ただのイチャモンですが、自分も加賀がドロップしなかった時に期間を決めてアンイストールしようと考えました。
アズールレーンを始めた理由の加賀が手元に無いのに、ゲームを続ける意味があるのかと思っていました。

先に進んで高レベルになってから低燃費周回をするべきか。
いやしかし、加賀と一緒に進めないこのゲームに意味があるのか。
あと1ヶ月出なかったらアンインストールしよう。
いやしかし蒼龍改の衣装キレイだなぁ。
アンインストールはともかく、1ヶ月後に再検討はしよう。

体感で100週くらいした所で加賀がドロップしたわけで無事1年近くアズールレーンを続けています。

「1年先ぐらいになったらまた実装されるだろう」
自分がこれまでプレイしたソシャゲは大体そういう風に待てば入手期間が訪れるものばかりでした。
ゲームを始める理由も手元にあるので、恐らく他のプレイヤーよりも大分気持ち的に余裕があってプレイできています。

理由が無い娯楽は苦しくなります、止めたくなります。
ガチャは即効性がある興奮剤で、とても気持ちよくなって楽しくなります。
ガチャ、ドロップ率という低い確率という高い障壁を乗り越えると爽快感があります。
ただ一時的なもので、すぐに快感が麻痺していきます。

余裕がある時のガチャは楽しめます。
ガチャで遊ぶ、自分の気持ちよさをコントロールしている限りでは楽しんでいられます。
入手できるべきだ、出ないのはおかしい、とガチャにコントロールされてしまうと気持ち悪くなります。

ガチャで遊ぶと楽しいです。
ガチャに遊ばれないように気をつけている限りは、気持ちよくなれる玩具です。

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